2012/03/31

confusion

「CONFUSION」という単語はこのレコードから覚えた。グレッグ・レイクが歌い上げる「エピタフ」である。いまわが国の政治はこのコンフュージョン真っ只中である。僕は今もって消費税の増税に反対する人の理論的な根拠がわからない。政治家の意見が「増税はいやだ」という単純な発想では情けないからそんなことはないと思うが、自民党も国民新党も民主党の小沢派も何を考えているんだかわからない。こんな状態では「維新の会」に根こそぎ持っていかれてしまう恐れがある。要は既存政党では改革は無理だと思い始めている。僕もそう思ってきている。こうしたら税収はまかなえるという代替案を出せずに反対ばかりしている。

NIKONのめがね



別に頼まれて宣伝するわけでは決してありませんが僕のめがねのレンズはすべてニコンの最高級品である。これには理由があって、昔勤めていた会社の専務が実に優れたお方でいろんな意味で教えられたことが多かった。理科系の方で、その専務のめがねのレンズはニコンであった。専務曰く「やはりレンズはニコンがいい。いろいろ調べて比べたけど圧倒的にいい」と言い切っておられた。その言葉がインプットされてしまっていて、もう条件反射のように「レンズはニコンで」と指名していまう。

2012/03/28

Golden Circle Stockholm

スウェーデンでのライブといえば真っ先にこれを思い出した。僕はジャズはほんまに表面だけしか知らないので、これぞ名盤(持っておくべきだ!というキャッチフレーズに弱いもので)というものだけ一応揃えている。分からないながらよく聞いている1枚。JAZZを分かるという表現もおかしいですが。好きな1枚。真っ白な雪景色が寒う・・・という気になる。雪の中の黒人という図案が気に入ってます。

2012/03/27

SWEDEN

スウェーデンといえば北欧の福祉国家で国旗も美しく、日光浴の国で、実にいいイメージがつきまとういい国です。そうそうノーベル賞授与式もこの国の代表的なセレモニーになっている。中国の威嚇にもめげないし確固たる凛とした姿勢が「ほんまにカッコええやん」という印象を僕は持っている。最近「ドラゴンタトゥーの女」という映画を見た話は書いた。まずはハリウッド版を見て次に本国版も見た。その印象はスウェーデンもある意味同じ人間という気がしてまあそんなもんかという気持ちで、そんなにおとぎの国みたいなのはないよなあ。でも別の意味で実際の姿がアピール出来たのはあの本が売れたからだ。で他に知っているスウェーデン人はと考えたらこの人を思い出した。ビルエバンスとのデュエットである。でも今にして思えばストックホルムにはジャズ・ミュージシャンがよく出入りしていて、ライブ版とかあるよなあ。支離滅裂です。

2012/03/26

T bone steak

書いていることと写真が一致していなくってすみません。昔、ブルースをよく聞いている頃、「Tボーンウォーカー」というブルースマンがいて何枚かレコードを持っている。Tボーンって何?って思ったことがあって、ブルースマンの由来は忘れたけど、その時「Tボーンステーキ」というものがあって、ロースとヒレを同時に味わえるということで一度は食ってみたいと思いながら長~い間食べたことがない。

2012/03/25

シャトーブリアン

愚痴ばかり言っていても仕方がないのですが、本当にこの日本はどうなっていくのだろうといつも気になっている。回復の方程式というものが浮かび上がってこない。日本の賃金が高いといわれている。それじゃあ世界的にいくらくらいの水準で、「その水準に見合う産業」って何なのかが全然見えない。たとえば高付加価値産業の見本みたいな「世界の製薬会社」に国家レベルで「研究開発国家」に変身していくとか、「賃労働が主役の時代」はとっくに日本では食えない時代になっているのに、それを維持しよう(具体的には安い値段でしか売れない製造工場を維持しよう)という涙ぐましい努力が抜本的な回復を遅らせているという悪循環に陥っているような気がする。


2012/03/24

愚痴

最近、御堂筋界隈はリクルート姿の学生で賑わっている。まだ4年にもなっていない学生がうろうろしている。当然勉強はしていない。就職難だからこれから1年間ほどうろうろする生活を強いられる学生もいることになる。こういうのって実にもったいない時間だと常々思っている。1年間真面目に勉強したら後々役に立つことが結構学べる。なぜ大学は企業に4年の年明けつまり卒業する年の1月からくらいから就職試験をするように要請しないのだろう。断言できますが就職活動なんてほとんど役に立たない。こんな経済事情が悪くって就職できなかったからといってまず個人のせいではない。景気がよければアホでも採用するのだから。こんなご時勢で就職先が決まらず自殺するような学生が出たら不憫で仕方がない。前日に書いた大学生が勉強していないのは勉強しなくていいように世の中がしているからだ。それで猛勉強している外国からの留学生に負けて当然。なんかおかしいですよね今の日本は。
なぜかサーロインステーキです。食いたいなあ。






2012/03/23

Japan as No.1

こんな本があったことを思い出した。むかし買って読んだ。かっての栄光だと懐かしがっていても仕方がないですが。この頃から今までの変化を考えてみると、直感的に思うことは、大学生が勉強しなくなった。高校生も勉強しなくなった。当然中学生も。なにせ「ゆとり」とかで勉強させなくなった。 卒論のいらない大学が増えた。フリーパスで入れる大学も増えた。エスカレータで大学までいけるのを売りにする付属〇〇が増えた。大学がタレントを使って客引きをするようになった。やっぱり大学というのは孤高の姿がないと魅力がない。子供が出来て子供が中学の頃に社会関係の教科書を見て驚いた。「こんな教科書でよう日本を良くしようという志が熟成されるのか???」と正直思った。自虐的教科書、あれは子供に読ますべきでないと思って「読まなくっていい」と言った。事実を教えることに反対はしない。それを教えた後のケアの方針が全く見えなかった。ただ周りの国に言われるから教科書に書きました「これでいいですか」っていう教科書で無責任であると思った。個人的にはたとえば上記のようないろんなことが日本を駄目にしてきたと思う。もう一回やり直しができるのかな。きわめて不安である。




1970年3月

42年前の3月に大学に受かって、これから好きなことが出来ると思って、何をしたかを思い出してみると大したことはしていない。まあお金はないけど暇はあるということで、当時の深夜放送「ヤンリク」を聴きながら小説を読んでいた。吉川英治の全集を友達から借りてきて「神州天馬峡」(こんな字だったかな)」「三国志」「親鸞」を読んだと思う。無信心の僕が意外と親鸞のことについて詳しいのはこの小説のおかげである。代表作の宮本武蔵、私本太平記、平家物語は高校の時に読んでいたから、まあスタートから俗人路線である。音楽は全くの洋楽かぶれだったがヤンリクは歌謡曲が多く、この「予約」という歌をずっと覚えていた。ネット社会になるまで歌手の名前も思い出さず、ある部分のみが記憶の中にあったのだが、ネット社会の恩恵はこの辺りになると素晴らしい。歌手もわかりユーチューブで再現までしてくれる。今聞いてもなかなかの佳曲であります。



2012/03/22

ROCK BOTTOM UFO

UFOというへんてこなバンドがあって、2枚くらい(正確には3枚らしい)LPレコードを出して消えたと思っていたら、実にいい感じのバンドに変身して再登場してきた時の衝撃のアルバム「現象(フェノメノン)」、ジャケットはヒプノシス。僕はこの中の「ロックボトム」が大好きでしたね。


2012/03/21

イースター島

昔、イースター島に行くのが夢だった。そんな夢を持っていた同世代は多い。最近では周りに行ったことがある人が少なからずいるようになって来た。この写真も行った人が送ってくれたもの。ツアーがあるらしい。もうお金さえあれば行けない所はないのかもしれない。しかし人間って不思議なことをする生物だと思う。何のためにこんなもの作ったのでしょうか??

2012/03/19

維新

維新の会が人気で自民も民主も苦りきっている。個人的には面白いと思っている。ちょっとやりすぎではと思うことも多いけども今までの政治家にはなかった切り口で新鮮である。もう人気で負けたら「ファシズムだ」「ヒトラーだ」と誹謗するのは情けない。まずわかりやすいのが一番。国旗・国歌の話でもそれほど最敬礼する人間ではないけど国家公務員ならすべきだと思っている。先生が国家を唱和しない、それがいやなら公立の先生にならなければいい。国に勤めるなら国旗・国歌はワンセットと初めに言わないからおかしくなる。僕は自衛隊も公立の先生も同じ人種だと思っているから。どう考えても僕の頭の中では同じ、国からお金が出ているから。総理大臣を国民が選べないのも昔からおかしいと常々思っていた。国民の代表をもっと直線的に選べるようにすべきだというのも賛成。まあ結構昔からおかしいと思うことを変えようとしているのが評価できる。参議院がいらないというのは今の僕には判断できない。組合に関しては大阪市がもともと異状なんでばっさばっさとやって欲しい。

2012/03/18

From Russia With Love

007という名前が世に出てきたのは1963年の「007は殺しの番号」という映画だった(ように思う)。いまは「ドクター・ノー」という名前になってますが。2作目も「007危機一発(髪ではない)/ロシアより愛をこめて」だった(ように思う)。この2作目が当たった。今見ても面白い。 ここにアップしたのは最後のシーンです。2人がなぜニヤニヤしているのかは見たことがある人しか分からない(当たり前)。


2012/03/17

吉本隆明

シンディ・ローパーの次に吉本隆明というのはなかなかのものでありますが、これは吉本隆明が亡くなったから自然とこうなった訳でありまして、これが意図して出来ればたいしたものです。このような類の本を読む人も多分今もいるのだと思うけれど、僕らの時代はなんか普通の(哲学とかやっていない)学生でも読んでいないと仲間外れにされそうな面白い雰囲気のある時代でした。今は娘さんの方が有名。娘さんの本は申し訳ないけど読んだことがない。

2012/03/16

Cyndi Lauper (3)

当分シンディでいきますか。

2012/03/15

Cyndi Lauper (2)

こういう格好もお似合いです。

2012/03/14

Cyndi Lauper

もうこういう格好で出てくるところがいいですね。

2012/03/13

シンディ・ローパー

震災地を慰問した記者会見の様子を見ていた。「私は単なるロックンローラーだ。ロックは世界を救えると信じている。」という内容のことを喋っていた。懐かしいなあ。こういうことを言う人は久しぶりだ。「ロックは世界を救う」僕もそう思っていた時期が長くあった。今もあるのかな??シンディ・ローパーはプロレスも好きで、個人的には大好きなキャラクターであります。CDはなんといっても1枚目がダントツの出来で、個人的にはそれを超える作品が出なかったのが残念です。

2012/03/12

1年経ちました

今日の日経の記事に東電の賠償金で働かない人が増えた。しかもパチンコ屋さんの客、飲食店で昼からお酒を飲んでいる人が増えたという記事が出ていた。難しい問題である。本来賠償というのは働いてしかるべき報酬を得られる仕事を補償するというのがあるべき姿なんでしょうね。寝ててもお金が入ってくるのなら働かなくなるのも道理で(僕も絶対に働かないと思う)、また見方を変えれば好き好んで賠償金をもらってるんじゃないということも真実で、いろんな意味で災いをもたらしている。
ちょっと違うけれど、昔八甲田山の小説を読んだときに、助かった人のその後が書かれていて、飲み屋で当時の思い出を語って一杯恵んでもらう生存者の話を思い出した。

2012/03/10

ドラゴン・タトゥーの女

表題の映画を見てきた。本は以前から面白いよと周囲から聞いていたが、なにせ老眼が日増しに進んでから、紙媒体のものは億劫になって見る意欲が減退してしまっている。そういう意味では僕にとって映画を見るという行為は本のダイジェスト版を見に行くようなところがある。映画は面白かった。ただもともと原題に「女性を蔑視する男」というサブタイトルがついているだけあって、エグイ男ばかり出てくる。保護観察を受けてる女性を食い物にする保護司(弁護士)と一番は連続的猟奇的な殺人事件(ほとんどレイプ後殺害)。この一連の事件が一番のポイントなんですが、これが単なる変態家系なのか個人の病癖なのか、さらに企業が進出する地域で忌まわしい事件が起きるのはどういうことなのかがいまいちよく分からなかった。この辺りは本を読めば書かれているのでしょうか? それとこの映画はスウェーデンの話でアメリカ次いでイギリス、フランス、イタリアの映画にはまだ免疫があるかなと思うが、スウェーデンの社会事情というものにはあんまり詳しくない。ある意味理想的な福祉国家、きれいな自然、日光浴に群がる人々的なイメージがあるが、意外とこういう女性を蔑視する獣社会なのかなと思ったりして、まあこれも単なるひとつの小説(+映画)からその国全体のイメージを作り上げるのは危険ですが、北欧に対して日本人が一般的に持っているイメージというのはほぼ「いい」イメージだと思うので、実体はそうでもなさそうだということは間違いなさそう。



2012/03/09

mary rand (2)

今年はロンドン・オリンピックということもあってイギリスではこのメリー・ランドの名前を見ることが多い。どうもこのメリー・ランドという女性がイギリス人の初めての女性の金メダリストみたいである。どうも僕のつたない英語力で読んでいくとそう書いてあります。本当かなあと思うのですが、東京オリンピックは18回目だったわけで、イギリスは当然初めから参加しているはずですし、それまで金メダルがなかったなんて??と思ってますが。ファースト・金メダリストってかかれてますから。


2012/03/08

ann packer

1964年は東京オリンピックだけでなくビートルズが日本に上陸した年でもあった。それで結構イギリスも応援した。当時の雑誌ではオリンピック村でビートルズにあわせて踊っている共産圏諸国の選手(今ではアスリート)の写真があったように記憶している。資本主義体制の堕落した文化に汚染されては困るという共産圏の首脳陣の目を尻目にどんどんとビートルズは浸透していったのであります。
この女性は800メートルで金メダルをとったアン・パッカーで最後のスパートはすごかった。

2012/03/07

mary rand



このメリー・ランドという選手は東京オリンピックで金銀銅の3種類のメダルを獲得した(はず)。走り幅跳びと10種目でなくって7種目競技かな、それと400(100×4)リレーの3種目。なかなかの美人でなんと言うかアメリカのティーンエイジャーとは違う(僕が勝手に思い込んでいるだけですが)イギリスっぽい品を感じた。






2012/03/06

ポプラ並木(2)

ロバの馬車の写真を見つけました。

2012/03/05

ポプラ並木

西域のイメージにはいろいろあるが、このようなポプラ並木も定番のような気がする。大抵ここにロバの馬車(というか荷車)が出てくる。ウイグル地域ですね。この写真を見ているだけでなんともいえない気になります。いいですね。

2012/03/04

蒼き狼

僕が読んだ文庫本の表紙がこれだったのか記憶にないが、浪人中の受験勉強の合間に井上靖を日本史の足しになるかなと思って読んでいた。「風濤」「楼蘭」「敦煌」と読んでどういうわけか大学に受かって一番最初に読んだ本が「天平の甍」だった。いつもあの時なんで「天平の甍」を読んだのかを考えることがあるが今もって理由が分からない。普通なら推理小説とかになるとおもうが何故か「天平の甍」だった。国語の教科書で断片的に出てくるものを全部読んでみたいと思っていたからかもしれない。それで「天平の甍」の次に読んだのがこの「蒼き狼」だった。今のように西域の写真なんかが少ない時代で、自分の空想がどんどん広がっていって楽しい時間であった。確かこのあと松本清張になって西域ものから離れていく。

2012/03/03

サマルカンド

突然シルクロードになってしまいました。なぜかサマルカンドという名前をよく覚えている。正直何処にあるのか地球儀ですぐには指差せないけれど。天山山脈とかキルギスとかタシケントとかそいう名前がインプットされている。それと〇〇〇スタンという地域の名前(今は国の名前になってしまった)もインプットされている。自分の先入観とのミスマッチがあって地図上から思い浮かべるのはイスラム文化的なものではないので、このような建物があることに驚きかつ感激するのかもしれない。

2012/03/02

カシュガル

これはどなたかの西域の旅行記に載せられていたものであまりにも可愛いので保存していたものです。オリジナルの方すみません。昔、シルクロードといえば西遊記で、なんとなく憧れの言葉であった。最近は大勢の方が実際に行かれて旅行記をアップされていて信じられない時代になっている。西域といえば井上靖だったが、彼が生きていたらなんと思うだろうか?当時の井上靖の世界にはなかなか実際に行けない思いがつづられていたように思うけど、今では西域専門の旅行社もあるみたいで金と暇があればいつでもシルクロードの旅が可能である。
この真ん中の女の子を見ていると僕らが昔持っていて今では失ったものを感じますね。素朴さというのかな。

2012/03/01

ダイエー

大学に入った頃に阪急茨木市駅の近所にダイエーが出来た(もうあったのかも)。僕にはカルチャーショック的なスペースで日本にもこういう場所があるのかと思った。なんか従来のスーパーマーケットとは違った「次のステップ」を感じた。ものが安いとかいう主婦の目線ではなく文化的な驚きだったような気がする。この本はそのダイエーの創業者「中内功」さんの伝記である。僕はこの手の本をまず読まないので(多分、今後はジョブスの伝記を読むくらいだろうと思う)書物の優劣なんかは分からないけど、中内さんのダイエーを創業した原点が「世の中の人(一般人)が満足に食えるようにしたい」ということだったと勝手にとらまえている。そういう意味では中内さんの夢がかなえられてしまえば、その後の展開は自分の執着外のことだったのかもなあと千林の駅を京阪に乗って通過するたびに思う。