今日は終戦記念日なので「Jackie DeShannon」の話は明日にして今日はノモンハンのことを。半藤一利の「ノモンハンの夏」を読んだのと村上春樹の「辺境・近境」を読んだのがどちらが早かったのかはもう覚えてませんが、半藤一利さんはノモンハンの作戦を立てたとされる辻政信をボロクソに書いてまして、そんな出来の悪いのが参謀になるのかと、それで色々とネットで見ていたら、実に数奇な人生を送っておられまして、最後は行方不明?処刑された?等々。
何がホンマか、何が正しいのか、特に今の世界情勢を考えたら、あの時期(日本が降参する間近の世界情勢)、何が正しかったのかわからないですね。
ただ、今の日本にいて思うのは、つくづく平和って幸せであると思います。
現象面からいうと
■戦争がない
■内紛がない
■テロがない
■言論の自由がある(これも大事)
コロナがなかったらもっと幸せなんですけどね。
やはり、「罪もない人が死んでいくことがない世界」というのが一番。
村上春樹さんに関しては、世代が同じくらい(僕よりちょっと上)なんで、親から戦争体験の話を聞いたり、周囲からも聞いていたと思うんですね。
「ノモンハン」という地域の名前は知っていたように思います。
満州事変から実質的に戦争が始まっていると思ってますから。
満州に親せきが移民?(というのかな)していたし、今考えたら樺太にも行っていたから、ぼくとこは貧乏だったのだと思う。日本で食えなかった人たちがまず出ていくでしょうから。
ネジマキドリにノモンハンが出てきたので、こういうテーマになるんかと読んだ時驚きましたが、僕らの世代って、戦後の復興って、これってホンマに永遠に続くのってちょっと懐疑的な思いが底辺にあったように思う。アメリカが与えてくれた仮の平和とちゃうん??
第二次世界大戦後、朝鮮、ベトナム、ドイツの3つの国が分かれ、その後ベトナムとドイツが一緒になり、ソ連が分解し、段々資本主義か共産主義か分からん時代になって来て、植民地が独立し、なんとなく世界中がまとまっていくのかなと思っていたら、ロシア、中国、イスラム国家群と新しい展開になって来て(しかも強権国家指向が強い)、世界の歴史に法則性なんかあるのかな?ともう正直僕の頭はマヒ状態。これからどうなるのだろうか?と思っているこの状況下でコロナ禍です。
日本は平和ボケとたまに言われますが、ボケていても戦争がない方がいいのに決まってます。
今日は75年間戦争がなかったことに感謝(偶然の産物かもしれないですけど)。
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