アフガニスタンが大変なことになってきた。昔のベトナムを思い出した。
あの時もアメリカが大慌てで脱出した。あの時はホー・チー・ミン率いる共産主義が勝ったということになるのかな。ただホー・チー・ミンという人物はさすがにと思える要素がいっぱいあってアメリカというかそれまでのヨーロッパの列強(要は植民地を食い物してきた連中)の敗北で、なんというか長く続いた強国が弱い国を支配するという構図は終焉を迎えたと思った。
それで今回のアフガニスタンですけど。単純な構図は消えていてものすごく複雑。
資本主義VS共産主義という構図は消えて、自由主義国家群・独裁大国(ロシアと中国)・独裁中規模国家(軍隊が統治しているミャンマーとか)・イスラム教国家群(この中には独裁者もいる)くらいに分類できるのだろうか??北朝鮮は論外。
タリバンが強くなれば、反アメリカということでロシアと中国が喜ぶということでもなさそう。タリバンの信ずるイスラム教はウイグル地区に影響を及ぼすかもしれないし、周囲の○○スタン諸国にもどのような影響を与えるか分からない(これはロシアにとって脅威)。正直、宗教が政治を決めているという文化が理解できないので見当もつかない。
アメリカについて考えれば、共和党の一部の人が唱える、昔のモンロー主義(他国のもめごとには介入しない)に戻る路線の主張が甦るかもしれない。
そうなれば日本なんか大変、アメリカさんに守ってもらう生活を76年もやってきてるのに。
それとベトナム戦争の時のホー・チー・ミンに匹敵するタリバンの指導者の顔が分からない。この人たちもテロ支持者?なのかな。
ただ、ほとんど宗教が生活に影響を及ぼさない僕ら日本人にとってイスラム教というのは分かりにくい。
アップしたのは既に崩されたバーミヤン遺跡。日本ではこの遺跡を破壊したことだけでも憤慨していたのですけど。破壊の理由が偶像崇拝を禁止するとか。
日本で言えば法隆寺を爆破するようなものか。明治の時の神仏分離令の時にでも日本人はそういうことはしなかったはず。
僕らのような小市民にとって「押しつけVS自由」の構図になるのかな。
昔、アメリカで「ダーウィンの進化論支持者」と「アダムとイブを信ずる一部のキリスト教信者」との裁判のテレビを見た記憶があるけれど、この裁判は進化論が負けた!!!驚いた。
裁判の中身はものすごく面白いです。劇みたい。立派な紳士が真面目に論争している。
昔、アメリカで「ダーウィンの進化論支持者」と「アダムとイブを信ずる一部のキリスト教信者」との裁判のテレビを見た記憶があるけれど、この裁判は進化論が負けた!!!驚いた。
裁判の中身はものすごく面白いです。劇みたい。立派な紳士が真面目に論争している。
例えば、アダムとイブに禁断の実(リンゴ)を食べるようにそそのかしたヘビは罰として神さんから這って進むようにされた云々、ではその前のヘビはどのようにして前に進んでいたのか???という議論が真面目に展開される。
そんな議論の結果、その時は信じられないことに進化論は負ける。
後に進化論は認められるのですが、人間って不思議な生き物だと思う。
今のコロナの主張を見ていても、立派な博士号を持っている先生方の意見が真っ向から分かれますから根本は同じか。
ある意味、戦後の76年間はものすごくいい時代だったのかも知れないなと思い始めている。
ふと今にして思うけど、宗教が入り混じって統制できない国家には共産主義って使いやすいツールだったことが分かってきた。ソ連時代には宗教紛争って思いもしなかった。
いろいろ勉強になります。
そんな議論の結果、その時は信じられないことに進化論は負ける。
後に進化論は認められるのですが、人間って不思議な生き物だと思う。
今のコロナの主張を見ていても、立派な博士号を持っている先生方の意見が真っ向から分かれますから根本は同じか。
ある意味、戦後の76年間はものすごくいい時代だったのかも知れないなと思い始めている。
ふと今にして思うけど、宗教が入り混じって統制できない国家には共産主義って使いやすいツールだったことが分かってきた。ソ連時代には宗教紛争って思いもしなかった。
いろいろ勉強になります。
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