2009/10/26

加藤和彦(6)

当分、加藤和彦について書こうとおもっていたけれど、ちょっと間隔があいてしまった。段々と週刊誌や三流新聞に遺産の話とかが載りだして、ゲスの勘ぐりで高邁な音楽の話からそっちの方面にも興味が行って我ながら情けない思いがしとります。情けない話のついでにこの「ライブ・イン・ロンドン」もプレミアがついて高いです。個人的にはロキシー・ミュージックよりこっちの方が絶対にいいと思っている。まあ趣味の問題ですけれども。

2009/10/20

加藤和彦(5)

このLPの頃はまだどういう方向でいくのか決めかねている感じがあります。聞くほうも冗談交じりというかパロディというか・・・面白いし、楽しい・・けれど・・という印象が強かったですね。ただ過去のフォークル時代を知らない若い連中と話す機会があった時に、彼らは文句なしに「面白い」と言っていたから・・聞き手も変わっているのを頭に入れていたのでしょう。
こうやって加藤和彦の思い出を繰っていると、随分好きなミュージシャンが亡くなっていることに気がつく。そりゃそうだこっちもええ年になってるから・・。長生きしたい・・・普通の観念ですね。でもなあ何にもしたいこともなくなって生きているのもなあって時々思っていたらこのような「死」に直面してしまった。まあやりたいことが出来ない悩みが死に至らしめたのだから・・大分違いますけれど。加藤和彦の笑顔は、「生きていること自体が楽しいですよ・・」っていうのがピッタシの笑顔だと思っていたのですけどね。

加藤和彦(4)

やっぱりこのレコードが代表作になるんでしょうね。確かにいい出来です。加藤和彦という人はミュージシャンであるとともに企画マンなんですね。まずメンバーを集める。びっくりするような人材を集めてきています。このレコードはフォーク色皆無ですね。それでクリス・トーマスの起用、なんでクリス・トーマスだったのか「狂気」が出てすぐ交渉したのでしょうか?時期的にはあの頃ですもんね。高中のギターもこのアルバムの演奏が一番だと思ってます。

2009/10/19

加藤和彦(3)

これは「スーパーガス」という多分ソロ2枚目の作品だと思います。この頃はまだどういう方向に向かうのかはっきりしないというか模索中の時代のような感じがしますね。温かみのある声は相変わらずです。当時はエンケンとか友部正人とかフォークという分野では結構コアな人もいて、加藤和彦はそういう路線でもないし、この時期どのような戦略を考えていたのか聞いてみたかったですね。

2009/10/18

加藤和彦(2)

真ん中が加藤和彦さん、左が北山修さんです。いわずと知れた「フォーク・クルセダーズ」です。この写真1968年くらいですよね。この時期はそれほどのファンではなかった。フォークソングのジャンルにはあんまり興味がなかったこともある。ただフォークルは厳密には他のフォークソングのバンドとはこのときから違っていたように思う。もう1人の「はしだのりひこ」だけが普通のフォークバンドのお兄ちゃんってな感じだったと思っている。
この頃、岩下志摩が出ていた「花いちもんめ」というドラマの主題歌を歌っていて、僕にしたらあっという間にメジャーの仲間入りして、独自の地位を築いてしまったような気がした。同じ関西のついこの間までバンドの解散記念にレコードを自費製作していた何処にでもいる学生があっという間に・・・といううらやましいという感情でなく、実に不思議な感覚で見守っていた記憶がある。医者になるのをやめて音楽をやるのだろうかとか・・・彼らの生き方が気になっていたということなのかなと思う。