「CONFUSION」という単語はこのレコードから覚えた。グレッグ・レイクが歌い上げる「エピタフ」である。いまわが国の政治はこのコンフュージョン真っ只中である。僕は今もって消費税の増税に反対する人の理論的な根拠がわからない。政治家の意見が「増税はいやだ」という単純な発想では情けないからそんなことはないと思うが、自民党も国民新党も民主党の小沢派も何を考えているんだかわからない。こんな状態では「維新の会」に根こそぎ持っていかれてしまう恐れがある。要は既存政党では改革は無理だと思い始めている。僕もそう思ってきている。こうしたら税収はまかなえるという代替案を出せずに反対ばかりしている。
2012/03/31
NIKONのめがね
2012/03/28
Golden Circle Stockholm
2012/03/27
SWEDEN
スウェーデンといえば北欧の福祉国家で国旗も美しく、日光浴の国で、実にいいイメージがつきまとういい国です。そうそうノーベル賞授与式もこの国の代表的なセレモニーになっている。中国の威嚇にもめげないし確固たる凛とした姿勢が「ほんまにカッコええやん」という印象を僕は持っている。最近「ドラゴンタトゥーの女」という映画を見た話は書いた。まずはハリウッド版を見て次に本国版も見た。その印象はスウェーデンもある意味同じ人間という気がしてまあそんなもんかという気持ちで、そんなにおとぎの国みたいなのはないよなあ。でも別の意味で実際の姿がアピール出来たのはあの本が売れたからだ。で他に知っているスウェーデン人はと考えたらこの人を思い出した。ビルエバンスとのデュエットである。でも今にして思えばストックホルムにはジャズ・ミュージシャンがよく出入りしていて、ライブ版とかあるよなあ。支離滅裂です。
2012/03/26
T bone steak
2012/03/25
シャトーブリアン
愚痴ばかり言っていても仕方がないのですが、本当にこの日本はどうなっていくのだろうといつも気になっている。回復の方程式というものが浮かび上がってこない。日本の賃金が高いといわれている。それじゃあ世界的にいくらくらいの水準で、「その水準に見合う産業」って何なのかが全然見えない。たとえば高付加価値産業の見本みたいな「世界の製薬会社」に国家レベルで「研究開発国家」に変身していくとか、「賃労働が主役の時代」はとっくに日本では食えない時代になっているのに、それを維持しよう(具体的には安い値段でしか売れない製造工場を維持しよう)という涙ぐましい努力が抜本的な回復を遅らせているという悪循環に陥っているような気がする。
2012/03/24
愚痴
最近、御堂筋界隈はリクルート姿の学生で賑わっている。まだ4年にもなっていない学生がうろうろしている。当然勉強はしていない。就職難だからこれから1年間ほどうろうろする生活を強いられる学生もいることになる。こういうのって実にもったいない時間だと常々思っている。1年間真面目に勉強したら後々役に立つことが結構学べる。なぜ大学は企業に4年の年明けつまり卒業する年の1月からくらいから就職試験をするように要請しないのだろう。断言できますが就職活動なんてほとんど役に立たない。こんな経済事情が悪くって就職できなかったからといってまず個人のせいではない。景気がよければアホでも採用するのだから。こんなご時勢で就職先が決まらず自殺するような学生が出たら不憫で仕方がない。前日に書いた大学生が勉強していないのは勉強しなくていいように世の中がしているからだ。それで猛勉強している外国からの留学生に負けて当然。なんかおかしいですよね今の日本は。
なぜかサーロインステーキです。食いたいなあ。
なぜかサーロインステーキです。食いたいなあ。
2012/03/23
Japan as No.1
こんな本があったことを思い出した。むかし買って読んだ。かっての栄光だと懐かしがっていても仕方がないですが。この頃から今までの変化を考えてみると、直感的に思うことは、大学生が勉強しなくなった。高校生も勉強しなくなった。当然中学生も。なにせ「ゆとり」とかで勉強させなくなった。 卒論のいらない大学が増えた。フリーパスで入れる大学も増えた。エスカレータで大学までいけるのを売りにする付属〇〇が増えた。大学がタレントを使って客引きをするようになった。やっぱり大学というのは孤高の姿がないと魅力がない。子供が出来て子供が中学の頃に社会関係の教科書を見て驚いた。「こんな教科書でよう日本を良くしようという志が熟成されるのか???」と正直思った。自虐的教科書、あれは子供に読ますべきでないと思って「読まなくっていい」と言った。事実を教えることに反対はしない。それを教えた後のケアの方針が全く見えなかった。ただ周りの国に言われるから教科書に書きました「これでいいですか」っていう教科書で無責任であると思った。個人的にはたとえば上記のようないろんなことが日本を駄目にしてきたと思う。もう一回やり直しができるのかな。きわめて不安である。
1970年3月
42年前の3月に大学に受かって、これから好きなことが出来ると思って、何をしたかを思い出してみると大したことはしていない。まあお金はないけど暇はあるということで、当時の深夜放送「ヤンリク」を聴きながら小説を読んでいた。吉川英治の全集を友達から借りてきて「神州天馬峡」(こんな字だったかな)」「三国志」「親鸞」を読んだと思う。無信心の僕が意外と親鸞のことについて詳しいのはこの小説のおかげである。代表作の宮本武蔵、私本太平記、平家物語は高校の時に読んでいたから、まあスタートから俗人路線である。音楽は全くの洋楽かぶれだったがヤンリクは歌謡曲が多く、この「予約」という歌をずっと覚えていた。ネット社会になるまで歌手の名前も思い出さず、ある部分のみが記憶の中にあったのだが、ネット社会の恩恵はこの辺りになると素晴らしい。歌手もわかりユーチューブで再現までしてくれる。今聞いてもなかなかの佳曲であります。
2012/03/22
ROCK BOTTOM UFO
2012/03/21
イースター島
2012/03/19
維新
維新の会が人気で自民も民主も苦りきっている。個人的には面白いと思っている。ちょっとやりすぎではと思うことも多いけども今までの政治家にはなかった切り口で新鮮である。もう人気で負けたら「ファシズムだ」「ヒトラーだ」と誹謗するのは情けない。まずわかりやすいのが一番。国旗・国歌の話でもそれほど最敬礼する人間ではないけど国家公務員ならすべきだと思っている。先生が国家を唱和しない、それがいやなら公立の先生にならなければいい。国に勤めるなら国旗・国歌はワンセットと初めに言わないからおかしくなる。僕は自衛隊も公立の先生も同じ人種だと思っているから。どう考えても僕の頭の中では同じ、国からお金が出ているから。総理大臣を国民が選べないのも昔からおかしいと常々思っていた。国民の代表をもっと直線的に選べるようにすべきだというのも賛成。まあ結構昔からおかしいと思うことを変えようとしているのが評価できる。参議院がいらないというのは今の僕には判断できない。組合に関しては大阪市がもともと異状なんでばっさばっさとやって欲しい。
2012/03/18
From Russia With Love
2012/03/17
吉本隆明
2012/03/16
2012/03/15
2012/03/14
2012/03/13
シンディ・ローパー
2012/03/12
1年経ちました
今日の日経の記事に東電の賠償金で働かない人が増えた。しかもパチンコ屋さんの客、飲食店で昼からお酒を飲んでいる人が増えたという記事が出ていた。難しい問題である。本来賠償というのは働いてしかるべき報酬を得られる仕事を補償するというのがあるべき姿なんでしょうね。寝ててもお金が入ってくるのなら働かなくなるのも道理で(僕も絶対に働かないと思う)、また見方を変えれば好き好んで賠償金をもらってるんじゃないということも真実で、いろんな意味で災いをもたらしている。
ちょっと違うけれど、昔八甲田山の小説を読んだときに、助かった人のその後が書かれていて、飲み屋で当時の思い出を語って一杯恵んでもらう生存者の話を思い出した。
ちょっと違うけれど、昔八甲田山の小説を読んだときに、助かった人のその後が書かれていて、飲み屋で当時の思い出を語って一杯恵んでもらう生存者の話を思い出した。
2012/03/11
2012/03/10
ドラゴン・タトゥーの女
表題の映画を見てきた。本は以前から面白いよと周囲から聞いていたが、なにせ老眼が日増しに進んでから、紙媒体のものは億劫になって見る意欲が減退してしまっている。そういう意味では僕にとって映画を見るという行為は本のダイジェスト版を見に行くようなところがある。映画は面白かった。ただもともと原題に「女性を蔑視する男」というサブタイトルがついているだけあって、エグイ男ばかり出てくる。保護観察を受けてる女性を食い物にする保護司(弁護士)と一番は連続的猟奇的な殺人事件(ほとんどレイプ後殺害)。この一連の事件が一番のポイントなんですが、これが単なる変態家系なのか個人の病癖なのか、さらに企業が進出する地域で忌まわしい事件が起きるのはどういうことなのかがいまいちよく分からなかった。この辺りは本を読めば書かれているのでしょうか? それとこの映画はスウェーデンの話でアメリカ次いでイギリス、フランス、イタリアの映画にはまだ免疫があるかなと思うが、スウェーデンの社会事情というものにはあんまり詳しくない。ある意味理想的な福祉国家、きれいな自然、日光浴に群がる人々的なイメージがあるが、意外とこういう女性を蔑視する獣社会なのかなと思ったりして、まあこれも単なるひとつの小説(+映画)からその国全体のイメージを作り上げるのは危険ですが、北欧に対して日本人が一般的に持っているイメージというのはほぼ「いい」イメージだと思うので、実体はそうでもなさそうだということは間違いなさそう。
2012/03/09
mary rand (2)
2012/03/08
ann packer
2012/03/07
2012/03/06
2012/03/05
ポプラ並木
2012/03/04
蒼き狼
僕が読んだ文庫本の表紙がこれだったのか記憶にないが、浪人中の受験勉強の合間に井上靖を日本史の足しになるかなと思って読んでいた。「風濤」「楼蘭」「敦煌」と読んでどういうわけか大学に受かって一番最初に読んだ本が「天平の甍」だった。いつもあの時なんで「天平の甍」を読んだのかを考えることがあるが今もって理由が分からない。普通なら推理小説とかになるとおもうが何故か「天平の甍」だった。国語の教科書で断片的に出てくるものを全部読んでみたいと思っていたからかもしれない。それで「天平の甍」の次に読んだのがこの「蒼き狼」だった。今のように西域の写真なんかが少ない時代で、自分の空想がどんどん広がっていって楽しい時間であった。確かこのあと松本清張になって西域ものから離れていく。
2012/03/03
サマルカンド
2012/03/02
カシュガル
2012/03/01
ダイエー
大学に入った頃に阪急茨木市駅の近所にダイエーが出来た(もうあったのかも)。僕にはカルチャーショック的なスペースで日本にもこういう場所があるのかと思った。なんか従来のスーパーマーケットとは違った「次のステップ」を感じた。ものが安いとかいう主婦の目線ではなく文化的な驚きだったような気がする。この本はそのダイエーの創業者「中内功」さんの伝記である。僕はこの手の本をまず読まないので(多分、今後はジョブスの伝記を読むくらいだろうと思う)書物の優劣なんかは分からないけど、中内さんのダイエーを創業した原点が「世の中の人(一般人)が満足に食えるようにしたい」ということだったと勝手にとらまえている。そういう意味では中内さんの夢がかなえられてしまえば、その後の展開は自分の執着外のことだったのかもなあと千林の駅を京阪に乗って通過するたびに思う。
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