2022/12/31

さらば寅年


 激動の2022年が終わろうとしている。

個人的に選んだ大事件

1.ロシアのウクライナ侵略 ロシアの敗北まで西側は支援を
2.安倍元首相狙撃事件 世襲の今の議員制度を破壊すべき
3.東京オリンピック汚職事件 もうオリンピックはいりません
4.統一教会による被害者の実情が浮き彫りに 徹底的に壊滅させるべき
5.閣議決定で何でも決める岸田内閣 大丈夫なんでしょうか?
6.防衛費増額 財政政策なしに国債発行 ほんまに大丈夫?
7.円安、金利・・日本の経済の脆弱さ
8.日本の国力の弱体化が浮き彫りに
9.日本サッカーの健闘、だがPKに見られる貧弱さ
10. コロナ麻痺、何が正しいのか分からない。

以上、いい年ではなかった。



2022/12/25

Diane McBain

ダイアン・マクベインが亡くなった。12月21日81歳
といってもすぐ分かる人は多分少なくなっているのだろう。僕より年上でないと知らないと思うから。
一番有名なのはテレビの「サーフサイド6」の「ダフィ」役が一番有名なはず。トロイ・ドナヒューが人気絶頂の頃、このテレビドラマはワーナーブラザーズが制作していて、同時期に「サンセット77」と「ハワイアンアイ」が放映されていた、今でいうクロスオーバーでこの3つの番組に俳優が入り混じるという、なかなか当時にしたら斬新な手法がとられていて楽しかった。
映画にも出ていて、どちらかと言えば「娯楽」路線が多かったように思う。一番有名なのはエルヴィス・プレスリーと共演した「カリフォルニア万歳」だと思う。シェリー・フェブレーとデボラ・ウォーリーとの3人がプレスリーを取り合うという、まあ実に単純なストーリーですがそれ以上を期待していないから楽しめます。
一番上の写真は「サーフサイド6」、真ん中は「カリフォルニア万歳」、一番下は左がコニー・スティーブンス、右はトロイ・ドナヒューですね。調べたら1961年の「PARRISH」という映画で先程の3人が出ています。どちらかと言えばトロイ・ドナヒューで追った方が分かりやすいかも。
「避暑地の出来事」「PARRISH」「スーザンの恋」「恋愛専科」「パームスプリングスの週末」という一連の作品群の中の一つにダイアン・マクベインも出ていたということですね。
僕は映画を直接見たことはなく、テレビでナポレオンソロ、DVDでカリフォルニア万歳そしてもうずいぶんと時を経て娘が見ていた魔女のサブリナというテレビ番組にゲストで出ていて懐かしかったのを思い出した。もうおばあちゃんでしたけどね。

いずれにしてもお疲れ様でした。合掌


 

2022/12/24

刑事 ジョン・ブック


 この映画も久しぶりに見た。1985年の映画だった。この頃には見ていないな。この頃は仕事ばかりしていた気がする。
平成になった頃、ちょっと時間が出来たので話題になって見ていなかった映画をレンタル屋(今もあるのだろうか)で借りて片っ端から見ていた頃の「名作」。ぼくはこの映画でハリソン・フォードにアカデミー賞(主演男優賞)をやりたかったなといつも思っている。
僕の好きな映画はまずアカデミー賞候補にならないし、逆にアカデミー賞撮った映画を見てもそれ程感動するのに出会わない(もちろん感動するのもあるけどね)。
この映画で、一番新鮮だったのは「アーミッシュ」と呼ばれるキリスト教の一派?が昔のままの生活様式を貫いて生きている姿。どうもこの映画がすべて真実を伝えているかは分からないけれど、ものすごく禁欲的ななんというか聖人みたいな人生を送らねばならない大変な宗教のように思えた。(絶対僕には無理だ)
まあ映画なので、そのアーミッシュの女性とハリソン・フォードが仲良くなってしまうのですが、映画を見たアーミッシュさんは「絶対にあり得ない」とおっしゃっているそうです。
あり得なかったら映画としては面白くないからそこは大目にというところでしょうか。
ストーリーも面白かったけれど、画像と音楽が実に良かった。監督はピーター・ウィアーで音楽はモーリス・ジャールという大御所ばかり。ピーター・ウィアーはアカデミー賞にノミネートばかりで結局もらえなかった(後に名誉的な特別賞をもらった?)。モーリス・ジャールはもらっているよね。多分何回も。
と、まあ、監督と音楽が超大物の作品だったからいいはずということでもないけれど。
あと、ヴィゴ・モーテンセンが出ていたので驚いた。当時は全く気がつかなかった。気にしてみてたら割といい立ち位置で画面に映っている。アーミッシュの役やから髭なしなんで、ロード・オブ・ザ・リングのイメージとはかなり違っている。
こう考えたら役者さんも一つ一つ階段を上がっていくのだと思った。ハリソン・フォードもアメグラのカーレースの対抗馬の役からですからね。その次が「ハン・ソロ」でブレイクなんで早い。
今から考えたら、ハリソン・フォードの映画はあんまり「つまらなかった」というのは少ない(というかないような気がする)。巷ではそれほど評判のよくない「ランダムハート」も僕は個人的には気にって何回も見ている。駄作ってすぐには思いつかないな。


2022/12/20

Everything is illuminated


 
昔、偶然見た映画を思い出した。たしか舞台はウクライナだった。
不思議な映画で、ユダヤ人とナチスとウクライナの歴史を知らないと本当のことは到底分からないような映画でしたが、意外と面白くロードオブザリングのイライジャ・ウッドの不思議な役柄と周りのこれまた不思議な脇役で見てしまいました。民族音楽とパンクと入り混じった音楽の構成も面白かった。
東欧の歴史というか、文化、言語、宗教、民族・・・・正直どう反応していいのか分からない。
ヒマワリが印象的、昔のソフィア・ローレンの映画もひまわりだった。
邦題は「僕の大事なコレクション」という題名でしたが、正直、何のことか分からない。表層的な単純な発想でつけた題名で不評であります。ちゃんと見た方の解説によると「すべてが解明された」という意味だということらしい。


2022/12/18

即、見入ってしまう映画 3選


 

強烈に寒くなって、日課の散歩も取りやめた。日光浴を兼ねて、冬は陽が出ている時に歩くようにしているのに、お日様は全くでないし、出たと思ってもすぐに引っ込むし(雲に隠れる)、さらに風がきつい・・・等々で家にこもってます。
それで時間つぶしに、即映画に入り込めるものを思い出して、毎日一作ずつ見た。
1.スピード
2.ピースメーカー
3.ザ・ロック
3本とも面白かった。もちろん以前に見ているし、しかも何回も見ている。でも最近は見ていなかったから、歳をとることはいいこともあって、新鮮な気持ちで以前見た映画を見ることが出来る。
まず、スピード、サンドラブロックという女優さんをこの映画で初めて知る。悪役にデニス・ホッパー、バスが停まったら爆発という本題に入る前のエレベーター爆発もなかなかスリル満点。
次はピースメーカー、なんか列車強盗の話かなと思える前ぶりがよく、核爆発が起こったシーンとプールでターンをしたニコールキッドマンの姿が上手くつながっていよいよ本題に核弾頭が盗まれた??そこにいい加減?に見えるやり手のジョージクルーニーが登場。
まあアメリカ寄りのアメリカ正義の映画ですが、元ユーゴスラビア、ボスニア、サラエボ・・今のウクライナまで思いが馳せて、映画での大変な状況は今はもっとひどいことに。
映画はハッピーエンド?(アメリカ的には)
最後はショーン・コネリーの「ザ・ロック」、3作ともいい出来ですが、これが一番見入ってしまったかな。まあ御大ショーン・コネリーですからね。

2022/12/12

アイドルを探せ


ミレーヌ・ドモンジョ
シルヴィ・ヴァルタン

ダニー・サバル
下着姿にしてまで宝石を探してる
シャルル・アズナブール
改めて「アイドルを探せ」を見た。
面白い。意外と詳しいあらすじがネット上に書かれていない(もう60年近く前の映画ですから当然かも)

めちゃくちゃ荒っぽくまとめると

1.ミレーヌ・ドモンジョがエリゼ宮殿に招かれる、その時に宝石をつけていくことに。
2.その宝石をタイル職人のリシャールが盗むが、警官に追いかけられて、楽器屋のギターに隠す。
3.楽器屋に回収に行くが、該当するギターは5本あって全て完売されている。その相手が当時有名だったフランスのスター(シャルル・アズナブール、シルヴィ・ヴァルタン、ジョニー・アリディ、フランク・アラモ、ナンシー・ハロウエイの5人)
4.タイル職人のリシャールと喧嘩別れした恋人(ダニー・サバル)の2人(2組)がこの5人の持つギターに隠されているはずの宝石の回収に向かうという話

其々5人が出てきて宝石を狙う2組とドタバタを繰り広げる。
その中のワンシーンがシルヴィ・ヴァルタンだった。
シルヴィ・ヴァルタンだけが超有名になったのですけど、この映画の主役はダニーサバル(上から3枚目の写真)でいい味出してます。宝石を追いかける相棒のドミニク・バシェロもいいです。当時のフランスのモデルという役ですからそれなりの雰囲気です。
さらに、楽器屋(兼レコード屋)のシーンで店内で歌ってる2人がいるのですが、多分当時フランスでは注目されていた歌手さんなんでしょうが、日本ではパス(無視)されてしまってます。
「ソフィー」という女性と「エディ・ミッチェル」という男性です。
今から考えたらちょっと可哀そうな気がしますね。当時はシルヴィ・ヴァルタンが出て来るシーンだけが目当ての客が多かったから(僕もそうでしたけど)。
ミレーヌ・ドモンジョはもう年上のお姉さん的な感じだったな。





2022/12/11

ミレーヌ・ドモンジョ


 
ミレーヌ・ドモンジョが亡くなっていた。12月1日ということです。
そんなに熱心なファンでもなかったですけど、「アイドルを探せ」という映画があって、シルヴィ・ヴァルタン目当てに見に行ったら、意外と映画も面白かった。ただ主役は誰かと言えばシルヴィ・ヴァルタンでは全くなく、シルヴィ・ヴァルタンの出演していた時間は何分だったのだろう?
それで、ミレーヌ・ドモンジョも出ていてというか、ミレーヌ・ドモンジョという女優本人の役?で出ている、一目見て「綺麗・可愛い」と思った。それ以来ファンです。物語の主役ではなかったけれど、物語はドモンジョにエリーゼ宮殿から招待の電報が届くところから始まる。ドモンジョの持っている宝石をめぐるドタバタ物語です、久しぶりにDVDを見てみよう。ファントマも見てみよう。
ともかくお疲れ様でした。日本贔屓の女優さんでした。
合掌

2022/12/02

Christne McVie


 


フリートウッドマックのクリスティン・マクヴィー(クリスティン・パーフェクト)が亡くなった。
古くからのファンとしては悲しい。でもそこそこいい歳(79歳)。
バッキンガム・ニックスの入る前のフリートウッドマックが好きなので、どちらかと言えばボブ・ウエルチのいた時期のアルバムを聞くことが今でも多い。
これらの作品から、クリスティン・マクヴィーの歌っている曲ばかり抽出して作ったCDを聞いている。
フリートウッドマックについて書けばきりがないけれど、まあ大成功を収めたのだから万々歳で結果オーライのはずだけど、やっぱりスッキリしない気持ちが残る。
バッキンガム・ニックスはやりたかった音に近いのだと勝手に思っているけれど、ミック・フリートウッドとジョン。マクヴィーの指向していた音であったのかどうか。
まあそれはともかく、長い間お疲れ様でした。合掌。

2022/11/19

「Please Mr. Postman」と「恋する二人」


 

先日、「9500万人のポピュラーリクエスト」のチャートをネットに上げてくださった実に奇特なお方がおられるということを書いた。これによって僕の記憶がかなり蘇ってきている。しかし、ものすごい思い違いというか、新たな事実(当時は知っていたはず)に衝撃を受けてている。
1964年の「9500万人のポピュラーリクエスト」でトップに立った曲は下記です。時系列に書いておきます。

1.ワシントン広場の夜はふけて     ヴィレッジストンパーズ
2.恋のパームスプリングス       トロイ・ドナヒュー
3.恋はスバヤク            ガス・バッカス
4.プリーズ・プリーズ・ミー      ザ・ビートルズ
5.花はどこに行った          キングストン・トリオ
6.ネイビー・ブルー          ダイアン・リネイ
7.ポエトリー             ジョニー・ティロットソン
8.太陽に彼方に            アストロノウツ
9.プリーズ・ミスター・ポストマン   ザ・ビートルズ
10.ほほにかかる涙             ボビー・ソロ
11.恋する二人             ザ・ビートルズ
12.ブーベの恋人            サウンドトラック
13.スローダウン            ザ・ビートルズ
14.アイドルを探せ           シルヴィ・バルタン

ビートルズ旋風の年だったということは分かります。4曲がトップに立っております。ところがよく見てみると、アメリカでトップに立った曲は一つもありません。
特に日本で驚異的なヒットとなった「恋する二人」は8週間、「プリーズ・ミスター・ポストマン」も5週間とアメリカにはない現象です。さらに「スローダウン」がトップだったとはすっかり忘れてました。
それでは、「抱きしめたい」「シー・ラブズ・ユー」「キャント・バイ・ミー・ラブ」「ハードデイズ・ナイト」は何処に行った??
ちゃんとチャートインしているのですが残念ながらトップには立てておりません。
特に、日本だけの大ヒット「恋のパームスプリングス(4週)」「恋はスバヤク(7週)」「太陽の彼方に(5週)」「ブーベの恋人(2週)」「アイドルを探せ(3週)」とビートルズのトップを阻んだ強者がこの年は多かった。特にガス・バッカスは毎週僕の希望を打ち砕いてくれました。
古き良き時代の思い出です。

2022/11/12

「白木みのる」さん


 

「白木みのる」さんが亡くなっていたという記事がネットで伝わって来た。
久しぶりに見る名前である。「てなもんや三度笠」の珍念?
幾つだったのだろう。もともといくつか分からなかったけれど。
毎週、日曜日の6時?だった?
これを見ながらご飯を食べるのが決まりみたいなもんだったような気がする。
このあと「シャボン玉ホリデー」を見ていたような。
画像をいくつかアップしてみた。
一番上は、藤田まことと白木みのると多分「ピアノ売ってちょーだい」の財津一郎だろう。
2番目のポスターの右上はあのボンドガールの「浜美枝」さんだろう。こんな時代劇にも出てたのか。
3番目は「横山やすし&西川きよし」と「山本リンダ」、これも不思議な組み合わせだ。
個人的には「白木みのる」と言えばエイトマンのコマーシャルの「のりたま」で、レストランに行って「ライス」だけ頼んで、「のりたま」をかけて食べるというもの。


「てなもんや三度笠」って、どういうストーリーだったか完全に忘れてるけど、なにせゲストが多彩で、その頃の有名人はほとんど出たのでは??確かグループサウンズのタイガーズも出てた。どういうストーリーにしたのかな?
美空ひばりの弟もレギュラーだったような。
あとは「あたり前田のクラッカー」、クラッカーってその頃でも食べなかったような気がする。当時は番組を提供できるくらい儲かっていたのですね。

いずれにせよ、ご冥福をお祈り申し上げます。
合掌。

2022/11/11

「プリーズ・プリーズ・ミー」と「抱きしめたい」


 

ビートルズの日本でのシングル盤は1964年の2月から順次発売された。
レコード番号OR-1024   プリーズ・プリーズ・ミー/アスク・ミー・ホワイ
レコード番号OR-1041 抱きしめたい/こいつ
普通、この順番で発売されたはず。
ところが、「抱きしめたい」がアメリカでトップに立ったから、にわかに「抱きしめたい」を先行販売しようということで、「抱きしめたい」が「プリーズ・プリーズ・ミー」に先立って発売されたという伝説がある。
以前から、3つほど説(順番と発売日)があって、どれが正しいのか分からなかった。
公表されている東芝の記録も怪しい。事実と違った日時がある。・・・・どれが正しい?
というのは、伝説の通りだとすれば、「抱きしめたい」の方が先に発売されているから、「プリーズ・プリーズ・ミー」を後で聞いたというのが当然の帰結。
しかし、「プリーズ・プリーズ・ミー」の方を先に聞いた気がするという輩が少なからず存在しているということが以前から言われていた。
ところが問題が解決した。
ネット社会のいいところは、どんどん新事実が明らかになってくることで、個人の記憶で終わってしまうようなことが世の中で共有されるという素晴らしさがある。
当時、「9500万人のポピュラーリクエスト」というラジオ番組があって、僕も1965年くらいから順位を書き写していたけど、ビートルズが出た頃の記録はつけていない。聞くことが主で書き留めようと思ったのはもうちょっと後、まさかチャートマニアになるとは思っていなかった。
それが奇特な方が公表してくださっていて、今では1963年からの毎週の順位がわかる(なんと素晴らしい)。その資料によれば
1964.2.13 プリーズ・プリーズ・ミー 21位(初登場)
1964.2.20 プリーズ・プリーズ・ミー 13位
1964.2.27 プリーズ・プリーズ・ミー 11位
1964.3.5    プリーズ・プリーズ・ミー 9位
                    抱きしめたい 13位(初登場)
1964.3.12   プリーズ・プリーズ・ミー 7位
                     抱きしめたい 9位
1964.3.19   プリーズ・プリーズ・ミー 4位
                     抱きしめたい 8位

上記のようになっており、3週間の遅れで「抱きしめたい」が登場している。
発売日はともかく、発売された順番はレコード番号順だったのは間違いない。
発売日はプリーズ・プリーズ・ミーが2月5日と思うけど、「抱きしめたい」は悩む。2月に出たのは確かだろうけど。

2022/11/09

青春グラフィティ40S~90S洋楽愛好会

 



庶民がぼやいていてもなす術もないから、最近「青春グラフィティ40S~90S洋楽愛好会」というフェイスブックに参加させてもらって、昔の曲や思い出に花を咲かせて楽しんでいる。
初めは思いつくままに思いついた曲と思い出を投稿していたけれど、もうちょっと網羅的にやってもみようと、自画自賛型の企画で「1964年のビートルズ」「1964~1968のキャッシュボックス誌の1位」「公式でないビートルズのBBCの元歌」等々、好き勝手に書きこんでいる。丁寧に返事をくださる方も多く楽しんでいます。
どうしてもビートルズの関連が多くなってしまうけど、こうやってビートルズがカバーした元の歌を聴いていると、それまで気がつかなかったけど、今になって色々と思いつくことが多い。
基本的に彼らにとってのオールディーズのカバーではないのですね。その時アメリカのR&Bチャートで流行った曲をそのまま彼らなりに演奏していた。時系列で言えば同時進行。
ここでふと思うのはアメリカの白人の若者は黒人のR&Bをカバーしなかったのか?という疑問。
もっと詳しく調べないと分からないけれど、同じタイミングでは出て来ないですよね。当たり前。
で、調べていくと少し時間を経てカバーされたものが結構ある。どうもそっくりそのままは「ためらい」があったようで、白人受けするように手を加えている?
白人受け??ちょっと(かなり)甘くした傾向が強い。
そんな「ためらい」はイギリス勢にはない。どうせアメリカ人が聞くわけがないと思っているから。そのままの完全コピーでいい。
そのあたりのことを調べたら面白そう。なぜ、アメリカのR&Bのコピーが主流だったイギリス勢がアメリカの音楽市場を席捲したのか?
プレスリーから1963年までのアメリカの「白人」のロックンロール歌手はどこから衰えていったのか?色々と考えたら楽しい。
アップしたのは、Arthur Alexanderの「Soldier of Love」でビートルズのBBCライブで歌っている。抜群のボーカルとハーモニー。ジョンのリードボーカルとバックのハモりが秀逸。




2022/10/24

来たるべき世界とは??


 来たるべき世界の予想ってまあ当たらない。
一番当たったかもと思えたのは共産主義社会でソ連と中国が出来た。マルクスの予言通り、当然、信者が増えた。でもスターリン、毛沢東を見ていると予言通りの国ではなかった。
共産主義革命は世界史を揺るがす大きな事件ですけど、ぼくが学生の頃のめりこんだ音楽の世界でも、次はこんな音楽の世界になるという話が沸き起こった時代があった。
ただ、ちょっと(大分)違うのは、次に流行る音楽ではなく、次の音楽は「音楽が世界を変える」という趣旨だったので政治的な活動に興味を持たない人種まで巻き込んだことになる。
そのバイブルでもないけど指針っぽい本がアップした「フォークからロックへ」という中村とうようさんが書いた本です。
要は、ボブディランがフォークソングからエレキギターをもってロックに変身したこと、ビートルズがサージャントペッパーズで新しい世界を切り開いたこと、ニューロックの台頭でまさに音楽の世の中が単なるはやり歌から自分たちの生活に入り込んだものになりそうな時代だった。
同世代のロックミュージック世界の代弁者みたいな萩原健太さんの言葉を借りれば、「ロックが世界を変えるかも」と思えたのは数年間だけで、その夢を見た人は今でもその夢を引きずって生きている。僕もその一人。
今のような世の中になるとは全く予想できなかった。少なくともソ連崩壊までは、段々世界が仲良くなっていきそうな雰囲気が醸成されていた。
ソ連の崩壊後、ソ連も15の共和国に分かれた、この時はそれほど別れた国は深刻でなかったように思うけど、アゼルバイジャンとかグルジアとか、要は東欧諸国と同じ、民族、宗教、言語‥の違いからそれぞれ独立しようとする集まりが形成されて、紛争になってしまった。
それで紛争に次ぐ紛争の歴史となっている。
ロシアはまた別の様相を呈していてこれはもうプーチンの妄想としか思えない。ソ連時代を懐かしんでソ連邦の頂点にいた時代に戻したい。
中国は個人的な感想では、後発のメリットを生かして、それまで先端を行っていた企業の技術を真似し追い付いて、世界最大の人口を生かして飛び超えようとしている。しかも独裁国家として。
なんか最終的に民主主義が勝つと思い込んでいたのは間違い??
昔、日本が戦争に負けたのは民主主義でなかったからだと思っていた時代がある。当時の学校の先生ってほとんど左寄りだからそうなりますね。
要は帝国主義、独裁国家・・・まあある個人や集団が統治する国家は最終的に民衆の力で淘汰される(はず)???
ところが現実はどうもそうでもない。妖しい人物が一国の主の国が世界中をみればかなり存在している。
妖しい人物と書いたけれど、その地域の難しい問題を上手くまとめているからトップなんだろう。その手段として武器がいる。その武器を提供しているのが西側諸国とロシアと中国がほとんどで、ここに来ると「正義」なんかどこかに行ってしまっている。西側から武器を買うのについては「ハードル」が高い。民主主義国家でないと売ってくれない。ロシア、中国は主義主張は不問、そういう意味でロシア陣営、中国陣営は伸びしろが大きい。
正直、こんな混沌とした世の中に生きるとは夢にも思わなかった。正直、よくなる処方箋が見えない。




2022/10/17

徒然なるままに


 

ウクライナにロシアが侵略してもうすぐ8か月になる。どんどん泥沼化して先が見通せない。
一体どういう決着がつくのだろう?
今から考えたら、プーチンの用意周到な計画の元にこの侵略はすすめられたのかなと思う時もある。ヨーロッパにエネルギーを提供してロシアに対する依存度を高めて、長期的にはどこかで折り合いをつけるようにウクライナにヨーロッパは進言するだろうと考えていたのでは。
今から考えたらクリミアの時にEU諸国は毅然とした態度をとるべきだった。あの時のいい加減な態度が、プーチンに自信を与えたのではないかと思う。
アップしたのは、昔のソ連の構成国家です。崩壊後バラバラになって、それぞれの道を歩みだした。基本的にロシアべったりなのはベラルーシだけで、バルト3国は既にNATOに加盟しているし、ソ連ではないけれど、東欧諸国はかなりの国がNATOに入っている。
ものすごく単純に考えたら、ソ連時代は生活がよくなかったと考えた人が多かったということだ。
西側の国がよく見えた。
僕には、基本的に、そこが問題の原点のように思えてならない。ソ連時代は「楽しい国」でなかった。ソ連も中国も共産主義国家って楽しそうでない。ここが一番の問題だと思っている。
どうも長いこと生きてきて「正義」というものもあやふやな気がしているし。「神」さんもいない気がしている。
これでロシアが勝ったら「とんでもないロジック」が生まれてしまう。
「力こそすべて」「持てる者が勝つ」
どうしてでもロシアをやっつけないといけない。そういうことをイタリアは分かっているのだろうか。

相変わらず、外交で解決すべきだというだけの人がテレビに出ますが、プーチンに外交が役に立つのかな。
それと鈴木宗男という議員さん。もう辞めてくれないかな。北方領土が帰ってくればいいというだけの議員さん。言われていることが僕には理解できない。

2022/10/01

アントニオ猪木


 
アントニオ猪木さんが亡くなった。

どうも、僕のプロレスファンの人生も猪木全盛の頃で終わっている。
現時点からのプロレス史からでは、どの時点までなのか分からないけれど、前田とかいう人物が提唱する新しいプロレスの時代になって見るのを辞めたような気がする。
記憶に残っているのは1969年の12月のドリー・ファンク・ジュニアとのNWAタイトルマッチで、この時僕は浪人中で年が明けたら試験ラッシュで追い込みせんとあかん時期やったけど、この試合は見ないといけないということで見ました。結果は覚えていないけど、それまで見た試合で一番感動した試合だったと記憶している。
僕のプロレス観戦史はほとんどの70歳代と同じで、テレビの黎明期に力道山と共にプロレス中継がお茶の間に浸透して、力道山、グレート東郷、ブラッシー、デストロイヤーと続く。
その中でなかなか日本人の後継者が出て来ないと思っていたら、ジャイアント馬場とアントニオ猪木が出てきて、並んで日本のエースに。
倍賞美津子と結婚していた時は、ものすごく「いいカップル」に思えた。こういう組み合わせは滅多にないと思っていた。
プロレスラーを辞めてからの人生には賛否両論はあると思うけれど、猪木に会いたいという人が世界中にいて、出来の悪い政治家よりよっぽどネームバリューはあった。なにせあのカストロにあっているのやから。なかなか会えないですよ。

大丈夫かなと思うことも結構ありましたが、猪木さんの人生そのものを楽しませていただきました。ご冥福をお祈り申し上げます。 合掌。


2022/09/16

VIVA!! リバプールサウンド


1964年の1月にイギリスのビートルズがアメリカのヒットチャートのトップになって、そこからイギリスの若者たちのミュージシャンたちがアメリカのヒットチャートを席巻するようになる。その時の現象をビートルズの出身地から「リバプールサウンド」と呼ぶ。
厳密に言えばリバプール出身は一部でマンチェスターとか、どう考えてもロンドンが一番多かったのでは??
でも一番早いものの特権で「リバプールサウンド」が定着。

上のレコードは当時(1964)に日本で出た「リバプールの若者たち」というアルバムです。
ところが、最近ではこの現象のことを「ブリティッシュ・インヴェイジョン」と呼ぶようになって世界ではこの呼び方が定着?
考えてみれば「リバプールサウンド」は日本だけだったのかな?
当時そんなこと考えてみたことなかった。

それで、では一体リバプールサウンドとはどういうサウンドか??
これが難しい。まずビートルズがスタートは納得ですけど、いろんな音楽が混じってるから一概に定義できない。
ところが一番上にアップした「Mi-Ke」というグループの「Eien no Liverpool sound」が素晴らしい出来で、ここまで歌えますか??若い女の子(多分有名)、後ろにいるスタッフが曲者のような気がしてならない。
特に素晴らしいのが「選曲」ものすごく数ある曲からこれらを選んだ「感性」に驚くばかり。

2022/09/10

ELIZABETH女王 と THE BEATLES


 


会ったことないけれど(当たり前)ビートルズのファンでいたら意外と周りにイギリスの皇室がちらつく。
そういうわけでずっと昔から知っている気がしている。
既に亡くなった自分の親父と同じ年の生まれだった。実にお元気で長生きをされた。しかも亡くなる寸前までしっかりとされていた。
思い返せばロンドンオリンピックの時の「007のパラシュート」は恰好良かった。
原色の衣服が実に似合っていて最高のおばあさんだった。

心よりご冥福をお祈り申し上げます。



2022/09/06

ONE PIECE

 

先日、ワンピースの映画を子供たちに連れて行ってもらった(完全に逆転しとる)ので、70巻ぐらいまでで停まっていたコミックを読み始める。ただ前の話をほとんど忘れているので、記憶があるとこまで遡らないといけない。ドフラミンゴの辺りまでで記憶がつながる。そこから一挙に103巻まで。疲れました。
この尾田栄一郎というひと、どこまで考えていたのだろうかと???
ウィキペディアで調べたら、小さい時から漫画家指向で、海賊、任侠ものが大好きで、大学を中退してこの世界に。なるべくしてこの本を書いたという人物。
こういう人がいるのだと妙な感動を覚える。
「ニカ」という登場人物がどういう人物なのか???楽しみである。

2022/08/31

ゴルバチョフと稲盛さん


 
大物の訃報が相次いで報じられた。
京セラの稲森さんに続いてソ連のゴルバチョフさん。
ほとんど同じ年齢。
ゴルバチョフの評価に関しては、僕らは偉大な指導者に見えるけど、ソ連の人たちはどのように考えたのだろうか。
アメリカが第二次世界大戦以降占領して民主主義国家として立ち直った?のは日本しかないみたいで、イラクを日本みたいに立ちなおさせると言ったのはブッシュだったかな。
ゴルバチョフはソ連の民衆に自由を与えたけれど、猫に小判だったのかな。反って、エリツィン、プーチンと以前より偏った保守的な指導者に翻弄されている。
ソ連のその後の動きと現在のプーチンの動向、さらにアフガニスタンの現在とかを考えると、日本ってものすごく特殊な国&国民のように見えてくる。

稲盛さんに関しては、全く接点がなかったので個人的には分からないけど、京セラ出身の管理職の方とは一緒に仕事をする機会が何度かあった。
正直なところ皆さん何かにつけ「フィロソフィー」という言葉を連発されるので辟易した思い出がある。
ある会社では社長が「稲盛さんのフィロソフィーでなく、君の考えを聞きたい」と言われたことがある。ちょっと浸透しすぎなのではと思った思い出がある。
僕は京都の同じ業種にいたからある意味競争相手であったわけで、後に独立してからアメーバ経営手法をやっている会社にも関与することがあったけれど、いい会社なら当然やっている手法だと思った。
もともと宗教っぽいのは苦手なんで、盛和塾にも誘われたけれどお断りしてきた。生意気なようだけれど経営の手法と哲学は悩んで自分で見つけるものだと思っているから。

ともかく、偉大な2人が奇しくも同じ時期に亡くなられた。ご冥福をお祈り申し上げます。

2022/08/30

混沌


今年になってからますます世の中が混沌としてきてどう落ち着くのか全く分からない。
多分、今から20年は生きないと思うから、僕個人に関しては「後は野となれ山となれ」でいいと思うけれど。次の世代のことを思うと本当にどうなるのだろう。
不安なことを列挙してみると
1.コロナはいつ収束するのか?
2.ロシアはこのまま戦争を続けるのか?
3.ロシアと縁を切った西側の経済はどうなるのか?
  原子力発電を再開はやむを得ない?
4.この温暖化は何処まで行くか?
5.日本経済は再興できるか?
6.統一教会を撲滅することが出来るか?
7.中国のこれからの覇権復興はどうなる?
8.すべて電気自動車になるか?

等々、僕が今更悩んでも仕方がないことばかりですが、意外と日常生活に結びついてくることもありそう。

先日、ワンピースの話題の映画を見て来た。今まで劇場映画は2作ほどしかみてないのですがあまりにも話題になっているので野次馬根性丸出しで行ってきました。あんな人が多い映画館は久しぶり、並んでました。
それで肝心の映画ですが、それまでのワンピースの劇場映画とは全く違うコンセプトの作品で一言で言えば「型破りの成功事例」と言えそう。
ミュージカルを見に行った感じ、その証拠に、この映画で歌われている曲が今大ヒットしている。1曲だけでないですよ数曲ともヒットしている。まさに「大当たり」
それと、単行本で100刊を超えているから登場人物は数えきれないくらい出てきているわけで、その中でもトラファルガーローとか懐かしい顔ぶれを登場させて同窓会的雰囲気ムンムンでよく考えられているなあと感心して見ていた。
観客動員数のスピードが新記録ばかりらしいですが、鬼滅の興行収入400億円を破ることが出来るのかな。
  









 

2022/08/11

岡信子さん


 昨日が長崎に原爆が落とされて77年目で、式典が中継されていた。その時、昨年の「岡信子さん」を思い出した。アップしたドキュメントが心に残りすごい方が生き残っておられるものだと感服していた。その岡信子さんが昨年の11月4日に亡くなっていて、今頃になってで恐縮ですがご冥福をお祈りする次第です。
このブログももう何年もダラダラと僕が読むために日記のように書き綴ってるけれど、毎年、8月になると、どうして「負けると分かっている戦争を始めたのか」ということについて駄文を書いている。なんか8月になって終戦記念日までそんな関係の本を読んだり、NHKの過去の番組を見たりしてしまう。
今年は2月のロシアのウクライナ侵略で世の中が喧噪としてきて、中国・台湾の問題やコロナ、統一教会・・・等々、ゆっくりと「どうして我が国は戦争をおっぱじめたのか???」ということを考える雰囲気が出て来ない。
今にも「ひょっとしたらロシア以外にも戦争が始まるかも」という雰囲気も出ている。

そんななかで、もう一度昨年感動した岡信子さんの「戦後76年 被爆体験を語る」を見てみた。
戦争反対の「原点」がある。ウクライナ侵略のテレビ映像を見ていたら忘れてしまう「原点」がある。結局、悲惨な目に合うのは「一般人」、これを忘れてはいけない。



2022/07/31

マスコミの力


 
統一教会の話題が盛んにテレビでとりあげられるようになった。
思うに、過去から、統一教会に関する資料はいっぱい蓄積されているみたい。要は放送して来なかった。どうして??政府への忖度??
ジャーナリズムの精神は何処に行った。
政治家のいい加減さもさることながら、マスコミの怠慢をものすごく感じる。今度の選挙までに徹底的に洗い出して、統一教会との癒着議員(国会議員だけでなく都道県市町村のみんな)の全員を世間に知らしめて欲しい。そんな議員に投票するようになったら日本はもう終わりですわ。
そこまで、日本人は馬鹿でないと信じたい。
それから日本の右翼の方々は統一教会をどう思っているのだろう、日本の国民を食い物にして何億もの大金を韓国に貢がせている。
考えてみれば、自民党政府の韓国に対する制裁処置って、整合性が取れている???韓国に経済的な制裁を課しても、裏から統一教会経由で何億の金額が韓国(北朝鮮にも?)に流れて行ってしまっている。
ここに関しては、自民党の議員さんは全く思想の論理の整合性は無いようである。


昔、韓国に行った時に、運悪く安重根の生誕の日に行っていて、なんかじろじろと見られて気持ち悪い気がしたのを思い出した。日本の総理大臣の伊藤博文を暗殺した犯人、韓国の英雄。
今回の犯人も後世には「英雄」になっているかもしれない。それ程、大きなうねりを作り出している。

ここにきて、安倍さんの功績はダダ下がり。僕は一応の評価を下しているけどその功績が無視されそうな世間の風潮になって来ている。








2022/07/29

ビートルズとウエストサイド物語



 
「ビートルズ」と「ウエストサイド物語」って何の関係があるのか?・・と思う人も多いと思うけれど、意外と大阪のビートルズファンには縁がある。
1964年にビートルズ旋風が起こって、その年の夏に「A HARD DAY'S NIGHT」が封切られた。ビートルズの映画が来る。絶対に見に行かないとと思うけれど、どうも大阪の僕の知っている大きな映画館ではやっていない。調べたら、上六(上本町六丁目)の小さな?映画館でやっている(多分、大阪ではそこだけだったような気がする。ロッキングオンの渋谷陽一が当時池田に住んでいて上六まで見に行ったとラジオで語っていたから、ほとんどの大阪のビートルズファンは上六まで行ったのだと思う)。上六、あんまり土地勘がない。ただ不思議な縁で1年前に父が「史上最大の作戦」を見に連れて行ってくれたのがその映画館だった。それでほんの少しだけ土地勘らしきもの(どの電車を乗り継いでいけばいいかを覚えている)があった。
それで1964年の9月13日の日曜日に友達の村田君と一緒に出掛けた(ビートルズを教えてくれたのが村田君だった、彼には兄貴がいてデル・シャノン、ニール・セダカとかコニー・フランシスのシングルを持っていてテープに録音してくれたからすごくオールディーズに詳しくなった)。
それで、晴れて?ビートルズの映画を見に行くことになったのですが、昔は2本立てという上映の仕方があって(でもロードショーは1本だったけど)、まあビートルズの映画だけでは客を呼べないと映画館は考えたのでしょうね。なんと2本立てで、もう一つが「ウエストサイド物語」だった。
「ウエストサイド物語」については、隣に住んでいたお姉ちゃんから「絶賛」の声を聞いて知っていた(多分ジョージ・チャキリスにいかれてしまった)。多分1962年くらいの話で、ふと思い出したけれど、1962年は僕が小学校6年で修学旅行だった。関西の小学校の修学旅行は「伊勢」と相場が決まっていて、伊勢から2階建て特急近鉄で上六まで帰って来たのだった。当時は「上六」が終点で、そこからバスで学校まで帰ったのを思い出した。「上六」の駅でバスを待っていた時に「ウエストサイド物語」の大きな看板を見た。これが隣のお姉ちゃんの絶賛していた映画かとね。
それでウエストサイド物語の話になるけど、昨日偶然ディズニープラスでスピルバーグのウエストサイドストーリーを見た。初めはおんなじストーリーだと思って見ていたけど、全然覚えていなくって途中から「こんなストーリーだったかな??」と。
ナタリー・ウッドのウエストサイド物語は、その後、もう1回観ていて都合2回も見ているはず。でもほとんど記憶がなかった。何故かタッカー・スミスの「クール」のシーンだけは覚えている(印象深いですもんね)。
それで、昨日、ナタリー・ウッド版を見てみた。要は一日で旧作と新作を見たわけ。ほとんど6時間。ほとんど同じストーリーだった。ほんまに記憶というのはあてにならん・・といってももう60年近い昔の話ですからね無理もない。そう思えば今の僕の昔の思い出も真実ではないのかもしれない。

ナタリー・ウッド?・・・・ロバート・ワグナー??一回分かれて、また再婚。
ナタリー・ウッドは不思議な死を遂げて、ロバート・ワグナーは尋問を拒否。
ロバート・ワグナーはNCIS見てたら出て来る。世の中は不思議だ。