2012/09/23

MASTER KEATON

「マスター・キートン」の豪華版が出ていて欲しいなあと本屋で見る都度思っている。
浦沢直樹さんの今では初期の作品になることになりますが、一話一話の読みきりでその後の壮大な長編ものとは性格を異にする作品です。
それまでのコミックスになかった設定ですべてが目新しかったような記憶があります。
考古学と保険の調査員、それとヨーロッパでしかも東欧(東ドイツ、ポーランド、チェコ、ハンガリー・・・・)が舞台、さらに活動のイギリスが中心で時々日本に戻ってくる。さらに父親と娘がなかなかいいキャラクターで・・・、初め読んだ時は作者は何者なんだと思いました。絵もうまいし。
実はそれまでにパイナップル・アーミーも読んでたのですが同じ作者だとは気がつかなかって(まぬけですね)、読後感が似ているなあと思った記憶があります。

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