2011/02/06

昔の話

相変わらず昔の思い出である。今日のニュースを見ていたら「永田洋子」が亡くなったということである。今の若い人はほとんど誰のことか知らないだろう。ずいぶん昔のことになってしまったが65歳だったということでこっちも年いくなあと変なことで感心する。昔(僕が大学生の頃)は結構回りにもサークル活動的に学生運動をしている友達が普通にいて特殊な感じはしなかった。軽いのりでガールフレンドと一緒にデモに行ったりしていた奴も多かったように思う。それが段々過激にエスカレートしていき大学でアジ演説する姿は消え、しまいにゲリラみたいになっていった気がする。それでもなんというか犯罪者的な捕らえ方はしていなかったし同世代として世の中のことを思って頑張っていて偉い(俺には無理だけど・・・)というどちらかといえば世代としてシンパ的な態度をとるものが多かったように思う。ところが「あさま山荘事件」以降あの驚愕の「リンチ事件」が発覚してそのようなシンパ的な幻想が一瞬にして吹き飛んでしまった。あの時の裏切られたという挫折感というのは今でも覚えている。彼らを一瞬でもエライと思っていたのかという自分に対する惨めさ(そう単純なものでもないけど)・・それ以降そう単純に人を信用しなくなった。いいことを言っていてもじっくり観察してから判断しないと・・という態度はこの時に学んだように思う。それとある考えに寄り集まった集団の危うさというのもこの時身にしみてわかった。
アップしたのはこの話と全く関係のないフラッシュの3枚目。暗い感じなんで使いました。1枚目と2枚目はびっくりするほど違います。

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