2018/11/23

ジャッカルの日

部屋中にあほみたいにCDとレコードとDVDが散らかっている。
もう今の時代、無用の長物である。今やオンデマンドの時代。聞きたいときに聞き、見たいときに見る・・。
そうなんですが、散らかっているDVDを眺めて「見てみようか?」ということはできない。ここはものすごく大事。
頭に浮かばないとオンデマンドでは無理。
先日、「史上最大の作戦」を見たから、他に感激した映画はないかと物色していたら、この「ジャッカルの日」を見つけた。あっという間に見てしまった。
僕は、小説を先に読んで、あっという間に読破、面白かったですね。
その後でこの映画、多分初めはビデオ屋で借りてきたのだと思う。大体、原作と映画、両方とも出来がいいというのはあんまりない。
ところが、この映画、実によくできていて、両方とも名作っていうのは珍しい。
ジャッカル役のエドワード・フォックスは他の映画でもお目にかかるけれど、この時の印象が強く、他の映画ではほとんど印象に残らない。ちょっと可哀そうな気がしている。

2018/11/21

史上最大の作戦

前回書いた上六の映画館には、縁があって、よく考えたら中学の1年の時にわざわざ上六まで「史上最大の作戦」を見に行ったのを思い出した。当時、周りの友達が「見に行った」を連発するので、親父に連れて行ってもらうように頼んだ。時期が封切りから時間が経っていたんだろうと今になると思う。梅田あたりにはやっているところがなく、上六だったらやっているということではるばる行ったわけですな。
大阪から環状線で鶴橋まで、そこから近鉄で上六へ。
行ったら満員だった。当時はノルマンディー作戦のことなんかまったく知らず、何せ連合軍が反撃するシーンばかりで、昔の日本の立場も忘れて連合軍を応援してしまうという「ややこしい」感情が出来上がる。よく考えたら戦後の日本人の感情ってそれが一般的かなと思ってしまう。
でも当時の俳優さんがほとんど出ているので今見ても楽しい。ショーン・コネリーなんかこの後ブレイク、ポール・アンカも本人が出ているし。僕はジョン・ウエィンはいらなかったと思ってる。特別扱いし過ぎ。

2018/11/17

ウエストサイド物語

この映画がいつ封切られたのかは知らない。
僕の家に出入りしていたお姉ちゃんが熱弁をふるっていたから覚えている。「ジョージ・チャキリスが最高!」・・ってね。
1962年の秋に修学旅行があった。小学6年。関西なので当然伊勢である。
伊勢といえば近鉄の独壇場で、僕たちはバスに乗り上六まで行き、そこから近鉄に乗ったはず。
正直行きのことはあんまり覚えていない。帰りに上六に着いた時に、目の前に「ウエストサイド物語」の看板があったのを鮮明に覚えている。
上六の駅の前の映画館は2年後にビートルズの「ヤアヤアヤア」を見に来るとは夢にも思わなかった。ただこの時の土地勘が生きたと今でも思っている。
そんで、不思議なことに、「ヤアヤアヤア」と同時上映が「ウエストサイド物語」だったのも不思議な因縁を感じた。
「ウエストサイド物語」の中にジェット団の曲があってアリスクーパーのスクールズアウトに収録されている。これもなかなかです。

1964

僕のターニングポイントは1964年だったということはこのブログで何回も書いております。
1つはビートルズであり、もう1つは東京オリンピックだった。要は国際的な視野になったということ。
それと関係ないけれど、1964年のヒットチャートはアメリカではほとんどビートルズでした。
ところが日本では、僕の記憶では下記に述べる3曲がビートルズの首位を大いに邪魔したというかこっちが勝ってましたな。
まずジリオラ。チンクエッティの「夢見る想い」、それとシルヴィ・ヴァルタンの「アイドルを探せ」、そしてサントラの「ブーベの恋人」。
いずれもイタリア、フランス、イタリアという何でも気に入ったら聞くという国民性が表れてます。
特にシルヴィ・ヴァルタンの「アイドルを探せ」は異常な人気で、ちょっとしか出てこないシルヴィ・ヴァルタンの姿を見に映画館に行った連中が多かった。
まあ行く価値があるくらいに可愛かった。
この映画もモノクロ。ヤアヤアヤアもモノクロ。あの時代白黒映画の方がいいものがあったような気がします。
「アイドルを探せ」という映画は映画自体も面白く、僕はミレーヌ・ドモンジョのファンだったので一石二鳥という感じでした。中学生でミレーヌ・ドモンジョのファンというのも???

2018/11/14

LAW&ORDER 2

LAW&ORDER という番組の不思議なところは、最後に意外な結末にしておいて、「エッ 一体どうなるんやろ」と思わせておいて、ほったらかしというパターンが結構ある。いわゆるクリフハンガーっぽくしておいてそのまま次の事件になる。
この間見たのも、最後に無罪(本当は有罪?)になった判決のあとに、「奥さんが行方不明」??という報告で終わり。こっちとしたら気になりますよね。
時々このパターンがある。
だから同じ犯人とか容疑者とかが一回しか出てこないような気がしている。ほかのドラマなら「あの時のあいつか」となんとなく懐かしい感じがするような作り方があるものですが。
僕には不思議な番組です。一回限りの完結型。だからどのエピソードからでも即見入れるという特徴がある。

2018/11/13

LAW & ORDER

 
またアマゾンのプライムビデオに「ロウ&オーダー」というのがあったから見始めた。なぜかシリーズ10からしかなく、どうせ開放するのなら1から見れるようにしてほしいなと思う。
ともかく「10」からスタート。驚いたことに「リゾーリ&アイルズ」のアンジー・ハーモンがでている。検察の方の役回りで難しい法律用語を多用している。ドタバタ捕り物のリゾーリとは大違い。アンジー・ハーモンはご存知のようにかなりハスキーな声の持ち主でこれがなかなか渋い。
長いシリーズなので、少しずつ役者さんが変わっていく。アンジー・ハーモンの次はエリザベス・ロームという女性でこれもなかなかいい味を出していた。突然「君は検察にはむいていない」といわれて首になったのには驚きましたが。
ストーリー的には、
まず事件が起こる
次に犯人が捕まる
罪状を検察が述べる
弁護士が反論する
判決が下る
という構造ですが、意外とおやっというような判決になることがある。なかなか法律というのは難しいなと思ってしまう。
話は変わるけれど、日本の司法試験に大学1年の子?が受かったという記事が出ていた。どんな頭をしているのだろう。