なんで都構想は負けたのだろう(僅差でしたけど)。
選挙後の投票した若者へのインタビューで印象的な言葉が記憶に残った。
「維新の会だけが、国債に依存した借金でばらまくことを言わなかったから評価した。国債ってこれからの若者、これから生まれてくる人たちへの負債でしょう??」という言葉だった。
そうなんですよね。給付、給付、財源の手当ての話をせず、「お金をあげるから一票ください」って言っている政党ばかりだった。
正直なところ、無制限に国債を発行していったらどうなるのか??
調べても明確な回答は何処にも載っていないし、そのような質問を受けた著名な経済学者さんも「正直なところわからない」と言っている番組を見たことがある。
消費税を撤廃して、そのあと財政をどうするのかという政策も触れたところはなかったと思う。
会社なら倒産するのですが、国は倒産しないから、かえって始末が悪い。
国民から借りまくって、一斉にチャラにしてやり直そうということが出来るのかな??
僕が考えるに、この経済の停滞の原因は分からないけれど、現象面としては、アメリカのGAFAに食い込む産業が日本に出ていないことから容易に想像できる。儲ける企業が日本から出てきていないことに尽きる。政治家はこの儲ける企業が出てくるような仕掛け(インフラや人材教育・・)を作っていくのが仕事でしょう。
困った人に金をばらまくのではなく、給与の高い仕事を作り出すのが政治家の役目だと思う。そういうことを言う候補者は全くいなかった。
国家に対する「物乞い屋」ばかりだった。そこが実に嘆かわしいと思った。
付加価値の高い産業を作り出すことやらないと消費税廃止しても何にも変わらない。
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