2009/08/15

ewa klobukowska

ドーピングの問題で思い出したのが、この写真の一番右の人ポーランドの100mのアスリートの「クロブコフスカ」さん。この写真は1964年の東京オリンピックの時の表彰台のときで3位の銅メダルである。100m×4では優勝していてその時のアンカーの力走はほんまに凄かった。ユーチューブで見ることが出来ます。その後、「ドーピング検査」ではないが「染色体の検査」とかで、要は「女ではない」と診断された。それで当時の僕らは「女ではなかったんや、やっぱりな・・」とかいう実にいい加減な会話をしていたものである。ところが、またその後、その検査は間違いだったとして権利が復活した。復権するまでの彼女の苦しみは想像しがたいが、こういう検査が簡単に覆るというのは甚だ問題があるように思う。こんなことを考えていたら、ひょっとしたら白人と黄色人種と黒人が駆けっこするのはチーターとライオンと虎と競争させているのと同じなのかもしれないなあと思ったりする。

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