2022/12/31

さらば寅年


 激動の2022年が終わろうとしている。

個人的に選んだ大事件

1.ロシアのウクライナ侵略 ロシアの敗北まで西側は支援を
2.安倍元首相狙撃事件 世襲の今の議員制度を破壊すべき
3.東京オリンピック汚職事件 もうオリンピックはいりません
4.統一教会による被害者の実情が浮き彫りに 徹底的に壊滅させるべき
5.閣議決定で何でも決める岸田内閣 大丈夫なんでしょうか?
6.防衛費増額 財政政策なしに国債発行 ほんまに大丈夫?
7.円安、金利・・日本の経済の脆弱さ
8.日本の国力の弱体化が浮き彫りに
9.日本サッカーの健闘、だがPKに見られる貧弱さ
10. コロナ麻痺、何が正しいのか分からない。

以上、いい年ではなかった。



2022/12/25

Diane McBain

ダイアン・マクベインが亡くなった。12月21日81歳
といってもすぐ分かる人は多分少なくなっているのだろう。僕より年上でないと知らないと思うから。
一番有名なのはテレビの「サーフサイド6」の「ダフィ」役が一番有名なはず。トロイ・ドナヒューが人気絶頂の頃、このテレビドラマはワーナーブラザーズが制作していて、同時期に「サンセット77」と「ハワイアンアイ」が放映されていた、今でいうクロスオーバーでこの3つの番組に俳優が入り混じるという、なかなか当時にしたら斬新な手法がとられていて楽しかった。
映画にも出ていて、どちらかと言えば「娯楽」路線が多かったように思う。一番有名なのはエルヴィス・プレスリーと共演した「カリフォルニア万歳」だと思う。シェリー・フェブレーとデボラ・ウォーリーとの3人がプレスリーを取り合うという、まあ実に単純なストーリーですがそれ以上を期待していないから楽しめます。
一番上の写真は「サーフサイド6」、真ん中は「カリフォルニア万歳」、一番下は左がコニー・スティーブンス、右はトロイ・ドナヒューですね。調べたら1961年の「PARRISH」という映画で先程の3人が出ています。どちらかと言えばトロイ・ドナヒューで追った方が分かりやすいかも。
「避暑地の出来事」「PARRISH」「スーザンの恋」「恋愛専科」「パームスプリングスの週末」という一連の作品群の中の一つにダイアン・マクベインも出ていたということですね。
僕は映画を直接見たことはなく、テレビでナポレオンソロ、DVDでカリフォルニア万歳そしてもうずいぶんと時を経て娘が見ていた魔女のサブリナというテレビ番組にゲストで出ていて懐かしかったのを思い出した。もうおばあちゃんでしたけどね。

いずれにしてもお疲れ様でした。合掌


 

2022/12/24

刑事 ジョン・ブック


 この映画も久しぶりに見た。1985年の映画だった。この頃には見ていないな。この頃は仕事ばかりしていた気がする。
平成になった頃、ちょっと時間が出来たので話題になって見ていなかった映画をレンタル屋(今もあるのだろうか)で借りて片っ端から見ていた頃の「名作」。ぼくはこの映画でハリソン・フォードにアカデミー賞(主演男優賞)をやりたかったなといつも思っている。
僕の好きな映画はまずアカデミー賞候補にならないし、逆にアカデミー賞撮った映画を見てもそれ程感動するのに出会わない(もちろん感動するのもあるけどね)。
この映画で、一番新鮮だったのは「アーミッシュ」と呼ばれるキリスト教の一派?が昔のままの生活様式を貫いて生きている姿。どうもこの映画がすべて真実を伝えているかは分からないけれど、ものすごく禁欲的ななんというか聖人みたいな人生を送らねばならない大変な宗教のように思えた。(絶対僕には無理だ)
まあ映画なので、そのアーミッシュの女性とハリソン・フォードが仲良くなってしまうのですが、映画を見たアーミッシュさんは「絶対にあり得ない」とおっしゃっているそうです。
あり得なかったら映画としては面白くないからそこは大目にというところでしょうか。
ストーリーも面白かったけれど、画像と音楽が実に良かった。監督はピーター・ウィアーで音楽はモーリス・ジャールという大御所ばかり。ピーター・ウィアーはアカデミー賞にノミネートばかりで結局もらえなかった(後に名誉的な特別賞をもらった?)。モーリス・ジャールはもらっているよね。多分何回も。
と、まあ、監督と音楽が超大物の作品だったからいいはずということでもないけれど。
あと、ヴィゴ・モーテンセンが出ていたので驚いた。当時は全く気がつかなかった。気にしてみてたら割といい立ち位置で画面に映っている。アーミッシュの役やから髭なしなんで、ロード・オブ・ザ・リングのイメージとはかなり違っている。
こう考えたら役者さんも一つ一つ階段を上がっていくのだと思った。ハリソン・フォードもアメグラのカーレースの対抗馬の役からですからね。その次が「ハン・ソロ」でブレイクなんで早い。
今から考えたら、ハリソン・フォードの映画はあんまり「つまらなかった」というのは少ない(というかないような気がする)。巷ではそれほど評判のよくない「ランダムハート」も僕は個人的には気にって何回も見ている。駄作ってすぐには思いつかないな。


2022/12/20

Everything is illuminated


 
昔、偶然見た映画を思い出した。たしか舞台はウクライナだった。
不思議な映画で、ユダヤ人とナチスとウクライナの歴史を知らないと本当のことは到底分からないような映画でしたが、意外と面白くロードオブザリングのイライジャ・ウッドの不思議な役柄と周りのこれまた不思議な脇役で見てしまいました。民族音楽とパンクと入り混じった音楽の構成も面白かった。
東欧の歴史というか、文化、言語、宗教、民族・・・・正直どう反応していいのか分からない。
ヒマワリが印象的、昔のソフィア・ローレンの映画もひまわりだった。
邦題は「僕の大事なコレクション」という題名でしたが、正直、何のことか分からない。表層的な単純な発想でつけた題名で不評であります。ちゃんと見た方の解説によると「すべてが解明された」という意味だということらしい。


2022/12/18

即、見入ってしまう映画 3選


 

強烈に寒くなって、日課の散歩も取りやめた。日光浴を兼ねて、冬は陽が出ている時に歩くようにしているのに、お日様は全くでないし、出たと思ってもすぐに引っ込むし(雲に隠れる)、さらに風がきつい・・・等々で家にこもってます。
それで時間つぶしに、即映画に入り込めるものを思い出して、毎日一作ずつ見た。
1.スピード
2.ピースメーカー
3.ザ・ロック
3本とも面白かった。もちろん以前に見ているし、しかも何回も見ている。でも最近は見ていなかったから、歳をとることはいいこともあって、新鮮な気持ちで以前見た映画を見ることが出来る。
まず、スピード、サンドラブロックという女優さんをこの映画で初めて知る。悪役にデニス・ホッパー、バスが停まったら爆発という本題に入る前のエレベーター爆発もなかなかスリル満点。
次はピースメーカー、なんか列車強盗の話かなと思える前ぶりがよく、核爆発が起こったシーンとプールでターンをしたニコールキッドマンの姿が上手くつながっていよいよ本題に核弾頭が盗まれた??そこにいい加減?に見えるやり手のジョージクルーニーが登場。
まあアメリカ寄りのアメリカ正義の映画ですが、元ユーゴスラビア、ボスニア、サラエボ・・今のウクライナまで思いが馳せて、映画での大変な状況は今はもっとひどいことに。
映画はハッピーエンド?(アメリカ的には)
最後はショーン・コネリーの「ザ・ロック」、3作ともいい出来ですが、これが一番見入ってしまったかな。まあ御大ショーン・コネリーですからね。

2022/12/12

アイドルを探せ


ミレーヌ・ドモンジョ
シルヴィ・ヴァルタン

ダニー・サバル
下着姿にしてまで宝石を探してる
シャルル・アズナブール
改めて「アイドルを探せ」を見た。
面白い。意外と詳しいあらすじがネット上に書かれていない(もう60年近く前の映画ですから当然かも)

めちゃくちゃ荒っぽくまとめると

1.ミレーヌ・ドモンジョがエリゼ宮殿に招かれる、その時に宝石をつけていくことに。
2.その宝石をタイル職人のリシャールが盗むが、警官に追いかけられて、楽器屋のギターに隠す。
3.楽器屋に回収に行くが、該当するギターは5本あって全て完売されている。その相手が当時有名だったフランスのスター(シャルル・アズナブール、シルヴィ・ヴァルタン、ジョニー・アリディ、フランク・アラモ、ナンシー・ハロウエイの5人)
4.タイル職人のリシャールと喧嘩別れした恋人(ダニー・サバル)の2人(2組)がこの5人の持つギターに隠されているはずの宝石の回収に向かうという話

其々5人が出てきて宝石を狙う2組とドタバタを繰り広げる。
その中のワンシーンがシルヴィ・ヴァルタンだった。
シルヴィ・ヴァルタンだけが超有名になったのですけど、この映画の主役はダニーサバル(上から3枚目の写真)でいい味出してます。宝石を追いかける相棒のドミニク・バシェロもいいです。当時のフランスのモデルという役ですからそれなりの雰囲気です。
さらに、楽器屋(兼レコード屋)のシーンで店内で歌ってる2人がいるのですが、多分当時フランスでは注目されていた歌手さんなんでしょうが、日本ではパス(無視)されてしまってます。
「ソフィー」という女性と「エディ・ミッチェル」という男性です。
今から考えたらちょっと可哀そうな気がしますね。当時はシルヴィ・ヴァルタンが出て来るシーンだけが目当ての客が多かったから(僕もそうでしたけど)。
ミレーヌ・ドモンジョはもう年上のお姉さん的な感じだったな。





2022/12/11

ミレーヌ・ドモンジョ


 
ミレーヌ・ドモンジョが亡くなっていた。12月1日ということです。
そんなに熱心なファンでもなかったですけど、「アイドルを探せ」という映画があって、シルヴィ・ヴァルタン目当てに見に行ったら、意外と映画も面白かった。ただ主役は誰かと言えばシルヴィ・ヴァルタンでは全くなく、シルヴィ・ヴァルタンの出演していた時間は何分だったのだろう?
それで、ミレーヌ・ドモンジョも出ていてというか、ミレーヌ・ドモンジョという女優本人の役?で出ている、一目見て「綺麗・可愛い」と思った。それ以来ファンです。物語の主役ではなかったけれど、物語はドモンジョにエリーゼ宮殿から招待の電報が届くところから始まる。ドモンジョの持っている宝石をめぐるドタバタ物語です、久しぶりにDVDを見てみよう。ファントマも見てみよう。
ともかくお疲れ様でした。日本贔屓の女優さんでした。
合掌

2022/12/02

Christne McVie


 


フリートウッドマックのクリスティン・マクヴィー(クリスティン・パーフェクト)が亡くなった。
古くからのファンとしては悲しい。でもそこそこいい歳(79歳)。
バッキンガム・ニックスの入る前のフリートウッドマックが好きなので、どちらかと言えばボブ・ウエルチのいた時期のアルバムを聞くことが今でも多い。
これらの作品から、クリスティン・マクヴィーの歌っている曲ばかり抽出して作ったCDを聞いている。
フリートウッドマックについて書けばきりがないけれど、まあ大成功を収めたのだから万々歳で結果オーライのはずだけど、やっぱりスッキリしない気持ちが残る。
バッキンガム・ニックスはやりたかった音に近いのだと勝手に思っているけれど、ミック・フリートウッドとジョン。マクヴィーの指向していた音であったのかどうか。
まあそれはともかく、長い間お疲れ様でした。合掌。