2020/07/31

CBS SONY


前回、藤圭子がSONYレーベルから出ていて驚いたと書いたので調べてみたら、SONYレコードってもうRCAビクターなんかを飲み込んじゃって巨大企業になっていた。
僕の記憶にあるSONYのレコード会社は僕が高校の時に生まれて(当時はCBS SONYだったかな)、ニューロック華やかかりし時にもう欲しいレコードがわんさかとこのSONYレコードから発売された。
そのレコードは、申し訳ないけど古い雰囲気のレコード会社(例えばテイチク、キング(失礼))から出てきたのと全然印象が違う、これからの時代のレコードですよっていう感じいっぱいで、新しい時代の夜明けを迎えるレコード会社のように思えた。
そのCBS SONYの抱えるミュージシャンたちは誰か?
今から思えば新しい時代が待っているメンバーがいっぱいだった。
当時、サイモンとガーファンケルは既に有名だったけれど、アル・クーパーとマイケル・ブルームフィールドの「フィルモアの奇蹟」とか「スーパーセッション」など、当時ではあんまり聞いたことのない名前のミュージシャンがさも当然のように発売されて、僕は当時お金がなかったから毎日レコード屋でジャケットばかり眺めていた。
フリートウッド・マックもSONYからだった(英吉利薔薇)。当然、ピーター・グリーンがいるブルースバンドの時代。エレクトリック・フラッグもこの時出ている。
ニューロックの時代は今から考えたら、SONYのレコード会社の設立とシンクロしていた感じもしてきた。




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