2024/11/19

混沌の極み


 兵庫県の知事の選挙が予想に反した結果になって世の中が分からなくなってきた。
冷静に判断すると、「人権無視パワハラ」ってそう有権者が重要視しないということなんですね。「政策重視」・・・・
でも「パワハラ」発言で即辞任しているお偉い方をいっぱい見てきたから、やっぱり今回の知事候補は「違う世界からやって来た」のかなと思ってしまう。
百条委員会の答弁もかみ合っていなかったし。
しかし、今後、どうなるのだろう。変な世の中になって来た。
少なくとも「良くなっている」とは思えないな。

周りを見たらテレビを見ない。新聞を読まない。質の悪い誹謗中傷主体のSNSだけをベースに自分の考えを決める輩が増えたと思うから。ますます分断が進む。
マルクスもびっくりだ。資本主義社会の次は「分断された社会」だった。
資本主義VS共産主義の構図なんて過去の遺物になってしまった。
猿の惑星を思い出した。

思うけれど、本を読まない人が増えたような気がする。

アップしたレコードジャケットは、「アルマゲドン」といって、元ヤードバーズにいたキース・レルフがいたバンド。長続きしなかったけど。
今の状況を表しているかなと思って揚げてみた。
隠れた名盤だと思っている。スティームハンマーの残党とジョニー・ウィンター・アンドのボビー・コールドウエル(AORのおっさんではないです)が主役。

2024/11/17

いまごろ 「パピヨン」

 

1973年にロードショウされた「パピヨン」を今見た。
なぜ、今頃??
話せば長くなりますが・・・まずNHKでやっていた「タイムトンネル」を見ていた。毎回時代と場所が違う番組で1967年に作られた実に面白い番組だった。そのエピソードの一つに「悪魔島」というのがあって、昔フランス領だったギアナの沖合にある島の一つ。そこに囚人を隔離していた。まず帰れない。ほとんどそこで死ぬ。
ドレファス事件のドレファスが収監されていたことで有名(らしい)。
誰もこの島から脱獄したものはいない‥‥という話ですが・・・いやいや例外もあるという書き込みから「パピヨン」にたどり着いたという訳です。
大ヒット映画ということは十分承知してましたが、1974年の春に封切りということで、その時は就職したての新入社員で初めての寮生活、映画どころでなかったかも。
それで、当時の大スターであるスティーブ・マックィーンとダスティン・ホフマンで当時でも話題性充分。単純な難攻不落の監獄から脱獄出来てめでたしめでたしの話かなと思っておりましたが、そうではなくなかなか何とも言えない味のある映画でした。
それと、後半に突然未開拓の現地人達に絶体絶命かと思われた窮地から助けられて、一瞬ほのぼのとする時間と空間がある。現地人の役ですから女性はトップレスで腰蓑のみ、俳優さんがよく承知したなあと変な感心をした次第。(でも女性の役者さんはスタッフから冷やかされていい思いはしなかったということです)
でもなんか、監獄、逃亡、ジャングル、絶壁、ひたすらの逃げる・・・から突然、天国のような別世界に、脚本の意図は何だったのだろうと思うけれど意外とよかったです。
すごく癒されて気に入った時間でした。









2024/11/16

自業自得 疲れた

この3日間疲れ果てて、責められるのは己のミスということで実に疲れた。
発端は、レッツノートの外側につている「機内モード」の本当に小さなスイッチを「ONからOFF」に知らずに触ってしまったことだった(今から気がつけばの話)。
突然ネットにつながらなくなった。インターネットスイッチONにしても、そのスイッチがOFFに戻る。「え~~」どういうこと???
次にやったのは元に戻してみようということで戻したけれどダメ。
仕方がないからインストールし直したけれどダメ。
疲れてダウン。
翌日、色々と書き込みを読む。「レッツノートの『機内モードスイッチ』は曲者だ云々」・・・これだ!!
一気に解決。単にスイッチをONに戻せば解決。
しかし、パソコンは既に初期化されている。
自分で苦労して付け加えたアプリを戻さないといけない。
プリンター、外付けHDD(数台)・・・
ここでまた問題が発生。Windows10までは使えていたはずのワイヤレスHDDが使えない。
SMB1.0をインストールしなければならないらしい。
ようわからんけど、SMB1.0はWindows11では使えないらしい(セキュリティの向上のため)、僕のはそうなると使えないので、まあセキュリティのレベルを落としてでも使いたいということになる。
これもまた「書き込み」を探す。奇特なお方がいらっしゃって適切な解説、要領をアップしておられました。
これも何とか解決。
結局、自分のミス?でほぼ3日無駄な時間を費やすことに。

アップしたのはチックコリアとゲーリーバートンの昔のライブ。
ちょっとゆっくりして聞いてます。
知っておれば何にもない話だと思うけれど、こんな不安定なものを世界中の人が使ってる世界って本当に不思議だ。



 

2024/11/13

Whiskey Bar HEAVEN 2


 昔々、一度この写真をアップしたことがある。多分10年くらい前。
京都の七条の佐井通りの近くに「Whiskey Bar HEAVEN」というお店があって、1988年からだから36年くらい続いている。
このマスターとは音楽の趣味で気が合って、昔一緒に東京ドーム迄ローリングストーンズを見に行ったことがある(1990.02.21)。チケットが手に入らないと思っていたら、マスターの人脈で入手できたということで、幸運の女神が訪れたということでいそいそと出かけました。
最近は僕の方がアルコール禁止令が出たおかげで夜の街は全く疎遠になってしまったけれど、僕の持っているレコードはいずれは彼に寄贈(押し付ける)するつもりでいた。
そしたら、今日突然、奥さんからマスターが急に亡くなったという連絡があり、茫然としている(今も)
よく考えたら、15歳も年下だったのに、ビートルズのことも詳しく(詳しいはずがないよね。ビートルズがデビューした時は生まれていない。でも詳しかった)
でも本当に詳しかったのはチェリーレッドレーベルの話でベン・ワットとトレーシー・ソーンの話は実に熱がこもっていた。多分、話し相手(聞いて分かる人間)がいなかったのでしょうね(まあ当然ですけど)。
好きな人は気が付くと思うけれど「Whiskey Bar」はドアーズのアラバマソングから「Heaven」はトーキングヘッズから。こんなことが分かって来る客なんてあの界隈には皆無のはずですが、なぜかあそこで長い間やられてました。
最後に会って喋りたかったですけどこれも人生。
本当は僕が引退してからゆっくり思い出話をしたかったのですが本当に残念です。
戸島祥三」さん、本当に心よりご冥福をお祈り申し上げます。
今まで有難う。

2024/10/25

「ちばてつや」さん、おめでとうございます!



「あしたのジョー」の「ちばてつや」さんが「文化勲章」を受賞された。漫画家が文化勲章!!!
「漫画ばかり読んでいたらアホになる」と言われていた時代から隔世の感がある。
大昔、あしたのジョーに感激して感想文(ファンレター)を送ったことがある。
当時の話では、ファンレターを送った人には翌年の年賀状をいただけるということでした。そんなわけで僕の家にも「ちばてつや」さんから年賀状が来ました。今捜してるけど見つからない(笑)大事にしまい込んでしまってる(汗)寅年だったから昭和49年(1974)かな。
ぼくは「ちかいの魔球」から熱心な読者になって、止まる魔球、数個に見える魔球(新魔球)、ヘンリー中川(大洋)、寿楽寺陣内(中日)、大田原一郎(阪神)と今でも覚えている。ハリスの風、紫電改の鷹・・・
とはいえ「あしたのジョー」は圧巻でした。この連載が始まった頃は「少年マガジン」は読んでいなかった(元々創刊号からの愛読者だったけど、浪人時代に漫画を断って頑張った)。大学生になってアルバイト先でマガジンを読みだして虜になってファンレターということに。
あとは「のたり松太郎」も読んでましたね。
その後は、さすがに次第に漫画から遠ざかり、子供たちが読んでいるコミックスをすすめられるがままに読んでいる日々です。
ただ娘の1人は「あしたのジョー」を感激して読んでました。その娘は横山光輝さんの「伊賀の影丸」も読んでました。子供によって嗜好が違うのも面白いです。
まあ、いずれにしても、「ちばてつや」さんおめでとうございます。