「危機」という邦題がついたYESの「CLOSE TO THE EDGE」というレコードは、初めは友達から借りてきたのだったかな?当時はいいレコードが多すぎて全部を網羅するのは無理だった時代で、1973年の初めくらいだったような記憶が残っております。
デビューした頃はそれほど評価していなかった。冗長すぎるような気がして、サイモンとガーファンケルの「アメリカ」なんかはちょっと「こねくりまわしすぎ」だと思っていた。
「危機」の前の「こわれもの」はそれまでの作品より数段出来がよくなったけれど単品にいい出来のものがあってトータル感はまだよくなかったと思う。
それがこの「危機」では見事にそれまでの不満なところが改善され見事な出来になって世の中に出てきた。
ジャケットも緑を基本としたなかなかのもので中の絵も見ものであります。
こういうジャケット文化はCDではなかなか伝わりにくくなり、さらに、いまのストリーミングの時代においては完全に消滅してしまった文化と呼べるのでしょうね。
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