左から2番目の首から上だけが写っているのがマイク・ブルームフィールドです。フィルモアの奇蹟とこのレコードとどちらが早かったのかもすっかり忘れてしまっている。このレコードはポール・バタフィールド・ブルース・バンドの不朽の名作「EAST WEST」です。一番右がエルヴィン・ビショップ、真ん中がポール・バタフィールドで残った白人がマーク・ナフタリン(だったかな)。白人でもブルースが演奏できるんだ!と意気込んだかどうかは知りませんが、当時としては革命的な出来事でした。このレコードに収録されている「EAST WEST」という曲はもう驚きの1曲でギター1本でここまで表現できるとは!感激の名曲です。当時友達から借りてテープレコーダー(オープンリール式)に録った。レコードプレーヤーから直接録るコードとか持っていなくって、プレーヤーから出てくる音の前にマイクを置いてほぼ30分くらい黙ってじっとして録った。そしたら部屋の掛け時計の「コチコチ・・」という音が一緒に録音されていて、マイク・ブルームフィールドの超人的な演奏に時計のコチコチ・・が混ざり実に僕だけのスペシャル・バージョンを繰り返し繰り返し聞いたものである。なんともいえないプレイです。東洋風と西洋風の融合の世界、是非聞いてみていただきたいと思う。
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