2010/07/19

気狂いピエロ

行きつけの床屋がある。20年以上の付き合いで「うまい」から行っているわけでもない。大体「うまい」「下手」がわからない。ずっと行っているのは、2人でくだらないことを喋って帰ってくるのが楽しいからなんだろうと思っている。もうひとつ確実な理由は他の床屋を探すのが面倒であるからというのが一番であるが。で、先日、床屋の主人いわく「この間、テレビ見てたらびっくりしましたわ。若い姉ちゃんのアナウンサーがゴダールの不朽の名作”きぐるいピエロ”を紹介しますって言いよるんですよ」僕いわく「きちがいってゆうたらあかんのかな」主人いわく「いやあ知らんのとっちゃいまっか?」・・・・とまあこういう出だしから放送コードの批判からなんやらかんやら楽しい会話が延々と続くことになります。
キング・クリムゾンの不朽の名作「21世紀の精神異常者」もなんか言うたらあかん感じですが、国民みんなが何らかの〇〇症候群にかかっている時代やからええやないかと思うのは僕だけでしょうか?なんか「スキツォイゾ・・・」とても発音出ませんのですが。

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