2019/06/30

JEFF BECK

 
ヤードバーズというグループは今から考えたら、残党?がそのあと生き残ったというか、メジャーになって不思議な運命を担ったバンドだと思う。
本来ならキース・レルフのボーカルを中心としたバンドだったはずが、ギタリストがエリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジともう大物ばかりがいたことで、そっちが有名になってしまった。
ただ、それだけでなく、キース・レルフもルネッサンスというグループを編成して(当時は妹をボーカルに起用)活動、そのルネッサンスは変遷を重ね名前が残り。結局ロック史のいたるところに元ヤードバーズの名前が出てきます。
ヤードバーズを辞めたジェフ・ベックはソロで上記のアルバムを出しますが、ボーカルがロッド・スチュアート!!!もうこの頃は楽しい楽しい百花繚乱、後の大物ばかり。
ブリティッシュロックの幕開けの時期です。


2019/06/28

LED ZEPPELIN

新しい時代に生き残ったのは誰だったかなと考えていて、グループの名前だけで考えていたから見落としていたバンド及び個人がいっぱいいたことに今になって気が付く。
まずはツエッペリン。
「フオー・ユア・ラブ」のヤードバーズ。エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、そしてジミー・ペイジ。
このツエッペリンほど新しい時代を感じさせてくれたバンドはいないように今になってですが思うことが多い。
もう感激の嵐。一枚目、二枚目。擦り切れて何枚持ってますやら。
毎日、聞きました。(お経のように・・・)
今になって段々種明かしっぽい話が披露されてきますが、一枚目の時点でジミー・ペイジの頭の中にはアイデアがいっぱいだったようで、ブルースを基調としたリフをベースに云々・・・。
結構、文化の流れを見ていたら、そういうパターンって多いように思う。溢れる気持ちが流れ出す。
すっごくわかる時代でした。













2019/06/20

FLIED EGG

この有名なレコードも、よく考えたら出だしはサージャントペッパーズの「乗り」のように思えてきた。いままでそんなにも思わなかったのですが。
このレコードに関する記事は既にネット上にいっぱい書かれてあるので説明無用と思いますが、それまで出ていた、ロックの名盤のエッセンスを凝縮したもう驚異的な作品です。
大瀧詠一やサザンともアプローチが違います。

2019/06/11

THE KINKS

ビートルズの時代の3大アーティストと問われれば、あとストーンズは来る。
ただ、次がなかなか難しい。初期に限定したらハーマンズ・ハーミッツとかデイブ・クラーク・ファイブとかが上がるかもしれないが、長期で考えたら、先日の「THE WHO」かこの「THE KINKS」が順当だと思う。
THE WHOは厳密にいえば、リバプールサウンドの隆盛時期から少し後半なので、1964年に活躍していたという条件を差し込めば、やはりキンクスが妥当だと思う。
このキンクス、なかなかややこしい。誰でも聞いたことのある「YOU REALLY GOT ME」をスタートとするいわゆる「キンキー・サウンズ」(ファズトーンを聞かせたリフ)から、ロックオペラ、牧歌調的サウンド等々変幻自在。さらにシングルでは全米1位とかも記録するなどついていくのに疲れます。アルバムもさることながら一つ一つの曲に味わいがあるものが多く。
「セルロイドのヒーロー」とか「ウォータルー・サンセット」とか、これだけで十分という出来栄えです。
多分、全部気に入っているというファンは少ないのでは?
個人的には牧歌調路線は無理ですね。















2019/06/10

THE WHO

ROCKの時代になって生き残れたのは???というような切り口でいろいろ考えを巡らせていたら、この「THE WHO」も見事に生き残ったバンドだよなあ・・と。
ビートルズのサージャントペッパーズの影響を受けたとも思ってないけれど、モンタレーポップフェスティバルでも存在感を発揮していたし、ウッドストックでも目立っていたし、どこかで劇的に変化したようにも思えないけれど、やっぱり「トミー」を出したあたりから変わってきたようにも思える。
このライブ盤、それまでのヒット曲と新しいところを混ぜたなかなかの出来で、あんまり気が付かなかったけど演奏力が高い。(キースムーンのド派手なドラムとギターをぶっ壊す派手なアクションが目立つから気が付かない)
今では、初め出た時はカットされていた曲もはいったバージョンも出ていて、ほぼ全体が分かる。
結局、グループとして来日が叶わなかった大物バンドの一つです。
「四重人格」も凄いアルバムだったし、一番目立たなかったジョン・エントウィッスルのベースはバカテクで実はこの人が縁の下のなんやら・・という気がしないでもない。
それとこのグループにまつわる映画もあるし、モッズ対ロッカーズの伝説には出てくるし、不思議なポジションを築いたバンドです。

2019/06/03

HIRAYAMA MIKI

この間から、「平山みき」にはまってまして、もともと好きな声なんでよく聞いてましたが、先日上にアップしたCDを買って、ますます。
この人の声ってなんと表現したらいいのでしょうかね???
それとまあ美人なんでしょうけど、すべての写真が気に入るということもないのです。個人的には。
そんで好きな表情のジャケットを2つあげておきます。
下のレコードの「真夜中のエンゼルベイビー」はハルヲフォンの「電撃的東京」で知ったのですが、このレコードジャケットはレコードなんで(当たり前)購入価値があります。買おうかな!!
なんせ30センチ四方ですからね。唇の大きさが丁度いい感じで??(何考えてんねん??)



2019/06/01

王様

昔、このCDを買って大笑いしたことを思い出した。
もう20年以上前の話で、その後も結構な面白い種類のCDを出している。この人のCDのいいところは、直訳とはいえ、まあ大体歌の内容が分かるので歌詞カードを訳す必要もなく重宝している。
あと、異常なほど数沢山のライブ活動をしているので意外とご近所にも出現しているかも。
さらに付け加えると、この王様はほんまにギタリストで食えたのではと思えるほどギターが上手い。しかも,そんで上智大学出身とか言われると直訳も完璧なのかなと勝手に思ってしまう(完璧な直訳っていうのもわけわからんですが)。
他の人にはまねできない世界を確立したことは確かです。

ユーチューブでなんぼでも見れるので見てください。なんでも弾かはりまっせ。特に寺ロックのライブとかお薦めです。

そうそう、わがレッド・ツエッペリンの代表作に「貴方を愛し続けて」という名作がある。3枚目ね。
かってに、あなたをずっと愛し続けているという内容かと思いきや、あんたを愛してからえらい目にあった・・という歌でした。王様の解説を聞くまでえらい勘違いしてました。
こういう勘違いは、他にもあるような気がします。

あと「医者、医者」とか???なんやったかいな?UFOの「ドクタードクター」や・・・とか思い出すのがメッチャ楽しい。
さらに、「into the arena  」(直訳では「土俵へ」)が飛び出てきて、最後のフレーズが出てこないとわからない。すごいですよ。マイケル・シェンカーを久しぶりに思い出した。ただそこまであんな曲コピーできるのがもう驚異的(多分完全なコピーはできないし、本人のライブでもオリジナルと大分違っている)。それも他にも多彩な曲がいっぱい。
ユーチューブで一日楽しめました。