1973年の思い出といえば、やっぱり就職活動かな。
今と違って五体満足ならどこでも入ることができるという実に恵まれた時代で、解禁の5月1日に御堂筋を北から南に歩けば内定が数社あったという時代です。
僕の卒業した大学は大阪市が運営している公立校で一応当時の一期校の末端に入っていた国立並みの扱いの学校だったのです。
で、就職活動の話、5月1日解禁、7月1日より正式て続き・・・ということで、一応本命は決めた。そしたら7月2日に来てくれという。
1日は空く。まあ寝ててもよかったんですが、もったいないということで、池田の先日トヨタの完全子会社になったD社に行く(ここも内定もらっていた)。
何故かミスタードーナッツをもらって「来年からよろしく」って言われて帰ってきた思い出があります・・・今になって同じ大学の友達に送ってもらったことを思い出した。車で送ってくれた。
本命の会社に入社してからの後日談ですが、7月1日はいわゆる帝大7校のみの入社手続きで、7月2日は1日以外の学校だったことが入社してから分かる。ぼくはこれが実に不愉快で転職する動機のある部分を占めている。
本命扱いされていない会社なんていたくない・・・ってね。
今になって気がついたことは、その送ってくれた友達も福岡のTOTOに行ったから、同じような扱いだったわけです。彼が転職したかどうかは知らない。
ただその時、7帝大の威力というものを感じた。さらにその後今までも感じている。もう国からの補助金とか圧倒的かつ歴然とした差があります。さらに卒業生の社会の中での活躍度とかね。
そうそう、そのD社を断った時、電話の受話器をガシャンと切られたのを思い出した。まあごめんなさいとしか言いようがなかったですけどね。僕の友達も同じ扱いを受けたんだろう。
大学の頃、友達がいれば幸せだ!!と思ってましたな。(アップしたベイマックスをみて昔を思い出した)古き良き時代です。
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