昨日に続いて続きです。「9500万人のポピュラーリクエスト」といういい番組があった。そこでアメリカのヒットチャートなるものを知った。キャッシュボックス誌というものである。そうしているうちにビルボード誌という雑誌もあることを知った。どちらが権威があったのかは知らない。ほとんど同じ曲が1位になった。1位になるタイミングはずれたりしたが。
ずっと聞いていたら、ほんのまれにキャッシュボックスで1位になったのにビルボードではならないという現象に気がついた(逆は滅多になかった)。1964年では「ラスト・キッス」やここにアップした「シーズ・ノット・ゼア」である(どちらも隠れた名曲である)。「シーズ・ノット・ゼア」は僕が絶賛したシングル盤で1964年の暮れはこればかり聞いていた。この曲はイギリスでは1位になっていない(それどころかベスト10にも入らなかった)にもかかわらず、アメリカでは1位になった(ビルボードでは2位)。ただアメリカでは認められたこの名曲ですが、日本ではシングルのA面で出されている(なかなかオリジナルのジャケットが見つからない。青色のジャケットです)が、それほど評価されず、ここにアップした「テル・ハー・ノー」のB面に再度使われてしまっている。「テル・ハー・ノー」もいい曲ですが、「シーズ・ノット・ゼア」の比ではないと確信している。
ただこのレコードのキャッチフレーズ「これが本場のカーナービー・ビート・サウンド」はひどい。いつからゾンビーズはカーナビー・ビート・サウンドになったのだ?まあ懐かしいですけど。ある意味なんでもありのひどい時代でした。
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