その知り合いが載っているところを見ていたら、いつもその近くに「山口照美」さんという人が出てきて、山口さんの経歴が僕の子供たちが通っていた関西では有名な塾の出身であった。それでちょっと気になって、この山口さんのHP(ブログ)を読んでいたことがある。結構、いろんなことが書かれてあって面白かった(特に旦那さんとのかけあいが)。教育論から当時は販促セミナーの先生(研修)等々、何でもやっておられた感じです。本も出版されてました。映画も音楽も詳しそうでした。ただ時折山口さん個人の過去の記述があって、ホンマにホンマの話?(国語のプロやからひょっとして小説とちゃう??)という気もした記憶が残ってます。もうそれが10年くらい前の記憶です。
で、もうすっかり忘れてしまってまして、先日からコロナのお陰でCDの整理をしていたら「CHICKENFOOT」のCDが出て来た。それでこのCDを買うきっかけを思い出した。山口さんのブログで読んだのだった(旦那さんの好みだったかな)。このグループ、知る人ぞ知るウルトラスーパーヘビメタハードロックバンドでブログの内容からこんなCDが出てくるとは思わなかったので正直うれしい気がした思い出がある。サトリアーニとサミー・ヘイガー(僕はモントローズ時代からのファン)ですぞ。
で、で、山口さんの近況をネット検索してみたら、なんと大阪市の橋下市長時代に始まった小学校の校長公募に応募して校長に、その後、今や大阪市の生野区の区長さんに、普通ならえらい出世??という話なんでしょうけど、そういう月並みな物差しで生きておられないので、新しい大阪を築いて欲しいと思います。
スローガンに「経済格差が教育の格差になってはならない」云々を掲げておられますが、正直、山口さんがおられた塾もそこそこかかりましたし、まわりに聞けばまだまだ上があるようです。もう年収500万以下では、多分例えば子供2人に理想的な教育を受けさせるのは無理だと思う、特に理科系なら今や大学院が普通になっていて、完全に低所得者には無理な世界になってますね。
僕の人生も子供たちにそこそこの学歴を持たせるために働いてきた側面が大きいので、日本の親は子供の教育代なら何とかしようとするところをうまく教育産業に利用されているようにも思います。
偶然でしたが、お会いしたことはもちろんありませんが、懐かしい旧友に出会った気がしました。今後のご健闘を祈っております。
結局は今の子供たちにこれからの日本はかかっているわけですから。
こういう人生もあるのですね。素晴らしいことだと思います。
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