2014/03/28

冤罪、死刑・・・

袴田事件というのがあってその被告の袴田さんが釈放されて話題になっている。1966年の事件というからもうすぐ50年です。なんでこんなに時間がかかるのか不思議な気がしますが、無実であればこの50年は取り返しのつかない国家の失態になる。
話のストーリーとしては冤罪は許されないという・・・こういうのが普通ですが
僕は今でも他の事件で「冤罪だ」と言われている事件がまだあってかなりの方が支援されている状況を見て、正直僕は冤罪かどうか判断できないので募金にも参加しないし、いつも複雑な気になる。この間の厚生労働省の女性のえらいさんの事件とか、僕は警察とか検察というのは凄く立派な組織だと思っていたのに残念に思うことが多い。
何が言いたいのかと自問自答すると自分自身確証がないことに飛びつけないなあということでしょうか。
傾向的に検察側に立つことが僕の心情は多いですが、当時のでっち上げ自白専門のいい加減な刑事がいてあれが警察の権威をガタ落ちにした記憶もあるので、やっぱり公明正大にやってほしいなと思う。でも直感的に袴田さんは無実ですよね。そしたら犯人は???となる。
袴田さんの記事を読んでいたらアネムスティというんですか?「死刑反対」の記事も一緒に書かれてありました。冤罪撲滅は大賛成ですが、死刑反対にはもろ手を挙げて賛成というまでにはいかない自分を見つけました。「誰にも人の命を奪う権利はない」と書かれてました。そう思います。ただ人の命を奪った人間は別なんじゃないかな…と思ってしまう。
でも死刑のない国が増えているんですね。不思議な気がする。
袴田さんは元ボクサーさんです。

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