松下電産(今はパナソニック)の茨木工場が売りに出された。もう松下のシンボルみたいな工場だったのに・・・。時代は変わる。
昔、茨木に住んでいた時に、多分昭和35年くらいに今の天皇陛下(当時は皇太子殿下)ご夫妻が工場見学に来られた時に旗を振った思い出がある。近所の小学生中学生総動員??だったかな。さらに大学生の頃、郵便配達のアルバイトをしていた時にこの工場の受付(この写真の真ん中の事務所みたいなところ)に郵便物を持って行っていた(当時とは建物が代わってますが)。
松下町という住所で今後も残るのでしょうか?
いつも思うけれど企業は永続することになっている(ゴーイングコンサーン)という前提ですが、永続するのは実に大変なことだというのがこの年になって実感としてわかることが多い。
この茨木工場は多分JRの茨木駅から社内のバスが出ていたと思うけれど、歩いていた人も結構いた(歩いたら30分弱くらい)。僕の家の前をぞろぞろ歩いていたので、子供ながらに大勢の人が雇われていると思ってました。「盛者必衰の理」というのはちょっと違うのかもしれないですが、日本のテレビ産業は絶対に永久だ、不滅だと誰もがこの前まで信じてましたよねえ。
なんで韓国に負けたのかもっと真剣に考える必要があると思う。単に労働力が安かっただけなのか、技術の輸出政策が甘かったように思えてならない。
なんか寂しい気持ちがしたニュースでした。
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