2020/04/20

マスカレード・ホテル

4月いっぱいは何もせずに静養してるつもりでしたが、どう考えても5月6日までは外出禁止と思われて、結構残っていた仕事と溜まっていた雑用を片付けたし、さらに眼鏡のレンズの老眼の度数を(今のレンズが20年以上前に処方してもらったのを使っているので)ワンランク上げたら見えること見えること。気をよくして本を読む気になった。最近はほとんど読んでいなかった。見えないので読む気にならなかった訳ですね。で、何を読むか???いっぱい買うだけで読んでいない本があるんやけど、なんか読む気にならないので、子供に「マスカレード・ホテルって買ってやったよな?」って聞くとすぐに持ってきてくれた。キムタクのポスターをよく見かけて、なんか豪華な感じやったから「まあこれくらいから読むか」というつもりで読書開始。もう作家としては超売れっ子の東野圭吾さんの本を今まで1冊も読んでいないのは不思議な気がするけど・・・大抵売れっ子作家の本は1冊くらい読んでるんですけどね。
売れっ子の作家さんの本って共通点があって、会話文だけ読んでいっても大抵のことが分かる。
読みやすかった。
個人的な感想は、最後であっという間に犯人像が絞られてくるのですが、それまでがやや饒舌かな?でもいろいろ仮説を立てていろいろ考えてあそこにたどり着いた・・本の中でも「思いつき」と新田さんが言ってるから思い付き???もうちょっとロジカルな説明が欲しかった。
「もうすでに事件が起こっているかもしれない・・」「最近の事件を調べてみます」「ありました」
とまあとんとん拍子に解決に向かう・・・。ここだけかな、ちょっと手抜き工事ではと思ったのは、ここに至る伏線をもっとばらまいて下さればもっと面白くなったような。
でも全体としては面白かったですが、意外とこの作家の作品の中ではトップランキングではないのですね。もっと評価の高い本が沢山ありました。もうちょっと読んでみましょうかね。
この東野さん、大学を出て日本電装に勤められているようです。僕も会社訪問したことがあったことを思い出しました。当時「必殺シリーズ」のスポンサーでした。




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