この間の中国の馬軍団をパスしたら、多分この人が一番速かったのではないかといわれているルーマニアのサボー選手。(写真の左・・髪の毛が逆立ってます)日本にも何回か来ております。金髪のきれいな美人選手で人気がありましたが、なんというか時々見せる内に秘められている「キツさ」が、「絶対!このお姉さんほんまはこわいねんやわ」という確信を抱かせるほどその瞬発力は見事なものでした。
2009/08/31
2009/08/28
王軍霞
2009/08/26
richard douglas fosbury
珍しく男性の写真です。走り高跳びってみんなこの「背面跳び」で跳びますが、昔はこんな跳び方はなかった。ベリーロールとかいう正面から跳ぶ方法ばかりだった。ところが突然この「フォズベリー」という当時大学生だったアメリカ人がこの背中から跳ぶ跳躍方法を考案して、メキシコオリンピック(1968)に出てくる。このフォズベリーだけが背面跳びであとは正面から跳ぶ方法である。結果はフォズベリーが金メダル。1972のミュンヘンではほとんどの選手ががフォズベリーの背面跳びになっていた。
メキシコオリンピックで見たときは驚いた。こういう事実を目撃するのはとても楽しいと思う。もう圧倒的な優位性があったのだろう。今や走り高跳びといえば背面跳び以外見ることができないですから。
僕はこういう功労者には永遠に名前が残って欲しい性質なんで、背面跳びというよりフォズベリー・ジャンプ(アメリカではフォズベリー・フロップ)という名前で呼んで欲しいなといつも思っている。
残念ながらメキシコ・オリンピックの写真は見つけられませんでした。
メキシコオリンピックで見たときは驚いた。こういう事実を目撃するのはとても楽しいと思う。もう圧倒的な優位性があったのだろう。今や走り高跳びといえば背面跳び以外見ることができないですから。
僕はこういう功労者には永遠に名前が残って欲しい性質なんで、背面跳びというよりフォズベリー・ジャンプ(アメリカではフォズベリー・フロップ)という名前で呼んで欲しいなといつも思っている。
残念ながらメキシコ・オリンピックの写真は見つけられませんでした。
ulrike meyfarth
2009/08/25
ariane friedrich
2009/08/24
allyson felix
先ほど世界陸上ベルリン大会が終わりました。やり投げで日本人がメダルを取るなんて想像もしたことのない快挙が起こった。
昔、溝口なんとかという選手が世界記録に迫る日本記録を持っていて(というか今もこの人が日本記録保持者だと思う)、世界陸上に出る度に応援するのだが、なかなかその大きな試合で結果を出せずに終わってしまった。だから今回みたいなことは信じられないような気がする。大きな大会で実力どおりの結果を出すということは実に難しいことだと思う。今回の大会は日本の投てき陣に大きな力を与えたと思う。
で、写真は男では面白くないから200mのアリソン・フェリックス嬢に出場願いました。人の顔には本当の姿は分からないけれど、「賢そうな顔」と言うのがある。大阪では「まあ、賢そうなお顔をして・・・」という感じである。僕はいつもアリソン・フェリックスを見るとこの人賢そうと思ってしまう。
2009/08/22
santhi soundarajan
この人はsanthi soundarajanさんといって2006年の第15回アジア大会(ドーハ)で女子800m競争で銀メダルを獲得したはずだったお方である。ところが例の性別チェックで女性ではない(では男か?という断定はされていないみたい)ということで銀メダルを剥奪された可哀想な人である。
で、この性別チェックであるが、大会の前に全員にしておくとか、陸連(各国にあるだろう)に登録する時に受けておく(途中で変わることはないだろう)とか、もっと悲劇が起こらない前にとるべき方法があるように思う。ただどうもこの検査なかなかすぐ結論が出ないみたいで、ぶっちゃけた話、性器を見ても断定できないそうである・・・もうこうなったらよう分からん世界である。
しかも、いまはクレームが出たら(あいつはおかしい・・というクレーム)おこなうという極めて不条理なルールであるようで、今行われている世界陸上の例の南アフリカの選手も他の国の選手とかコーチのルール上認められている「タレこみ?」によって行われるということらしい。
話しを戻してこのsanthi soundarajanさんであるがその後の動向の話は日本語ではなかなか見つからない。英語のWEB上では自殺未遂みたいな記事と、そのあと気を取り直して陸上のコーチとして頑張っておられるような記事があるので、ぜひ気を強くもって生き抜いて欲しいと思う。
で、この性別チェックであるが、大会の前に全員にしておくとか、陸連(各国にあるだろう)に登録する時に受けておく(途中で変わることはないだろう)とか、もっと悲劇が起こらない前にとるべき方法があるように思う。ただどうもこの検査なかなかすぐ結論が出ないみたいで、ぶっちゃけた話、性器を見ても断定できないそうである・・・もうこうなったらよう分からん世界である。
しかも、いまはクレームが出たら(あいつはおかしい・・というクレーム)おこなうという極めて不条理なルールであるようで、今行われている世界陸上の例の南アフリカの選手も他の国の選手とかコーチのルール上認められている「タレこみ?」によって行われるということらしい。
話しを戻してこのsanthi soundarajanさんであるがその後の動向の話は日本語ではなかなか見つからない。英語のWEB上では自殺未遂みたいな記事と、そのあと気を取り直して陸上のコーチとして頑張っておられるような記事があるので、ぜひ気を強くもって生き抜いて欲しいと思う。
2009/08/20
caster semenya
2009/08/19
sanya richards
2009/08/16
yelena isinbaeva
2009/08/15
ewa klobukowska
ドーピングの問題で思い出したのが、この写真の一番右の人ポーランドの100mのアスリートの「クロブコフスカ」さん。この写真は1964年の東京オリンピックの時の表彰台のときで3位の銅メダルである。100m×4では優勝していてその時のアンカーの力走はほんまに凄かった。ユーチューブで見ることが出来ます。その後、「ドーピング検査」ではないが「染色体の検査」とかで、要は「女ではない」と診断された。それで当時の僕らは「女ではなかったんや、やっぱりな・・」とかいう実にいい加減な会話をしていたものである。ところが、またその後、その検査は間違いだったとして権利が復活した。復権するまでの彼女の苦しみは想像しがたいが、こういう検査が簡単に覆るというのは甚だ問題があるように思う。こんなことを考えていたら、ひょっとしたら白人と黄色人種と黒人が駆けっこするのはチーターとライオンと虎と競争させているのと同じなのかもしれないなあと思ったりする。
2009/08/14
heike drechsler(3)
ドレクスラーの東ドイツの時代の写真。白黒なのがかえって時代をしのばせる。一番に気がつくのが「わきの毛」(というか最近はむだ毛?)である。昔、共産主義国家のスポーツアスリートの女性はわきの毛を剃っているのは「資本主義」に汚染されているからであるとかなんとかの理由で自然のままでおられて、勝利の後は堂々ともろ手を上げて万歳をしていたように思う。ところが最近ではこんな姿は記憶になくなってしまった。全ての国が資本主義に汚染されてしまったのである。
しかしながら、記憶をたどれば昭和の30年代の女性はわきの毛の処理なんかしていなかったように思う。というのはよく乗っていたバスの車掌(当時は女性が多い)さんの半袖の袖のすき間から見え隠れする姿にドキドキした記憶があるから。ということでこれは主義主張ではなく、社会が豊かになればどこもかしこもそうなっていくのではないかと極めて大胆な仮説を立ててみる。
しまいに男も剃りだして、オリンピックの男子体操なんかつるつるになってしまうと気持ち悪いなあ・・・と思うのは僕だけであろうか??
しかしながら、記憶をたどれば昭和の30年代の女性はわきの毛の処理なんかしていなかったように思う。というのはよく乗っていたバスの車掌(当時は女性が多い)さんの半袖の袖のすき間から見え隠れする姿にドキドキした記憶があるから。ということでこれは主義主張ではなく、社会が豊かになればどこもかしこもそうなっていくのではないかと極めて大胆な仮説を立ててみる。
しまいに男も剃りだして、オリンピックの男子体操なんかつるつるになってしまうと気持ち悪いなあ・・・と思うのは僕だけであろうか??
2009/08/13
jarmila kratochvilova(2)
前述のヤルミラ・クラトフビロバの一番有名な写真はこれらしい。もうこれがドーピングの証拠だと言っている人も大勢いる。ジョイナーと双璧だと言われればまあそうだと思ってしまうような立派なお体です。 日本の陸上ファンの目に留まることが可能だったのはモスクワ五輪の400mで銀メダルを獲得しております。金メダルはあのマリタ・コッホ(今も世界記録を持っている)です。多分この時しかテレビでお顔を見れなかったかも・・・と思って調べてみたら、第1回の世界陸上で400mと800mで金メダルを獲得してます。1983年ですね。僕はこの時それほど一生懸命見ていなかったので悔やまれます。女子の槍投げのフィンランドの女の子(金メダル獲得)しか記憶に残ってません。これほどメジャーになるか当時は半信半疑だったですから。
jarmila kratochvílová
この人はヤルミラ・クラトフビロバといってチェコスロバキアの中距離ランナーです。今も800メートルの世界記録を持っています。1983年樹立、以来26年間破られず。そんな記録が多いなあと思って、陸上の世界記録の樹立された年を調べたら、1980年台から95年あたりまでの記録が多く、アメリカのジョイナーを除いてソビエト、東欧共産圏、そして中国の選手が圧倒的でしかも女性が多い。
それでドーピングの話とかいろいろと噂が絶えないのですけど。もう一つ個人的にこの辺りの選手の記憶が少ないのは何故かと考えたら、1980年のモスクワ五輪はアメリカ(日本も)が不参加。で1984年のロス五輪はソビエトおよび東ドイツが不参加ということで、この時代の選手を見るチャンスが少なかった。モスクワ五輪は見たけれど放送も限られていたように思う。今から考えたら残念です。見てみたかったように思う。やはり世界記録を目撃するってワクワクしますから。
それでドーピングの話とかいろいろと噂が絶えないのですけど。もう一つ個人的にこの辺りの選手の記憶が少ないのは何故かと考えたら、1980年のモスクワ五輪はアメリカ(日本も)が不参加。で1984年のロス五輪はソビエトおよび東ドイツが不参加ということで、この時代の選手を見るチャンスが少なかった。モスクワ五輪は見たけれど放送も限られていたように思う。今から考えたら残念です。見てみたかったように思う。やはり世界記録を目撃するってワクワクしますから。
heike drechsler(2)
2009/08/11
heike drechsler
2009/08/10
katrin krabbe
2009/08/09
kristin otto(3)
2009/08/08
2009/08/07
karin janz
2009/08/06
oohara reiko
kristin otto
2009/08/05
kornelia ender
2009/08/04
shane gould
2009/08/02
shirley babashoff
今ローマで世界水泳をやってます。2年に一度の開催になっているので、大抵のスーパースターはテレビで見ることが可能である。昔はオリンピックだけだったので、一度も見ることがない幻のスーパースイマーがいたように思う。今回アップしたのは「shirley babashoff」さんといって決して幻のスイマーでないけれど、ドーピングやりまくりの東ドイツ勢のために銀メダルばかり集めてしまった有名なアメリカのトップ・スイマーです。ミュンヘン(1972)とモントリオール(1976)の時代です。
これを書きながら思ったんですけど、その当時の東ドイツの記録はもう完全にドーピングなしの選手によって塗り替えられております。ただ陸上の記録は今でもかなり残っていて、多分ドーピングなしでは更新不可能といわれているものもあります。ドーピングというのはどうも水泳にはそれほど効果がなかったのかなと思った次第です。でもこの頃の水着はいいですね。今のは皆黒っぽい色ばかりで味気ない。アメリカは青・赤・白に星マーク・・楽しいですね。別に黒っぽいのが速いというわけではあるまいにもう少しカラフルにならないものかと思いました。
これを書きながら思ったんですけど、その当時の東ドイツの記録はもう完全にドーピングなしの選手によって塗り替えられております。ただ陸上の記録は今でもかなり残っていて、多分ドーピングなしでは更新不可能といわれているものもあります。ドーピングというのはどうも水泳にはそれほど効果がなかったのかなと思った次第です。でもこの頃の水着はいいですね。今のは皆黒っぽい色ばかりで味気ない。アメリカは青・赤・白に星マーク・・楽しいですね。別に黒っぽいのが速いというわけではあるまいにもう少しカラフルにならないものかと思いました。
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