「 ニュー・ミュージック・マガジン」の対抗馬としては「ロッキン・オン」という雑誌がふさわしいと思うけれど、僕にとっては読むべき記事が全く無く買わなかったので知らない。個人的には文章は「ニュー・ミュージック・マガジン」で、見るのはこの「MUSIC LIFE」を見ていた(まさに見ていた。読んではいない)。このMLの表紙はテン・イヤーズ・アフターのアルヴィン・リー(ウッドストックの映画からでしょうか?)でギターに書かれたピース・マークが時代を物語っております。この時のアルヴィン・リーのギターには驚いた。こんなに早いピッキングは見たことがなかったから。映画では演奏後に大きなスイカを担いで帰るのが印象的であった。ミュージック・ライフは2000年を迎えることなく廃刊になった。まあ次から次と変身するシンコーミュージックですからそれほど象徴的な出来事ではないと思うけれど、MLは代表選手だったからある意味では大きな出来事だったかも。他に1964年当時はポップスという雑誌もあった。70年代には音楽専科という雑誌もあった。ただなんというか音楽に立ち向かっているスタンスの雑誌という意味では「ミュージック・マガジン」だけのような気がする。だから今でも購入しているのかもしれない。
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