2021/03/13

イギリスについて考えてみた-奴隷貿易の話まで

たまたまキャメルの後期の名作の「HARBOUR OF TEARS」を聞いて、時間があるからこの作品を思いついた背景を調べてみた。アイルランドからアメリカへの移民。それもどうも前向きの移民でなくアイルランドにいられない云々という悲話。
それで、イギリスの歴史を読んでいくと、当初、アメリカにはイギリスからピューリタンとかがまず入植して、インディアンとも交流があって感謝祭が生まれという美談が残ってますが、実はそう綺麗ごとでは済んでいないのがこの世の中で、調べていくちに、アフリカから黒人を奴隷として連れてきてしこたま儲けたのはイギリスであったらしい。そこまではこの年になるまで知らなかったです。「三国間貿易」というらしい。アフリカ・アメリカ・ヨーロッパという3つの国。
下の本を読んで、ざっと思ったことは、イギリスの話から外れるけれど、ヨーロッパの列強による覇権争いで後半イギリスが勢いづく・・という話はさておき、奴隷貿易はもうヨーロッパ中の国が率先してやっていて暴利を貪っていたわけです。
それが奴隷廃止運動で終わってしまう。ちょっと不思議なんですね。今の二酸化炭素撲滅運動を思ってしまう。俺とこはまだ断固として奴隷貿易を続けるぞと言い切るところはないわけ。もうちょっと調べてみようと思います。

 


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