2015/07/31

戦後70年

最近は本屋に行くことがめったになくなり、久しぶりに行くと戦後70年に関する本がいっぱい並んでいた。ざっと眺めると左から右まで結構面白いなあと思ってみていた。ただ最近思うことはほとんど読まなくっても書かれてある内容が予測され、この現象はもう多分70年安保のころから変わっていないような気がする。世の中はずいぶん変わり、世界情勢も変わり、中国の台頭、イスラム国のような得体のしれない組織・・・・キューバがアメリカと握手した・・・もう様変わりなのに、日本は相変わらず旧態依然の出来レースの論争合戦で、手を変え品を変え、ただ中身は変わらずで出版物が売れているだけのような気がする。1冊も買わなかったですが。
この本も並んでいた。
小さいころは天皇陛下が戦争を始めたと思っていた(そう思っていた子供は多い)。
天皇陛下がいやいや戦争をやめた・・・と思っていた。
それが何時の頃からか、いやいやそう単純な話と違うで・・と思い出した。
ただ中学時代の社会科の先生が振る熱弁(戦時時代の天皇制と軍国主義批判)もなんか胡散臭いなあ・・と思って冷やかに聞いていた(世の中ってそう単純なもんとちゃうやろって段々思い出していた)。
この年になってますますわからん世の中と思うことが多い。
ただ70年戦争が起こっていない(少なくとも日本では)ことはめでたいと思う。

この本は面白いです。映画も面白かった(面白いという表現が相応しいか悩みますが・・)
高校野球の地方大会が終わりに近づいていて、高校野球と終戦は僕の頭の中ではカップリングされている。

2015/07/30

ガルシア & アビー

クリミナルマインドとNCISで同じような役柄の2人。
アメリカでも2人を一緒に撮ってみたいという気持ちが強いのでしょうね。結構アップされてます。
やたらコンピュータに強く、すごいなあといつも思っている。

2015/07/27

雑感

昨日、今日となかなか疲れる話ばかりだった。今日は同じマンションの方が急逝されたということを聞き、つい先日会って元気だったので、ただ驚くばかりで(脳溢血)、さらにかれこれ10年ばかり脳梗塞で入院されていた知り合いの方(娘の同級生のお母さん)が亡くなったという話があり、昨日は10年ぶりくらいに話をした人との会話の中から「〇〇さんも若いのに亡くなってなあ」という話から驚いてその身内の方(妹さんに)電話をする。実に40年ぶりくらい。僕の中学・高校の先輩でお医者さんになったけれど、酒とたばこは離せなかったみたいでなるべくしてなる病気で亡くなったみたい。「本人は本望だった思う」と妹さんの感想で、なかなか学生運動と医学にかけた怒涛のような人生だった・・・と到底僕にはできない凄まじさの人生を思い浮かべていた。小さいころからガキ大将で僕らのリーダーだった。
なんか太く短く、細く長く・・・生きる生命の体積は決まっているのかもしれないなあと感じる日であった。
今日はこのご三方に改めて合掌。冥福をお祈り申し上げます。

2015/07/24

Criminal Minds

先週の台風の日に仕事で雨の中を行ったり来たりして、結構ずぶ濡れ状態のまま数時間京都駅で電車を待っていたおかげで、次の日から微熱が続き、ようやく2日ほど前から動き出すことができた。年とともに回復に時間がかかるようなってきてると痛感する。若い時なら2~3日で治っていたのが熱が出たら回復まで1週間はかかりだした。最近はなんか調子がおかしかったら1週間は無理と観念し始めている。
ちょっと熱が下がりだしたら退屈なんでゴロゴロしながら「クリミナル・マインド」というドラマを借りてきて見だす。シーズン1から先は長い。意外と面白い。アメリカ各地の事件に高速ジェットで駆けつけるという実にお金持ちというかさすがアメリカという感じで・・・なかなかです。
意外と古いスターがゲストで出てくる。これって???という感じが楽しいです。
エイミー・マリガン(ストリート・オブ・ファイアのマッコイ、エド・ハリスの奥さん)、ケイト・ジャクソン(初代チャーリーズ・エンジェルのサブリナ・ダンカン)・・・なんせ30年以上前の顔しか記憶にないからなかなか結び付きません。さらにストリート・オブ・ファイアのトム・コーディのお姉さん役の・・名前は長かったから出てこない・・・もうおばあさん役です。まあ当然ですわな。

2015/07/18

大混乱

これは昨日の京都駅の掲示板で9時6分発の特急が100分遅れということですから、10時45分くらいの景色、実はこれらの電車は1本も京都には着かなかった。乗っていた人たちはどうしたのだろう??
結局は草津方面からの折り返し運転の電車でかろうじて帰ることができた。
まあこれだけの大混乱なんでJRに文句を言うのも大人げないと思うけど、この掲示板の電車が今にも到着しそうな放送を何回もするのです。「特急やから特急券がいりまっせ」・・
こんな事態やから特急料金も奮発するかという客も結構いたのである。それが全く来ない、待てど暮らせど来ない。そしたらまた放送を流す。今度は来るか??という感じで期待して待つ。来ない。
これはどうも怪しいということで、隣のホームに移動、結果的に「この電車が今のところ最終で大阪方面からの電車は高槻・山崎あたりの集中豪雨のためみんな停まっている」という。この情報がなんで京都駅の職員が共有できない??のか不思議。
結局2時間半このビワコエクスプレスを待った。この間に何回「もうすぐ来る」という放送が流れたことか。
ということで、ビワコエクスプレスをひたすら待っていたらタクシーで帰らんとあかんかった訳です。
実に疲れた1日でした。

2015/07/16

This Boy

ビートルズのシングル盤というかLPレコードの曲にもですがかなりの曲に邦題がついている。
たとえばこのシングル盤「I want to hold your hand」「This Boy」のカップリングは「抱きしめたい」と「こいつ」というように。
「抱きしめたい」って今の言葉でいえば「ハグしたい」っていう意味でなさそうで、腕を組みたいっていう意味なのかなと思ったり実際のとこどういう意味なんだろうっていつも思っている。
次の「こいつ」となるともう意味不明???なんでこうなるの??
「この少年」ではいくらなんでもおかしいし・・・よく考えたらいい邦題かなと。
この一連のビートルズの邦題をつけてた人が東芝音楽産業の高嶋弘之さんであのバイオリニストの高嶋ちさ子さんのお父さんで僕にしたらお父さんの方が有名で娘さんは先日子供に教えられるまで知らなかった。
蛇足ながらこのジャケットのシングル盤は珍しい。

2015/07/12

捏造の科学者

ふとしたことから昔知っていた人が関係者の一人の親族だということが分かって、驚きと同時に週刊誌的な知識しかないのでこの本を読んでみる。本自体はまともな本だと思ったけれど、本の帯に「誰が、何を、いつ、なぜ、どのように捏造したのか?」と書かれている割には、帯の疑問には全く答えていなかったのでややというよりかなり不満が残った書籍である。
なんか知り合いの出版関係の関係者の話では、この帯というのは、著者と全く関係のない人が「売らんがため」に考えるのだそうで、そういう意味ではうまい具合に考えているなあ・・と感心するがこれって詐欺??羊頭狗肉的手法で許される範囲なのかな?
直感的には理研の勇み足・・・と思う。
僕の今までの経験から言っても、補助金、助成金で生きている人たちって普通の経済原理とは全く理解できない行動をとるから。亡くなってしまったから真実はわからんでしょうね。誰が仕掛け人なのかな??

話は飛びますが007のカジノロワイヤルの前半は航空会社の新型飛行機を爆破して株価を暴落させてぼろ儲け(株価を下げて儲ける手法だったと思う)する企てをジェームズボンドが阻止する話だったと思うけれど、それによく似た話が絡んでいるような気がしてならない。
あの問題の植草一秀さん(人格はややこしいですが本はまともなものが多いと思ってます)も、早くから、セルシードの株、UBSの第三者割当引き受け、東京女子医大とのつながり、STAP細胞の発表前の仕掛け・・・等々の話に言及していています。他にも書き込みがいっぱい。
僕なんかはこの方の話の方が納得しやすい。(根が人は金銭で動くと信じているもんで)
まあ人間というのは欲の連鎖で動いているという方が「ああそうだったのか」と思ってしまう。
これが正しければ、仕掛けた人からすれば、劇場の幕が閉じてからの茶番劇が思わぬところで始まってしまったという感じなのかもしれない。
「えっそんなことになるんでっか?もう終わったんですけど・・」という感じですね。

夢の細胞があるという幻想(本当にあるのかもしれませんが)を利用して、一儲けを企んだベンチャー企業とその証券回りの策士、これで大きな予算をひっぱてこれると踏んだ理研の幹部、再生医療の先端国家にと思う政治家、これでノーベル賞と思った学者・・いろいろな思惑が絡んだ騒動だったのかなと

でも初めに企てたのは誰なんだろう??本当はここまで暴いた本が読みたいですね。

でも冷静に考えたらこんな企て周りにいっぱいあって、うまくいく事例は本当に少ないのが実態なんだと思います。

2015/07/09

世界文学全集

先日同世代の人、数人と話をする機会があって(それまで全く面識がない人ばかり)中学時代の話をしていたら共通点があった。まあ数人が一緒だからといって同世代が全く同じだとは思えませんが。
それは何か??
皆さん同じ文学全集を買ってもらっていた。
河出書房の世界文学全集。
それでみんな読んでいたか??? 来た日(だいたい書店からの配達)にパラパラとめくって終わりのものが多かった。読んだ本は年に3冊程度でここからは好みが分かれる。
今はこういう企画物は全く売れないのでしょうね・・・。
少年少女文学全集というのは大体何を読んでもそこそこ面白かったけれど、この本格的なものは途中でこれは僕の趣味とは違うな・・・ということも多く、それだけ大人になっていくにつれ、普遍的なものでなくなっていくということかなと思う。
大体、「チャタレイ夫人」なんて全国民が愛読したら・・・なんというか「う~む」という感じです。

で、その文学全集は今どうしているか??
僕は市の図書館に寄付した(お礼のはがきが1枚来た)。他の人は、友達にやった。質屋にいれたまま、実家においたまま・・・無用の長物というのは可哀そう。

2015/07/06

CLOSE TO THE EDGE 2

これが昨日のYESの「危機」というレコードの内側に書かれてあるロジャーディーンの絵で30センチのレコードの2枚分の大きさがあるからなかなか見ごたえがあります。
「絵」を見ながらレコードを聴くというライフスタイルが完全に消滅していることに今気が付きました。
昔はよかった・・・(もう完全な年寄り病です)

2015/07/05

CLOSE TO THE EDGE

「危機」という邦題がついたYESの「CLOSE TO THE EDGE」というレコードは、初めは友達から借りてきたのだったかな?当時はいいレコードが多すぎて全部を網羅するのは無理だった時代で、1973年の初めくらいだったような記憶が残っております。
デビューした頃はそれほど評価していなかった。冗長すぎるような気がして、サイモンとガーファンケルの「アメリカ」なんかはちょっと「こねくりまわしすぎ」だと思っていた。
「危機」の前の「こわれもの」はそれまでの作品より数段出来がよくなったけれど単品にいい出来のものがあってトータル感はまだよくなかったと思う。
それがこの「危機」では見事にそれまでの不満なところが改善され見事な出来になって世の中に出てきた。
ジャケットも緑を基本としたなかなかのもので中の絵も見ものであります。
こういうジャケット文化はCDではなかなか伝わりにくくなり、さらに、いまのストリーミングの時代においては完全に消滅してしまった文化と呼べるのでしょうね。

2015/07/04

Chris Squire

YESのクリス・スクワイアが亡くなっていた。先日記事を読んだけど、ここに書くのが遅れてしまった。他のメンバーがゴチャゴチャ入ったり出たり、また入ったりする中で、この人だけはずっとYESだった。まあ今でもいろいろな企画でCDが出てくるけれど・・。
「危機」を聞いた時の衝撃は凄かった。個人的にはビートルズのサージャントやピンクフロイドの「狂気」に匹敵する感動だった。
改めて合掌。

2015/07/02

ギリシアが大変

ギリシアが大変である。
ただここにきて根本的にわからないことがある。
国家は倒産するのか??
M&Aでどっかに買われる??そんなこと聞いたことないですね。
このままどこも支援しなかったらどうなる?
銀行は閉鎖されたままでお金は下せない。年金も支払われない・・・闇経済が台頭してくる???
倒産がないとすれば借りまくった方が得か??
あとは「すんません」「すんません」って言っておけばいい・・・そういう生き方もしんどいですが。
ただ、いまネットに書かれてある記事を読めばギリシア人ってもともと都市国家の概念からスタートしているから「国家」への帰属意識が薄い???なかなかややこしい
日本人はもうちょっと薄くなった方がいいかなと思うけど。

まあしょうないからなんとか口実をみつけて隣国が助けるんでしょうね。助けなしょうないもんね。
国境のとなりで浮浪者がうろうろされてもあんまり気持ちのいいものではないから。
こう考えれば、それなりに面白い。

2015/07/01

NCIS


NCISというアメリカのドラマがあって結構長く続いている。ここにダッキーという検視官がいるのですが、俳優さんはデビッド・マッカラムです。
デビッド・マッカラムってイリヤ・クリヤキン???と反応する人はまあ60歳代で若い人は全くしりません。
こういう経歴の人も珍しい。1960年代のヒットシリーズ「ナポレオン・ソロ」の主役で、今放映されているシリーズの準主役級であります。
元の奥さんはジル・アイアランドでその後あのチャールズ・ブロンソンの奥さんに・・・。
NCISを見ていたら、意外と背が低いことに気がついた。そういえばナポレオンソロ役のロバートヴォーンも低い方だったのでつり合いがとれていたということですか。
NCISを見ていたら他の人がみなさん背が高く・・・アメリカでも若い人の方が身長が高いのかなと思ってしまう。