2012/07/31

LONDON 2012 (4)

金メダルは取れなかったけれど、この写真の一本は実に格好よかった。これで金だったら最高だったと思う。まあこの楽しみは次回にということで。
今回どういうわけかいつもあんまり一生懸命見ない柔道をよく見ている。そしたら審判の問題とかいろいろ面白いことが分かってきて試合自体以外にも面白いことが多い。もう既に日本のお家芸ではなくなっているという評論家もいらっしゃる。フランスとかブラジルの方が柔道人口は多い。僕も回りに柔道やっている人間は見ないから。ほとんど野球かサッカーとかです。昔中学か高校の時に習った柔道とはちょっと違うような気がするもんね。ボクシングのジャブを打って逃げるとか(ヒット&アウエイ)いう考えは柔道になかったですよね。スタートは日本の柔道ですが、今や違うスポーツのように思う。ただみんな同じルールですから日本だけハンデがあるというもんでないから割り切ればいいような・・・。ただどうしても「本来の柔道とは」という人はいると思う。「柔道」・・つまり「道」ですからね。
そういう意味では相撲も同じ道をたどるかといえばそれほどグローバルなスポーツにはならないから相撲「道」というものはかろうじて守られるのかもしれない。

2012/07/30

LONDON 2012 (3)

なんか今回のオリンピックは前半から見所の多いものがいっぱいでテレビの前にいることが多い。普通はまず見ないのに。昨日はステファニー・ライスのことを書いたら、今日はリーゼル・ジョーンズも予選を通過したけれどメダルは無理かなという感じだった。やはり北京の金メダリストがロンドンで金をとるというのはなかなか難しいものである。北島選手も同じ(まあ彼は3度目なんで別格ですけどね)。開会式のインドの行進に全然知らない部外者が堂々と一番前を行進しているので問題になっている。日本のマスコミは「インド人もビックリ」というチャッチコピーを使っている。こんなのは日本人しか(というか僕らの年代しか)分からない。
今日は柔道でビックリするような判定があって、ますます不信感が増してしまった。

2012/07/29

LONDON 2012 (2)

いつも思うのはオリンピックの柔道のルールが他の種目に比べて非常に分かりにくい。勝ち負けが曖昧。一本決まるまで徹底的にやるというのはどうだろう。それか一本決まらなかったら総合で判断(旗判定)。有効・効果はもうなし。もう一つ分かりにくいのは相撲みたいに土俵がないので出ても構わない。ボクシングみたいにロープの柵がない。だから技がかかったと思っても出ていたりでよく分からない。やっぱり一番分かりにくいスポーツのような気がする。国際的なスポーツになってからますます分かりにくくなった。それは共有する文化が違うからかなと思ったリしている。
ちょっと思ったことはイギリスでのオリンピックでの英雄は日本ではあんまり知られていない種目(ヨット、カヌー、10種目・・)で、若手に最後の聖火を分け与えたお方はなんと5大会連続の金メダリストだそうである(すみませんが種目も名前も存じ上げていない)。面白いものですね。
あと初日で感じたことは4年のうちに次のパワーが出てきているということ。あの怪物フェルプスも完敗(4位)、さらにステファニー・ライスも6位、果たして北島はこの壁を打ち破ることが出来るか??そんなことを思えば5大会連続ってものすごい偉業ですね。

2012/07/28

LONDON 2012

LONDONオリンピックが始まった。久しぶりに一番初めから見た。最近の開会式は長い。出場者の行進までに2時間くらいなんというのか「劇」がある。何時からこんなことのなったのか?記憶にないですけど。寸劇から始まって段々手の込んだものになってきたような気がする。東京の時はすぐギリシアから入場だったとおもいますが。今回はイギリスの牧歌的な生活から産業革命のところまでは面白かった。煙突が伸びていくところなんか「どうなっているの」と聞きたいくらい。現代の若者の踊りまくるシーンとか子供とベッドのシーンは正直意味するところが分からなかった(早く言えば僕が今の時代を把握できずにいるからなんだと思いますが)。ダニエル・クレイグとエリザベス女王がヘリコプターから飛び降りるシーンはなかなか面白かった(ショーン・コネリーにはちょっとむりですわな)。モハメッド・アリはよく出てくる。「蝶のように舞い、蜂のように刺す」それほど多くの人々の記憶に残った選手です。多分、今のイギリスでは有名な人がかなり出ていたはずでしょうが残念ながら僕には分からない(さすがにミスター・ビーンはわかったけれど)。最後のポール・マッカトニーを見るために起きていた(というか早く起きた)。実に長い前座を見たという気持ちですね。アークティック・モンキーズは若くていい感じです。
参加国が多いのに驚いたのと国旗が多分半分も分からなかった。バングラデシの国旗は日本の国旗を緑に染めたら出来そうなデザインでビックリした。ロシアの旗手がきれいと思ったらシャラポアで、そうか彼女はロシア国籍だったんだと久しぶりに再認識した。日頃の活躍がロシアの選手ということをほとんど感じさせないですもんね。

2012/07/27

その他の雑酒②

最近は元は何か分からんお酒が増えてきてなんか不気味な気がするときがある。分類を見てみると「その他の雑酒②」とある。さてどういう分類に位置するのか皆目分からない。
この「新生」というビールではないのですね・・・まあ新しいお酒は昔々列車の中で近くに座った人が持って乗ってきた。僕は見たことがないデザインの缶にはうるさくって「あれは何だろう」と思ったけれど分からなかった。スーパードライみたいな缶に茶色でなにか書いてあったくらいがせめてもの目印である。その日の後で、駅の売店で探すけれど全くない。駅の売店は売れ筋しか置かないから・・・。結局酒屋で見つけた。僕の近くに座ったお方は駅の売店でなくご丁寧に駅の近所の酒屋で買って乗ってきたのだろう。こういうことをされたら非常に困る。普通の人は困らないけれども。

2012/07/26

コーラ

僕がコーラという飲み物を飲んだのは、京都の美術館に「ミロのビーナス」を見に行った時、つまり1964年の6月頃だった。瓶に入ったやつね。値段は覚えていない。上手いとも思わなかったけれどアメリカの文化を感じた。コーラという飲み物があると知ったのはコカコーラよりも前で森永から出ていた記憶があって調べたら「スパークコーラ」というものが発売されている。調べてみたらコーラという飲み物は当時いろんな怪しげなところからも出ていて面白い(そんなことを調べているHPもある。感心してしまう)。時代とともにコカコーラとペプシコーラの2つに収れんしてきている。今度のオリンピックでなんかもめているみたいですが。

2012/07/25

SHARP

シャープがリストラするということで話題になっている。僕はシャープの本社が見える線路で通学していたから結構親近感がある。知っている友達(の友達くらい)も結構いる(もう辞めた人がほとんど)。当時(今から40年位前)は、どうしても松下、ソニーなどに比べて1ランク下の評価で「仕方がないからシャープでも」という感じで就職した人も多い。それが何時くらいからかなあ。存在感が出てきたのは。まず電卓ですよね。それからザウルスになって、それから液晶のビデオときて液晶のテレビ・・・この路線ですよね。ザウルスなんかあかんで・・といわれつつも粘った(僕は2世代持っている。当時結構しました。なんやかんやそろえたら20万くらいかかった)。液晶がプラズマに勝ち、テレビではなかなか主流になれなかったシャープが「アクオス」さらに亀山モデルときて頂点に立ったように思えた。ブラウン管にブランドが形成されるのか?と思った。えらい時代になったと思った。
地デジの時に迷ったけれどアクオスの亀山モデルを買わなかった。それほど見て他の会社のものと変りはなかったから。テレビで勝つというのはそれまでの電機業界の夢だったと思う。どこも一生懸命開発してきた。その切磋琢磨がガラパゴスにならず世界中を巻き込んだ。そこまではよかったのですが。今や新しいワールドワイドな戦略が必要になってます。

2012/07/24

ELP

エマーソン・レイク&パーマーというグループが昔いて(今はそれほど活動していないみたいであんまり情報を聞かない)、一時期すごい人気だった。この「タルカス」とか「展覧会の絵」とか変幻自在のキース・エマーソンのオルガンとシンセサイザーとグレッグ・レイクのボーカルとカール・パーマーのドラムスのトリオでなかなかの演奏力だった。何時だったかもう40年位前の7月に来日して甲子園でライブをやった。その時の前座?でもなかったけれどまずフリーが出てきて多分アンディ・フレーザーとかポール・コゾフはいなかったように思うけどもう確かではありません。いよいよELPが出てきてカールパーマーのドラムソロになった時かな?もう覚えてませんが、誰かが柵を乗り越えて球場の中に入った。そしたらぞろぞろとなかに他の観客も入りだしてコンサートは中断されてしまった。あれは確か大阪の天神祭りがあった日かその前の日だった。天神祭りがある度にELPの甲子園を思い出す。他人事みたいに書きましたが僕も中に入った一人です。すみません。

OLDIES BUT GOODIES

ビートルズのベスト盤というのは青盤や赤盤が有名ですが、ずっと出る都度買っていたものとしてはあんまり欲しいと思わなかった。このなんとも時代を感じさせるジャケットのレコードには1曲だけこれにしか入っていない曲があって、その1曲のために買いましたね。ビートルズのベスト盤といえばまずこれから始まったということになります。でも時代を感じますねえ。モッズルック?カーナビーストリート?
あっ、その1曲っていうのは「BAD BOY」だったと思います。ジョン・レノンのボーカル。こういう曲のボーカルはほんまに上手い。

2012/07/23

PRIME TIME

アサヒビールという会社は僕がビールを飲み始めた頃は、第2、第3位のビール会社で1位は圧倒的に麒麟であった。キリンのラガーを飲むのが通といわれたし、サッポロの黒ラベルも人気が高かった。どちらかといえばアサヒはそれほど目立たなかった。何時のころ(1987年頃??)だったかもう忘れてしまったけれど「スーパードライ」が出てあっというまにトップになった。自慢話になってしまいますが、このスーパードライが発売された日に行きつけの居酒屋で(そこはサッポロをおいていた)今日出たアサヒの新しいのを飲んでみようということになって近所の酒屋に買いに行ってそこの店主も交えて試飲した。このとき僕は「これはうまいなあ。サッポロを抜くで」と言った。サッポロだけでなくキリンも抜いちゃった。こういうことが本当に起きるということを体験できただけでも貴重だと思っている。鉄壁の販売網といわれていたキリンに勝ったのである。麒麟麦酒に勤めていた友達はまさかアサヒに負けるなんて思ってもみなかったと後日のたまわれてました。
それで、まあアサヒの方も「スーパードライ」に依存ばかりしていてもアカンという感じで次の矢を放つがなかなか大成しない。僕は究極の「Z」とかいうのも気に入ったけれど、この「プライムタイム」というのが好きだった。ただ残念ながら撤退のやむなきに至りました。本当にビール会社の新製品開発の人は大変だと思う。「キリンゴールド」なんか完全にこけましたからね。

2012/07/22

スーパーホップス

昨日の「ホップス生」誕生の背景を景気の低迷が原因だと書きましたが、調べてみたらそれだけでなく安い輸入ビールの進出も大きな要因であったようです。まあそのようなわけで発泡酒は一応は順調な門出をしたのですが、今度は国のほうがそんな酒税の収入が減るような「ビールもどき」の開発なんかしよってけしからんということで税制を改定(改悪)してきました。どっちがけしからんのか訳がわかりませんがよくある話です。まあ「ホップス生」にも多くの税金がかかるようになったわけですね。それでその税金をまたクリアするために(詳しいことは各自調べてみてくだされ)「スーパーホップス生」という新製品をまたサントリーさんが出してくれました。ほんまに庶民の味方ですなあ。

2012/07/21

お酒の寿命

お酒なんて飲んでしまえば酔ってしまってなんでもよくなるから何でもいいという人もいれば、銘柄にこだわるという人もおります。ただ予算の関係で出来れば沢山飲みたいというひともかなりおられます。景気が低迷(いまもどちらかといえば低迷中)の折、アルコールに含まれる税金を何とか安くして愛飲家に提供したいというサントリーの持ち前の開拓者精神から生み出された必殺ドリンクが発泡酒でした。その1号がこれ、1994年に出た「ホップス生」です。このおじさん覚えてますね。その発泡酒の生産をサントリーが止めるそうです。売れていないから止める。経営者としては当然ですね。ただなんか寂しいですね。
たとえば18年前のホップスが残っていたら今飲めるのでありましょうか??

2012/07/20

安西郷子

突然この人・・といっても知っている人は少なくなってます。もう既に亡くなりましたので(もう10年くらい経ちますかね)。
今でこそエキゾチックな顔立ちの俳優さんは多いですが(もちろんハーフの人やクォータの人も増えてるので)、当時昭和30年頃でこの顔立ちは正直子供心でも憧れました。(小学校低学年ですからマセたガキだったのですわ)
このあいだ東宝の「宇宙大戦争」というのを借りて来て見たら安西郷子さんが出てまして久しぶりのご対面でした。

2012/07/19

Live in Japan

これがかの有名な「ライブ・イン・ジャパン」です。誰か知っているのが写っていそうな気がするジャケットですが誰もいないみたい。結構「俺も行った」という人物は周りにいるのですが。これほど凄い演奏をするバンドとは当時思っていなかったもんねえ。
毎日聞いてましたが。さすがに最近は聞きません。チャイルド・イン・タイムを聞けば何故かイッツ・ア・ビューティフル・デイを思い出します。あれって似てますよね。

2012/07/18

Machine Head

またもや訃報である。ディープ・パープルのジョン・ロードが亡くなった。まあリーダーですね。ここにあげたのは人気を決定づけた「マシンヘッド」というレコードのジャケットです。ここに含まれている「ハイウエイ・スター」が大ヒット。長い間ギター小僧のコピー候補NO.1であった。
ニッキー・シンパーとかロッド・エバンスというボーカルを経てイアン・ギランにたどり着き金脈を掘り当てる。
「ライブ・イン・ジャパン」でもう人気は最高潮に。よく聞きました。あれって大阪厚生年金会館の録音だったよなあ。今でも思います。あのコンサートは行くべきだった。

2012/07/17

Little HONDA

 ロニーとデイトナスを思い出したら、こんな曲も思い出した。「リトル・ホンダ」、日本の本田技研のスーパー・カブがリトル・ホンダとして歌われてます。「ホンダ・ホンダ・ホンダ・・・」こういう曲は滅多にない。当時はソニーとホンダは日本を代表するグローバル・カンパニーでした。どっちがヒットしたのか忘れてしまったけれど、ホンデルスというバンドが歌っていて、さらに御大ビーチ・ボーイズも歌ってました。

2012/07/16

GTOでぶっとばせ

昔(多分1965年)、「GTOでぶっとばせ」という曲が流行った。「ロニーとデイトナス」というグループで結果的にはもう1曲がチャートインしたかな。まあどちらかといえば一発屋さんに近い。
よく考えたら、いまもってGTOの意味を考えたことがなかった。グラン・ツーリスモ・・・なんだろうなと思っていたけど最後の「O」は何の略???
今、聞いてますが実に単純な曲です。「ウォー・ウォー・ウォー・・・」だけです。古きよき時代です。
ホット・ロッドというまあ車をテーマにした曲が流行った(車が走る音が挿入されていればホット・ロッド)
あの時代、今年の流行は「スイム」とか「ホット・ロッド」とか、何故か何かが流行らないとアカンとみんなが思っていた時代だったみたい。というか仕掛け人がいて、みんながそれに乗ったわけね。

2012/07/15

Monterey POP Festival

1967年の6月に開催されたモンタレー・ポップ・フェスティバルは多分音楽の歴史の意義からいえばウッドストックより大きな意味を持っていたフェスティバルだったような気がする。なにせここに出てきた新進のバンドたちはほとんど当時のマスコミにはあんまり知られていないバンドばかりでしかも実力が当時の売れっ子スターがかすんでしまうくらいの力を持っていたからである。ジャニス・ジョプリン、ジミ・ヘンドリックス、ポール・バタフィールド、マイク・ブルームフィールド、アル・クーパー、クイック・シルバー・・・・
当時のスターも出ている、アソシエィション、サイモン&ガーファンケルとかね。ただもう新しい勢力の勢いが圧倒的なんですね。時代は変わりつつあるというのが如実に分かる。
でもオーティス・レディングは新しい勢力に負けていないというのがその時の感想。
開催者はママス&パパスのジョン・フィリップス達でママパパは「夢のカリフォルニア」とこの功績で後世に名前が残ることになる。

2012/07/14

雑感(その2)

大津のいじめの問題が動き出した。警察が入ってようやく動き出した。最近は総じてマスコミが嫌いなんだけれど今回は評価したい。くだらん芸能番組ばかりやっていないでもっと社会の正義が歪んでいる部分をピックアップしたらもっとマスコミの意義が増すと思う。
個人的にいろいろ考えてみたが、要は教育委員会の言うことが「腑に落ちない」事ばかりだったのがまず第一の不信感だった。教育委員会だから馬鹿がやってはいないはずで自分たちも腑に落ちない答弁をやっていることは十分に承知しているはずである。まずそんなことを止めるべきだ。誰が聞いても納得のいく調査をして報告しなかったのが最大の問題で、教育委員会というのが初めからもみ消すつもりだったのであればそこも糾弾してこんな制度は辞めたほうがいい。(これは警察はできないでしょうね)
それに委員長は馬鹿の一つ覚えみたいに「因果関係がない」とばかり主張するが、亡くなった故人が「それが僕が死んだ原因です」といわない限り認めないようなロジックで、それでいけば遺書がないかぎり絶対に因果関係は立証できない。もっと他に方法があるはずでそういうアプローチが全く見られない。
もうここまで来たら潔く筋を通してもらいたいなあ。

海底軍艦

ザ・ピーナッツの伊藤エミさんの訃報でモスラを久しぶりに見て、それからまたまた久しぶりに円谷英二の世界に入り込んでしまっている。(さらにアメリカのキングコングまで出張してますが)一般的にはゴジラを中心とした怪獣ものが多いが時々ちょっと毛色の変わったものがあって面白い。この「海底軍艦」という映画は高島忠夫が主演でムー大陸と戦後20年たってもまだ日本軍巻き返しのために南海の島に隠れて秘密兵器(これが海底軍艦)を建造している軍人と今の(戦後20年経って平和に暮らしている日本人)の3者が入り混じって(最後はムー大陸対日本人の構図になりますが)繰り広げられる大活劇。
ムー大陸の女王に小林哲子という女優さんが扮していますがなかなか存在感バリバリです。なんか雰囲気が出てましてインパクトが大きかった。惜しくもすでに亡くなっております。(この写真の中央にいるのがムーの女王)。
余談になりますが右の田崎潤さんこういう役やらしたらピカ一ですね。

2012/07/13

king kong 1933

キングコングは調べていくといろいろな顔(表情)をしたものがあって、それを時系列で並べるだけでも楽しい。で一番最初はどれだということになれば、この1933年のこの顔になる。これはニューヨークにつれてこられて多くの観客の前にさらされた時の顔であります。島のなかで初めて登場した時の表情はちょっと違う。何種類か作られたのでしょうね。歯が2本ずつ大きいのが両脇にあるのがご愛嬌かな。

2012/07/12

頼んまっせ

今日の新聞には例の大津のいじめ事件に滋賀県警が家宅捜索に入ったということでどこに入ったかと思えば教育委員会だった。あんたら仲間やったんとちがうの?と一瞬思ったけど。このあたりの境界線というかよく解りませんね。どの線越えたら警察の担当で???初めから警察の担当ではないのか?いじめが起こらないように教育するのは教育者の仕事でしょうが「いじめ」が起きてしまえばもう事件ですから教育者は担当から外れるのは当然だと思います。
ネットでボロクソにかかれてやや可愛そうな気もする教育委員会の面々ですが、やはり門外漢ですわな。歯切れが悪い。さらに本心は俺らではどうすることも出来ないと思っているくせに責任を押し付けられて何とかもみ消さないとマズイと思っている役人根性が出てしまって、ますますシドロモドロ。
いろいろと情報がリークされて、教育委員会が聞こうにも該当者の親が一方的にまくし立てて聞くにも聞けない状態だったらしく、だいたい先生にはそんな役無理だわ。僕らの感覚では総会屋対応の警察OBさんでないと無理。やっぱり餅は餅屋です。
滋賀県警さん頑張ってください。
【追記】
今回の事件で知らないことがいっぱいあることがわかった。教育委員委員会って先生の集まりではないのですね。ただのまあちょっとした有力者の集まりみたいで、そんな人に犯人探しできるわけない。先生も出来ないし。そんないわば普通の人に出来るわけないでしょう。もともとキャスティングが間違っている。
警察の中に少年犯罪担当部署を作るべきでは。

2012/07/11

鉄道員

たまたまお昼(2時ごろ)にテレビをつけたら「鉄道員」をやっていた。何べんも見た映画であるがBSで画像がきれいで最後まで見てしまった。ピエトロ・ジェルミが監督でかつ主演、でもなんか本当の主役はこの少年(というかまだ幼年)の子供である。初めから終わりまでこの子で始まりこの子の語りで終わる。今見たらかなり古いと思われるが機会があったら是非見てください。1956年の作品なんで戦後の復興期でイタリアの庶民(国鉄マン)の生活を見ているだけでも僕は興味あります。美人女優だったシルバ・コシナが出ているのでも有名。あとピエトロ・ジェルミには「刑事」という映画があって「アモーレ・アモーレ・アモーレ・・・アモーレ・ミオ」という主題歌が大ヒットした。アリダ・ケッジという歌手だったですかね。クラウディア・カルディナーレも出ていました。あのころのモノクロ映画は実にリアリズムの境地っぽくって好きです。鉄道員のテーマもいいですね。

2012/07/10

雑感

大津のいじめの事件を見ていたら橋本知事(市長)の記事になって、大阪の学校の改革について保護者と教職員との討論会(?ヤジとか怒号も多かったから討論会といえるかどうかは疑問でしたが)、端的には橋本さんと日教組のやり取りをユーチューブみたいなもので見ていた。こういうのは実に便利な世の中になった。
もう僕は子育ての時代は去っていじめの心配も去り、まあごく平凡に終わった。橋本さんは保護者が教職員をウオッチして欲しいと力説していた。僕もそれはそう思う。なかなか財力もないので理想的にはいかないけれど日教組の強い県や全く影響力のない府県もあって、自分の思うような教育をしてくれる府県や私学が選べたら最高だと思っている。昔明治になって義務教育制度が導入された時に親は労働力を取られて反対したようなことを教科書に書いてあったけれど、基本的には子供は親のものであり国のものでないと思っている。その国が徴兵制で子供を戦争行かせるので、日教組は反対しているという構図は昔からのもので、戦後〇〇年間はこれで支持者も多かったと思うけれど、僕はそれ(戦争反対)以外はあんまり日教組の教育を受けさせたいとは思わなかった。結果的に公立主体だったから自虐的教科書も使われたし、いらんこと教えよるなあと思ってちょっと心配していたけれど、子供がそれほど熱心に勉強しなかったので頭の中をスルーしてしまってそれはそれでいいかと取り越し苦労で終わってしまった。

2012/07/09

king kong 2005

エンパイアステートビルの上で「Beautiful」というシーンです。髑髏島でよく似たシーンがある。夕日を見ながら同じようにナオミワッツが「Beautiful」という。このあたりになるともう怪獣映画でなくなってくる。

2012/07/08

king kong 1933

キング・コングといえばやっぱりこのシーン、エンパイア・ステート・ビルディングのてっぺんに登ったキング・コングである。複葉機(羽根が2枚ある飛行機ですね)が襲ってくる。第一次世界大戦後に一挙に戦争の武器としてクローズアップされてきた飛行機がキングコングを退治することになる。フェイ・レイはこの映画でずっと名前が残る女優さんになった。多分これから100年後でもフェイ・レイの名前は残り今超有名のスターの名前はないかもしれない。それくらい映画史に残る作品であります。

2012/07/07

KING KONG 2005


キングコングという映画は1933年に第1号が作られて、そのあと続編が各国で無断で作られたみたいでそれだけで面白い本が書けるらしい。日本にも変なのがあるみたいである。60年代に東宝が作った「ゴジラ対キングコング」「キングコングの逆襲」とかいうのは正式にライセンス契約を取り交わして作ったものである。リメイク版というのは知っている限り、1976年のジェシカ・ラングのものとこのナオミ・ワッツの2005年版。ジェシカ・ラングのはアメリカでは不評で日本では評判がよかった。ナオミ・ワッツ版はアメリカでは概ね好評で日本では今一だったようである。僕は両方とも好きですが、このナオミ・ワッツのは3時間を超える長いもので僕は気にせず見入ってしまいますが、少々長すぎるのが評判が悪い一つの要因でもあるみたい。
後半は猿と美女だけの世界で他の役者は要らないという気がして見ている。特に一番ラストシーンに恋人役の男が天辺に上ってきて抱き合うが、もういらないシーンである。キングコングが落ちていってナオミ・ワッツのなんともいえない表情で終わった方が絶対によかったと思う(それほど力説するほどのことでもないのですけど)
1作目は小学生のころ結構テレビで放送していてドキドキハラハラしてみていた。Tレックスのような恐竜と対決するシーンはゴジラみたいに中に人が入っていないみたいでいったいどうしたらこんな映画が撮れるのか興味がありましたね。

2012/07/06

いじめる側の人権とは?

大津のいじめ事件が大騒ぎになっている。事件の陰湿さもともかく、教育委員会の応対に「大丈夫か?」と思うような答弁が多く、ますます大混乱になっている。その中で「いじめた側にも人権がある」云々の発言に「え~」と思った人も多い。人権を無視するようなことを仕出かした者の人権を守る???難しい命題ですなあ・・・と悠長に構えてはおられない。
僕の友達の中には教育委員会のえらいさんになった者もいるけど。彼らのような人種にはいじめの問題は対処できないと思う。僕の友達は真面目ないい奴です。ただ教育者は子供のすることすべてに責任は持てない。出来ない人間に解決させようとするからおかしくなる。やはり教育の問題というより犯罪ですから刑事事件です。企業のパワハラより性質が悪いと思う。
責任をとるのにはそれに相応しい人物をあてがわないとテレビを見ていてもこんな連中を責任者に任命する方がおかしいと正直思っている。可愛そうです。絶対に無理ね。
子供の犯罪はなんで教育者の担当になるのか??大学の中の犯罪もなんか妙な理論で警察が入りにくいのもよく解らんのですが。
アップした写真はありあわせです。こういう話題に相応しいものは普通用意していないから。親と子が仲良く飛んでいる感じかな。親の気持ちを思うとね。これって殺人ですから犯人を確定してちゃんとした裁きが必要だと思いますね。
【追加】
加害者と考えられている祖父の方のブログがあってたまたまそちらを読む機会があった。理路整然と書かれてあって「アホか」というようなことはなかったけれど、一つ確実に間違っていると思ったのは「いじめられるのは親のせいだ」と断言されていることだと思う。被害者の親は一生懸命真実を知ろうとしているだけで、その真実を得体の知れない大人の馴れ合い社会が隠そうとしているように思えてならない。親は学校の先生にも相談していたしやるべきことはしている。他に何が不足だったというのか教えて欲しい。立派な文章ですが、よくある「いじめらるやつがアホなんじゃ、親の責任じゃ」という典型的な文章に思えた。全部親の責任ならこんなややこしいことにならん。
昔見た「ミシシッピ・バーニング」という映画を思いだした。町ぐるみで隠蔽する話。映画ではジーン・ハックマンが快刀乱麻の活躍で「うそ」を暴きますが・・・・。


オルメカ文明

ちょうど「三つ目がとおる」が連載されだしたころでしょうかね。メキシコの古代文明の紹介がやたら増えたように感じた時期があった。マヤとかインカという既に有名になっている文明とちょっと違ったニュアンスを持っていた。特にこのオルメカ文明というのはメッチャ記憶に残りやすい文明で、まあみてのとおり「でかい顔」がトレードマークでした。横に人が立っているのもあるのでそれをアップいたらいいのですが・・・気に入ったものがなかったので。木の高さからとかででかいというのはわかるでしょ?

2012/07/05

三つ目がとおる

これが出たころは、メキシコを中心とした中米の遺跡のことはあんまり知られていなくて、知っていてもマヤ文明とかインカ文明くらいであった。オルメカ文明とか他にもいっぱい出てきてこの時期は結構楽しかった。特にでかい顔の遺跡が印象深くって当時何冊か本も買って読んだ。特に暦の本は難解で今もってよく解らんままである。

2012/07/04

mitsumega tooru

多分アマチュアの方の投稿だと思いますが上手に描かれてます。時に和登さんの表情が上手です。あんまりこういう表情が描かれていないのが多いのですけど。

2012/07/03

wato san

「三つ目がとおる」に出てくる和登さんは、みなさんおわかりのようにシャーロックホームズのワトソンの役であって、このコンビはなかなか楽しい。漫画とアニメの中の和登さんはなんと言っても漫画の中のが一番可愛い、アニメは普通の女の子になっちゃった。漫画の中からいいショットを探して載せようと思ってペラペラ見てみたがなかなかいいのが見当たらずどなたかが既に載せられているのを使わせてもらいました。写楽保介のほうは表紙になったものが数々ありますが意外と和登さんは表紙を飾っていないのですね。
この切抜きをアップされた方は実にいい顔の和登さんを探し出したとおもいます。なかなかイメージに合うものが見つからないのです。実に難しい。

2012/07/02

mitsumega touru

「三つ目がとおる」とこの「パレンケの石棺」は僕の頭の中では同じ世界の中にあって、この中の人が三つ目だったらもっと面白かったのにといつも思っていた。この図柄は本当にいろんな空想を引き出してくれて楽しませてくれます。

三つ目がとおる (2)

好きな人が作られたのでしょうね。ちょっと怖い感じですが。呪文が唱えられてます。これって何語?手塚治虫の造語でしょうか?

2012/07/01

三つ目がとおる

急にこの漫画が読みたくなってもともと手塚治虫全集では持っているが、どうもあれは発表された順番でないのが玉に瑕で気に入っていない。調べたら小学館クリエイティブから「GAMANGA BOOKS」というケッタイなマニアックなシリーズが出ていてこれが週刊誌(掲載は少年マガジンだったよね。なぜ講談社からでないの??)に載った順に編集されている(それが当然だと思うけど)。それで大枚を叩くことにした。全10巻、いまは6巻まで8月で完了。なんと言うか知識の幅広さと構想の壮大さにいつも楽しく読んだ記憶がよみがえる。サラリーマンやっていても週間少年マガジン買ってたからね。やはり何時くらいからかな買わなくなったのは。ジャンプは自分で買った記憶ないから。マガジン・サンデー世代ですわ。
アップしたのはガマンガではないです。
例の赤い「槍」みたいなものを持っているいい画像を探しているうちにこれになりました。同じくあの例の呪文「アブトル・ダムラル・オムニス・ノムエス・ベル・エスホリマク」ね。巨石信仰と先住民と宇宙人とあのころ流行ました。デニケンとかいう人の本も読みましたね。