僕がこの人を聞いていたと言ったら誰も信じないと思うけれど、一時期よく聞いていた時期がある。特にこのレコードはなかなかの出来で、特に「密猟の夜」という曲が好きで、今聞いても不思議な気になる名作です。
大学を出て3年間ほど広島にいた。広島というところは都会と思われるけど、当時の広島は文化的には僻地で、ロックなんかまったくなかった。
それで、来る外タレだけでなく、あんまり聞かないフォークシンガーもよく聞きに行った。
友部正人もどういうわけか広島に来るというので聞きに行ったことがある。
申し訳ないと思うほど「人が集まらず」、これはご本人に申し訳ないと思うほどだった。
本人も、途中でほとんど観客がいなことに気が付き「今日は本当にひどいな・・・」というような発言をしたように思う。でも一生懸命歌ったところがえらい。
「オホーツクが今にもあふれそうだと・・・」という歌詞が「密猟の夜」の中にある。このフレーズが好きですね。
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