オーディオの老舗だった「オンキョー」が倒産した。関西の会社で昔住んでいた処のお隣さんが勤めていた。いい会社でした。
コンポネントステレオのブームが来て、まあ何処も色んなネーミング(テクニクス、オットー、ダイヤトーン、デンオン・・・歳のせいですぐ出て来ない・・)をつけて大企業が差別化を図り、さらにオーディオ専門メーカーがテープデッキ(テアック、アカイ、ナカジマ・・)とかスピーカーだけとか、今になってみれば、あれだけの多くの会社がまず食えていたのが不思議ですわ。
オーディオは一回買ったらそう買い替えないし、まあちょっとずつグレードアップする楽しみがあったけど。
結局は、ブームが去り、段々ヘッドフォーンで聞くようになって、ipod/iphoneでとどめだったのかな。厳密には、媒体を通して音を聞く行為が必要でなくなった。何時でも聞きたい音楽が聴ける環境になったということ。つまりサブスク時代がオーディオ機器を追い払った。
もう大分前から苦しいという話がずっとでていて、なんとか頑張ってるなと思ってましたが、なんか寂しいですね。
でも、今更ながらあのオーディオブームって何だったのだろう??オーディオフエアなんかものすごい人出でしたよ。もうチラシだらけで紙袋ぱんぱんになったのを二袋くらい持って帰って、カタログを見るのが楽しかった。
マッキントッシュ(アップルではない)、マークレビンソン・・・絶対に庶民では買えない機器を見るだけで楽しかった。
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