2009/01/21

sverige frimarke


昔、オードリー・ヘップバーンのシャレードという映画を見た。この映画は、当時の25万ドルに相当する財産を悪党たちが探すのであるが、その財産は3枚の切手に変えられて、それが何にも知らない子供に渡っているというストーリーです。その時に思ったのは、その3枚の切手は実在する切手なのかどうかがずっと気になっておりました。インターネット社会は本当に便利で、ちょっと調べたら、実在はしないがモデルとなった切手は3種類あるということです。写真はそのひとつのスウェーデンの3シリングの切手で時価○億円ということです。映画ではデグラ・フィラスキリンゲンという呼び方の4シリングのものになっている。どうもフィラというのはFYRAという綴りのスウェーデン語で「4」という意味らしく。映画の切手もFYRAと書かれてある。この写真は「3」なのでTREと書かれてある。ということは3枚の切手は精巧に作られた架空の切手だということです。さすがに芸が細かいですね。
【後で調べたら、3シリングの黄色はこの世に1枚しか発見されていない切手で、普通はブルーっぽい色だそうです。要はミスプリ。それで、4シリングの切手もあって、これもブルーっぽい色が本来のもの。ですから黄色の4シリングが出てくればそれこそ大騒ぎで、切手のことをよく知っている人が初めてシャレードを見た時は、きっと驚いたと思います。】
東京オリンピックの頃、記念切手を買うのに郵便局に並んで学校を遅刻した事件が問題になった記憶がありますが、今はそんな現象もないのでしょうか? 郵便局の前で記念切手を買うために並んでいる姿っていうのは最近見かけないですね。

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