
この小説は本当に不思議な小説で文庫本で20冊を超える大作、最後の方はもうほんまに不思議な世界です。気になる方は挑戦してみてください。今は「ちくま文庫」から出ております。絶版になっていないのがすごいと思います。
昔、「俺たちには明日はない」という映画を見て、大変感激した記憶が残っている。実物のボニー&クライドの写真がこれ。フェイ・ダナウエィと比べたらちょっと可哀想かな。この映画を見た時は妙に感激した。しかし、この間見たらなんでこんな映画に感動したのか不思議な気がした。これが年というもなんでしょう。ただ、当時はひょっと間違ったら警察から追いかけられる人生になるかもしれないと思うような予感みたいなものをかなりの若者は感じたものである。今は平々凡々の人生ですが。それが単純に懐かしいだけでいいのか分かりませんけど。最後のシーンの警官に気がついた時の2人の目の表情はその後のマシンガン乱射のシーンより僕には記憶に残る名シーンだと思っている。