1970年になんとか浪人の末大学生になった。1969年には見たい映画がいっぱい出ていたが禁欲生活を強いられていて(当然)、1970年にはその分を取り返すためによく映画館に通った。ただそれほどお金がないので天王寺界隈の安いとこ(2本立てとか)に集中している。天王寺駅の地下に小さな名画館があった(今はない)。そこでかなりの1969年のものを見た。当時150円くらいだった(1日のバイト代が1500円くらいの時代である)。その中の一つがこの「ブッチ・キャッシディとサンダンス・キッド」(明日に向かって撃て)でセピア色で始まってセピア色で終わった。キャサリン・ロスは卒業とこれでニューシ・ネマのヒロインの代表格になってしまった。
もともとはポール・ニューマンとスティーブ・マックイーンだったらしく、それもなかなかのキャスティングだと思うけどそれではニュー・シネマとは言われなかったような気がする。
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