記憶では小学校のころにこの森永のインスタントコーヒーが家庭に現れた。紅茶は今のティーバッグでなく茶こし(わかりますかね)にカンカンに入った紅茶の葉っぱをスプーンで取り出してお湯を注いで入れるというものであった。ところがコーヒーとなるとちょっと家庭では簡単に飲めない環境であった。そこでこのインスタントコーヒーが登場してきて、家庭でも「コーヒーOR紅茶」の時代になった。このとき森永のクリープも登場してきて、ペアで売り込もうとしていた。ところが、コーヒーはあんまり売れなかったみたい。日本全体の話はわからないが、僕の個人的な家庭では、当時個人タクシーの運転手をしていた伯父が近所に来たついでに立ち寄ったときに「これからはネスカフェやで」と言い残して帰った。僕の家はその後「ネスカフェ」に替わってしまった。クリープは残った。
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