2009/08/15

ewa klobukowska

ドーピングの問題で思い出したのが、この写真の一番右の人ポーランドの100mのアスリートの「クロブコフスカ」さん。この写真は1964年の東京オリンピックの時の表彰台のときで3位の銅メダルである。100m×4では優勝していてその時のアンカーの力走はほんまに凄かった。ユーチューブで見ることが出来ます。その後、「ドーピング検査」ではないが「染色体の検査」とかで、要は「女ではない」と診断された。それで当時の僕らは「女ではなかったんや、やっぱりな・・」とかいう実にいい加減な会話をしていたものである。ところが、またその後、その検査は間違いだったとして権利が復活した。復権するまでの彼女の苦しみは想像しがたいが、こういう検査が簡単に覆るというのは甚だ問題があるように思う。こんなことを考えていたら、ひょっとしたら白人と黄色人種と黒人が駆けっこするのはチーターとライオンと虎と競争させているのと同じなのかもしれないなあと思ったりする。

2009/08/14

heike drechsler(3)

ドレクスラーの東ドイツの時代の写真。白黒なのがかえって時代をしのばせる。一番に気がつくのが「わきの毛」(というか最近はむだ毛?)である。昔、共産主義国家のスポーツアスリートの女性はわきの毛を剃っているのは「資本主義」に汚染されているからであるとかなんとかの理由で自然のままでおられて、勝利の後は堂々ともろ手を上げて万歳をしていたように思う。ところが最近ではこんな姿は記憶になくなってしまった。全ての国が資本主義に汚染されてしまったのである。
しかしながら、記憶をたどれば昭和の30年代の女性はわきの毛の処理なんかしていなかったように思う。というのはよく乗っていたバスの車掌(当時は女性が多い)さんの半袖の袖のすき間から見え隠れする姿にドキドキした記憶があるから。ということでこれは主義主張ではなく、社会が豊かになればどこもかしこもそうなっていくのではないかと極めて大胆な仮説を立ててみる。
しまいに男も剃りだして、オリンピックの男子体操なんかつるつるになってしまうと気持ち悪いなあ・・・と思うのは僕だけであろうか??

2009/08/13

jarmila kratochvilova(2)

前述のヤルミラ・クラトフビロバの一番有名な写真はこれらしい。もうこれがドーピングの証拠だと言っている人も大勢いる。ジョイナーと双璧だと言われればまあそうだと思ってしまうような立派なお体です。 日本の陸上ファンの目に留まることが可能だったのはモスクワ五輪の400mで銀メダルを獲得しております。金メダルはあのマリタ・コッホ(今も世界記録を持っている)です。多分この時しかテレビでお顔を見れなかったかも・・・と思って調べてみたら、第1回の世界陸上で400mと800mで金メダルを獲得してます。1983年ですね。僕はこの時それほど一生懸命見ていなかったので悔やまれます。女子の槍投げのフィンランドの女の子(金メダル獲得)しか記憶に残ってません。これほどメジャーになるか当時は半信半疑だったですから。

jarmila kratochvílová

この人はヤルミラ・クラトフビロバといってチェコスロバキアの中距離ランナーです。今も800メートルの世界記録を持っています。1983年樹立、以来26年間破られず。そんな記録が多いなあと思って、陸上の世界記録の樹立された年を調べたら、1980年台から95年あたりまでの記録が多く、アメリカのジョイナーを除いてソビエト、東欧共産圏、そして中国の選手が圧倒的でしかも女性が多い。
それでドーピングの話とかいろいろと噂が絶えないのですけど。もう一つ個人的にこの辺りの選手の記憶が少ないのは何故かと考えたら、1980年のモスクワ五輪はアメリカ(日本も)が不参加。で1984年のロス五輪はソビエトおよび東ドイツが不参加ということで、この時代の選手を見るチャンスが少なかった。モスクワ五輪は見たけれど放送も限られていたように思う。今から考えたら残念です。見てみたかったように思う。やはり世界記録を目撃するってワクワクしますから。

heike drechsler(2)

ソウルオリンピックでは、100m、200m、走り幅跳びでメダルを獲得(金はなし)この時すごく印象に残っていた。確か200mでは世界記録を持っていたことがあり、それを例のフローレンス・ジョイナーに破られて、破られた直後のレースがこのソウル・オリンピックだったはずです。まあ前世界記録保持者と現世界記録保持者との対決ということですね。結果はジョイナーが圧倒的な強さと新たに世界新を樹立して完勝、ドレクスラーは3位でした。ジョイナーの記録は当分破られないだろうといういわゆるグレー記録に属することになります。