2012/02/26

藤圭子 (3)

前にも書いたような気がするが、藤圭子という歌手には1969年の秋に大阪の吹田の井村楽器というレコード屋にデビュー曲の「新宿の女」のプロモーションに来ていた時に出会っている。こちらは予備校帰りのはず。まあミーハーですから誰か来ている感じの人だかりにのこのこと見に行ったのでしょうなあ。この時から不思議な雰囲気を持っていてほとんど「お願いします」とか「買ってください」とかの言葉はなかったように記憶している。全然喋らないおとなしい少女という印象だった。そのあとテレビに出ていた時に「この歌手レコード屋で見た」というような話を家でしたように思う。その翌年の1970年にこの「女のブルース」でブレークしてしまう。不思議な印象っぽい話は村上春樹も「村上朝日堂」で同じような印象を書いている。




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