経済評論家ではないけれど、景気がどんどん悪くなってきているのが実感として分かる。
ただ、コロナ以前から日本は世界の中で凋落傾向であることは間違いないと思っていた。
適当にアップしたのは非正規雇用の割合が増えているというグラフ、下は生活保護世帯が増えていることが分かるグラフ。生活保護世帯はコロナ以前からかなり急速に増加していることが分かる。
日本一、いや世界一の売り上げのトヨタ自動車ですら世界トップ10に入らない。トップ100に入る日本企業は数えるほどになってしまった。
ずっと日本にいたら分からないけど、ふと思ったのは、インバウンドの観光客がいなくなってタクシーの運転手さんにインタビューをしていたテレビをみていて、その運転手さんが「観光客さんが日本は物価が安くていいものが多いから好きだ」と言って来てくれていた云々・・・。「物価が安い」!!!
「物価が安い」のは後進国の特徴です。
昔、ヨーロッパに行ってもアメリカに行っても物価は高かった。追いつき、追い越せとなる目標の国は物価が高かった。そういう意味では日本は既に追い越されているということなんだと遅まきながら気が付いた次第。特にアジアから来ている人が言っている。とっくに世界のトップ集団にいないんです。トップ集団どころかアジアの同胞諸国に抜かれている。
なんか日本にいたらそこそこの生活が出来ているから「井の中の蛙」になってしまっているのかも知れないと思った。
でも、ここで考えるに、そうは言われても日本の方がずいぶんと色んな意味で「上」なのではないか?物価が安い?それだけで後進国??
確かに中国には抜かれているけれど、平均では圧倒的に日本の方がいい暮らしをしている・・・はず。
「はず」というのが、上記のグラフから考えるとそうとは言えない兆候がはっきりと表れていると思う。
多分、どんどん世界中での日本の地位は下がっていく(このままでは)
憂えていても仕方がない。
別の話、今僕は本当に小さな会社を経営している(正社員1人)。経営と言えるほどのものでないけれど、法律は守っている。
社長からすれば、ずっと雇う責任がある正社員はもうとても雇いづらい。
なにお無責任な!!といわれようが、中小企業って自分もいつまで続くか分からない会社です。やってみなければわからん。そこに、ずっと雇いますよと言えるほど無責任なことはない。そういう意味では、期間が決まっている「非正規」さんは、こちらも雇いやすい。その期間までの金額は何とか確保できるとね。
新聞、マスコミを見ていたら、非正規を正規にしない企業を悪く言う傾向があるけれど、一緒です。正規を増やしたら倒産のリスクが増すだけの企業が圧倒的に多いことも世の中は知るべき。
コロナの報道で役人の怪しさを痛感してますが、この非正規労働者の報道も公表されるものは信用できない気が何時もしている。
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