僕が一番初めに買った本がこれ。当時の帯には「誰が、何を、いつ、なぜ、どのように捏造したのか?」と書かれてある。読んだ感想は、この帯のとおりでないなあというのが最初の感想。個人的には他の本を読むにつれ、この本に対する見方は変わっていくんですが、まあはじめに書かれたまともそうな書物なんで買いました。
この本には、当時僕の周りで噂のあったセルシードの話が出てこないのでちょっとがっくり。
学者サイドの話(まあアカデミック路線)で完結しようとしている感じです。
純粋に誰がどのように不正をしたのかを追求しようとしている路線のように思えます。
この本、大宅壮一賞をもらったのですが、アカデミックなトレースに終始しておかしな部分を解明していく・・・まあこれで立派なんですが、ドロドロした世界で生きてきた僕としてはもっと裏があるに違いないと思ってしまうし、事実あると思っている。
小保方さんの不正を暴くことはそれ程大事なことでもなさそうという気持ちが強く、正直今の世の中コピペのない博士論文なんてあるのかなと逆に思ってしまう。
ケネディ暗殺とかに通じる何とか報告書が出て闇に葬られる事件と同じ類に思えてならない。
小保方さんはオズワルドと同じような位置づけ??とか思ったり。
正直、須田さんの本だけでは僕の疑惑はスッキリしないんです。
そんで、やっぱり欲の部分も考えないと見えてこないと思って読んだのが上の本。この手の本の方が僕にはわかりやすいと思って買った。セルシードの話は前半に少し。理研につながるのも作戦のうちだったように思える。理研がおぜん立てしないとセルシードの新株予約権なんてどうにもならなかったはず。
セルシードの話は今となってはネット上にもあんまり残っていない感じがします。当時は結構まともな情報がが多くありましたけど。この部分の本は出ているのかな?ドロドロしているから誰も書かない?
すべて偶然の産物と思ってましたが、どうもそうではなさそう。
この事件、そう単純なものでなく、僕の頭の中にいろんな疑問が混ざっている
順不同、思いつくままにあげてみる
1.セルシードの連中がどこまで企てていたのかネイチャー発表まで?
2.STAP細胞はないのにでっち上げたのか?
としたら誰が??
3.STAP細胞はあるけれど小保方氏の杜撰さにために再現できなかったのか
4.理研はあると思っていた?
5.STAP細胞があったら困る人物、集団とは誰か?
6.STAP細胞があったら得する奴、損する奴は誰か?
7.笹井、若山、小保方が脚光を浴びたら不満に思う連中は誰か
8.ネイチャー発表後の不正の書き込みが異常に早いのはなぜか?
9.若山氏の豹変の理由?
コロナで時間があるから、もう一度全部読み返してみるか。
一番上にあげた須田さんの真面目なアプローチでもう一度調べて、この問題の闇の部分を書いてほしいです。でも手におえないかも。
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