男の子なら大抵ある時期「プロレス」が好きだった時期がある(とおもう)。僕は力道山からザ・ファンクス対ブッチャー・シーク組の死闘あたりまでで卒業した。その後のプロレスは誰々の息子だとかいわれて時々見るくらいでほとんど見ない(もう中継もないみたい)。だから今の動向は分からない。当時のプロレスラーは必ず各々「必殺技」というものを持っていて、それがいつ炸裂するか今か今かと待っている実に忍耐の要る観戦だったように思う。力道山-空手チョップ、これは誰でも知っている。コブラツイスト、スープレックス、スピニングトゥホールド、ココバット、カナディアンバックブリーカー、四の字固め、卍固め、パイルドライバー・・・・等々 さて誰の必殺技でしょうでしょうか??
で、このエドワード・カーペンティアというプロレスラーの必殺技に「サマーソルトキック」というのがあって、なかなか来日していない幻のレスラーが遂に来日することになったのは昭和45年だった。ようやく必殺技の「サマーソルトキック」が見れるということで期待に胸は膨らんだわけです。この写真はその必殺技が炸裂する寸前です。ここまではよかったんですけど・・。あとはずっこけました。え~~という驚きを尻目にアナウンサーは「出ました!必殺サマーソルトキック」と叫んでました。この時プロレス中継のアナウンサーはなかなかしんどい職業だと思った。
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