これは「ゴー・ゴー・ゴー」というプレスリーの映画のお相手役のドディ・マーシャルです。僕は気に入っていたのですが、その他プレスリーの「カリフォルニア万歳」に出ているだけ(クレジットはかなり大きく出てますが何処に出ているか見つけるのは大変)です。どうも舞台女優さんみたいだったようで映画にはあまり出なかったようです。プレスリーの映画には結構このような女優さんが多いです。
この「ゴー・ゴー・ゴー」という映画は1966年のヒッピー文化が出てきた時期の映画で、この映画にもその影響が出ています。もう既に新しい文化に追いやられる側としてプレスリー自身が振舞っています。プレスリーに関しては緒先輩方の論評が沢山あると思うので、あんまり難しく考えずに楽しく見てますけど、デビューした時にPTAから槍玉に挙げられたような「毒気」ってなものが完全になくなってますね。デビューして10年経ってるわけですが・・・。もうこの映画で歌われる歌(数曲以上ある)は全く印象に残らない。同じ時点でビートルズはサージャント・ペッパーズ・・・に通じるアイデアを実験中だったことを考えると・・・なんとも・・・。
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