2019/01/25

PIONEER

あのパイオニアが上場廃止になる。
1970年頃に一世を風靡したオーディオメーカー(山水、ナカミチ、ラックス、ケンウッド・・・)は今や惨憺たる様相であるというか今は会社が存在しない。そういう意味ではパイオニアは超優良企業だと思ってます。
僕は、就職して初めてこの(アップしたもの)アンプを買った。お金がなかったのでアンプとプレーヤーとヘッドフォンをまず買って寮でレコードを聴いていた。多分初めに聞いたのはデヴィッド・ボウイのジギー・スターダストだった。
プレーヤーはテクニクスのSL1200で(これは今でも定番これはすごいことです)、次にボーナスが出たらスピーカーを買うつもりで悩みに悩んで最後の候補にパイオニアの・・型番は忘れてしまったけど能率のいいハードロック向きのスピーカに決めかけていたら、ひょんなことから三菱のスピーカーが安く手に入る(友達の友達が社員価格で購入できる)という話が舞い込んできて、ダイヤトーンになってしまった。
当時は就職したら、車を買うとか車と同じ値段くらいのオーディオを揃えるとか、まあ買いたい物があって、しかも若い人が買えた時代でした。寮生活の中で、中にはマランツのアンプを買うやつとかびっくりすようなものを買ってみんなでそいつの部屋に押しかけたり・・・まあ楽しかったです。

パイオニアの末路が今日の新聞には満載。

次の時代の変化についていけなかった。
コンポネントステレオはウォークマンに淘汰された。
カラオケLDは通信網の普及の進化に淘汰された。
カーナビはタブレットに淘汰された。
プラズマテレビは液晶に・・・
要は同じ用途で次のデバイスに追いやられたということです。

でも、出た時はすごいと思わせる物ばかりで、パイオニアとはいい名前を付けたと思っていたものである。復活するのかな??

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