正直、書かれてあるアーティストのCDを買うことも全くなくなったし、読もうと思う記事もほとんどなくなったから。その頃は、MUSIC MAGAZINEとRECORD COLLECTOR'S MAGAZINEの両方買っていた。それで後者の「レコードコレクターズ」のみに。もう新しい音からおさらばしたわけ。気分的にすっきりと寂しさが。でもどう考えても60過ぎて新しいのは無理、興味が湧かなかった。
その後、親の実家を処分した時に、もう倉庫代わりの物置が亡くなるので、かなりのレコードと本を持って帰ってくるから、こちらの本を処分する時に、悩んだけれど、「NEW MUSIC MAGAZINE」の名前のものだけ残してあとは処分(初めは古本屋に売ったけど、あまりにも値段が安いので気分を害して、もう途中から付き合って気持ちの良かった古本屋さんに寄付)した。その方が気持ちがスッキリした。
それで、今になって(70になったから)、コロナ禍とぼちぼち徐々に仕事を減らして置いてある昔の雑誌を読み返して何か書こうと思っていたから、ちょうどいいタイミングだと思って、「NEW MUSIC MAGAZINE」の創刊号からじっくりと読み直して、その頃の事件とかもネットで調べて、僕の19歳以降の時代の頭の中を再構築している。
ロックの理論づけを考えると、どうしても創業者「中村とうよう」さんが出てくる。亡くなった時の遺書?が2011年のMUSIC MAGAZINE9月号に載っているということを今頃知る。僕は上記のロジックからすれば持っているはずですが、なんせ大量の本を処分するのに頭がいっぱいだったから手放しているわけ。
そんで、あほみたいに自ら手放した本を古本屋から購入する羽目に、定価700円でこの時期のものは普通は300円くらいなのが、この9月号だけ2000円以下では買えない。ここが古本屋さんの真骨頂なんでしょうね。
仕方がないから購入。まっさらの本を手放して古本をプレミアつけて買い戻す??あほか。
10月号は手元に置いてあった。表紙に「追悼 中村とうよう」って書いてあったから。
何故か12月号も置いてある?「パフューム」特集だったから?我ながらズッコケました。
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