2011/12/25

さよなら SANYO

三洋電機がいよいよ消えていく。会社というものが永遠でないことを実感することが最近は多い。「ゴーンイグコンサーン」というのは嘘のようである。平家物語でないけれどすべては泡沫のごとくみたいである。昔々(1970年代前半)、僕らのころの就職活動は今の学生さんには到底理解されないような時代で一日会社周りをすれば夜には回った会社のほとんどから内定の電話がかかってくるというもう「五体満足なら誰でもいい」時代であった。そんな時代だから誰もまじめに自分の行きたい会社なんか考えはしない。実にいい加減な時代でありました。会社訪問したなかに、この三洋電機もありました。当然内定の連絡もありました。パナソニックも説明会には行きましたが訪問はしなかった。僕はパナソニックはいやな感じがして三洋のほうが面白そうだった。行っていたらどうなったのかなと不思議な気がして最近の記事を読んでいました。当然「打倒松下」といってがんばってた三洋マンもいるわけで、それがある日「松下(パナ)マン」になれといわれてもねえ。植木等の「サラリーマンは気楽な家業ときたもんだ」はいつも嘘だと思っている。生きるってことは実にシンドイなあって思うことがこういう記事を見ると思いますわ。

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