
まあそのことは置いておきまして、以前からずっと興味があるのは果たして第1期の大首絵シリーズ(写楽といえばこれです)が当時評価された(つまり売れたのか?)のかどうかがすごく興味があります。個人的には絶対1期の作品が目を引くのですが、それは今(2011年)見ての話で、これが出た1794年(217年前)の庶民がどう判断したのだろうといつも思っております。これについては意見が分かれていて全くダメだった(売れなかった)という論客から何べんも刷っているから評判になったという人まで、すでにこの時点で意見が分かれてます。
クルトが評価したというのも他の浮世絵と全く違っているし、大首絵も他の絵師も書いているけれど、どちらかといえば写楽は漫画的で今に通じてるからこの1期の作品群だけが別物のように思えてしまう。そこのとこがクルトの目に留まったのでは・・とまあ勝手なことを思いながら楽しんでます。このアップした三代目大谷鬼次なんかも手のところがなんかワンピースの世界と同じように思えてしまう。
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