2025/06/12

Brian Wilson


 Brian Wilsonが亡くなった。82歳。
さすがに大物で一般紙にも大きく取り上げられている。
有名なので詳細は割愛。
個人的なBrian Wilsonとは、ビーチボーイズの長男、初めはサーフインの曲で「楽しいアメリカ」を歌ってヒットを飛ばしていたけれど、ビートルズの出現によって、ビートルズに対するアメリカを代表する「対抗馬」と目され、本人も意識したのかどうかは分からないけれど、段々単純なヒット曲指向からより「上位」?の曲を目ざしだす。「ペットサウンズ」というアルバムを出して、レコード会社から疑問符を付けられ、次に「スマイル」という、多分、ビートルズのサージャントペッパーズに匹敵する作品に取り掛かっているうちに精神が病みだして長期離脱。
1988年あたりから復活基調になって、ソロアルバムを出しだす。その後サポートメンバーにも恵まれ、コンサートも出来るように。そうしていると、未完の「スマイル」を「ブライアン・ウィルソンのスマイル」と銘打って遂に発売、コンサートも出来るようになってDVDも出ている。復活してからの作品も多い。ディズニーの曲を歌ったのまである(よく聞く)
上記、正しいのか分からないけれど、僕が抱いているブライアン・ウィルソンの生涯。

いずれにしても、偉大なミュージシャンが亡くなった。
お疲れ様でした。ご冥福をお祈りいたします。
合掌。



2025/06/10

「NEW ROCK」の名付け親は誰だ??


 NEW MUSIC MAGAGINEという雑誌があった(今もあるのですけど)。
1969年の4月号から創刊。
5月号には「ロックをとおして世界をみる若者の雑誌」
6月号には「ニューロックとリズム&ブルースの専門マガジン」(1970年3月号まで)
1969年は浪人中であんまり一生懸命読んでいないというか、レコード紹介のところだけ読んでいた。
もう何回も書いているけれど、この雑誌は「中村とうよう」(故人)さんという方が創設された雑誌で、とうようさんの思いが込められた部分がかなり大きい。

それで6月号からのキャッチコピーにある「NEW ROCK」って誰が言い出した??って思い。色々と家に置いてある当時の雑誌をめくってみるけれど釈然としない。
1967年、1968年あたりから使われだしているけれど「私が名付け親」という人物に出くわさない。
ただ、音楽的には、ブルース・プロジェクトというグループが一番ニューロックの作掛けにふさわしいのではないかと思う。
それとやはり1967年の6月に開催された「モンタレーポップフェスティバル」に出た新人たち(それまでほとんど無名のグループ達)が「NEW ROCK」の担い手であることは間違いない。
ブルース・プロジェクト(アル・クーパー)
バタフィールド・ブルースバンド
ジャニス・ジョプリン(+ホールディング・カンパニー)
エレクトリック・フラッグ(マイケルブルームフィールド)