2022/07/19

宗教とは??


 安倍元首相暗殺事件が「民主主義への冒涜」から、ちょっと(大きく)焦点がズレてきて、「宗教とは??」という問題に移ってきたような気がする。個人的には、組織票というのが気に入らない人種なので、組合、宗教団体・・・等々、投票する人間を指示する行為自体が気に入らない。僕はこのことが「民主主義への冒涜」だと思っている。
先日の参議院選挙でも相変わらず「〇〇さんをよろしく」と選挙の時にしか連絡してこない悪友?がいるけれど、「考えることを放棄した人間」にしか思えず、「分かった、分かった」と答えて近況も語らずで終わり。ずっと考え方が変わらない??僕には想像できない人が世の中には多い。
昔、高橋和巳の「邪宗門」という長い小説を読んだのを思い出した。(モデルは京都の亀岡にある(今もある)大本教らしい)若かったので結構感動して読んだ。あの時代だから読めたのかもしれないけれど。
あの本では、「宗教」対「国家」で確か「国家」が宗教団体をコテンパンにやっつけてしまったけど。読んでいて実に暗澹たる気持ちになったのを思い出した。でも今は政治家が宗教に寄り添う(票をお願いする)という逆転現象で皮肉なもんだと思っている。
個人的には、昔、父親のお兄さんが結婚して、奥さんが創価学会の信者さんで、「聖教新聞」を送ってくるようになった。父は断っても送ってくるので、結局絶縁した(冠婚葬祭は維持していると思うけれど)。まあそんな家系なんで、僕には宗教は無縁みたい。
でも、興味はある。何故人を引き付けるのか??というところにね。基本は商売も同じだから。
今回の教訓として、政治家も票のために「危険な宗教団体」に応援のメッセージを出すのは「命の危険と表裏一体」だということが認識されたと思う。
最近は、ひょっとしたら犯人は頭がよかったらしいので、ここまで予想していたのではないか?とまで思うようになっている。教祖を暗殺するよりよっぽど注目度が高い。
安倍さんの政治上の功績は、僕は評価している。野党が国葬云々に文句を言っているけれど、そんなことよりこの事件の本質を見極めて「もっとも」という主張をしてほしい。
これを機会に「悪徳宗教団体」が根絶されることを願うものです。
人が稼いだお金を騙して横取りするような卑怯な手法の宗教は撲滅すべきだ。
つくづく人間って不思議な生き物だと思う。
2001年宇宙の旅を思い出した。サルが道具を使うことに目覚めて知恵がつく。知恵が曲者で悩みも生み出す。救済の宗教が起こる??こういう構図??


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