先日、さる会合で、「僕の親はインパールの生き残りで・・・」という話をされた。
もう、インパールといってもどれだけの人が知っているか怪しい時代になってきたけれど、太平洋戦争というか満州事変から敗戦までの間に沢山の交戦があったけれど、その中でも日本の「あほ」さ加減を露呈した作戦が
1.インパール
2.ノモンハン
3.ガダルカナル
上の3つではないかと思っている。詳細は上の言葉をウィキで調べれば詳しく載ってます。
インパール作戦は、下に載せた高木俊朗さんの本に詳しく書かれてありますが、実は僕の親戚もこの戦いで2人戦死していて、この本に実名で出てくる。それで戦死した息子の親(僕の大叔母)はこの本を親戚中に配った。
自分の息子を戦争に取られて、靖国神社に祭ってもらってありがたいと思うほどのお人好しでなかったのがせめてもの救いだったけれど、割増の恩給やらで本人はお金に困らなかった。
このようなくだらない作戦はどうして立案されて認可されされたのか云々は、戦後いっぱい本が出ていて、「ああそうだったんだ」という達観じみた境地になってます。
でも、色んな本を読んだけれど、一言で言えば国家のトップが「精神力で勝てる」と思い込んでいたみたい。そう思っていたらどうにもなんらんわ。
本気でアメリカなんかとるに足らないと思っていた節が散見される。
インパールとガダルカナルは飢えと病気で死んだ人の方が多いのではと書かれてある。要は食料と医薬品の手当てが考慮されていない・・・
愚痴っていても仕方がない。それで、今の話。
今の国会、小学生がやっている国会ごっこよりひどい。
答弁になっていない。
自民党は本当にひどい。
菅さんはなった時には期待したけれど、学術会議で疑問符が、ゴートゥーで疑問符が二つになり、今回のオリンピック答弁で、一日も早く降板願いたいと思うようになった。
一国の頂点に立つ人間が正直「何を言っているのかわからん」、厚生労働大臣も馬鹿丸出しになった。オリンピック担当の女性大臣も何言っているのか理解できない。
秋の選挙は少なくとも自民党には投票しない人が増えるだろう。
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