2020/06/24

Bruce Davison 2



Bruce Davisonの続きを書くとは思っていなかったけれど、ジャンとディーンの映画に出ていたのは、今回調べるまで知らなかった(というか忘れていたんでしょう。当然、当時は知っているはず)。何べんも見ていたから。ユーチューブでちょっとは見れます。
一番上はいちご白書のサントラCD(当時はレコードだった)。
上から2枚目はジャンとディーンの映画の写真(右のお方の方がどうも有名らしい。僕は知らない)。
3枚目はジャンとディーンの当時のオリジナルのレコード3枚が多分1枚のCDに入っているもの。お徳用。1番って書いてあるレコードジャケットのほんまもんは愛くるしい女の子がモデルさんいかにもアメリカという感じ。ポプシクル(アイスキャンディー)という中堅ヒットが入ってます。2番の真ん中は超大ヒット曲「パサディナのおばあちゃん」が入ってます。一番右はご本人たち、「ドラッグシティ」。ほんまもんのジャンとディーが小さく写ってます。
一番下が最近より大分前(ただ「いちご白書」よりずっと後)のご本人。髪型が変わっていない。





2020/06/22

Bruce Davison

突然、ブルース・デヴィソンである。最近のテレビドラマにも結構出てくるので見たことのある人は多いと思う。ブルース・デヴィソンは僕にとってはかなり特別の位置づけから始まっていて、大学に入って初めて見た映画が「去年の夏」という映画だった。1970年の4月に入学して、初めての週の土曜日に見たのかな。何でもよかったけれど、胸むき出しのポスターに引っ張られて見てしまいました。その時の主役の1人がブルース・デヴィソンです。正直ありきたりのパターンの映画のように思えた。その年に「いちご白書」という映画が流行って、その映画に主役で出ている、ラストシーンは非常に有名。こうなると大スター路線?と思ってました。次に見たのが「ウィラード」というどういう訳かネズミが主役?の映画、「ソクラテス」と「ベン」というネズミが主役、(続編も作られてそれが「ベン」、主題歌が「ベンのテーマ」(マイケル・ジャクソンです))。恋人役にあのソンドラ・ロック、さらにアーネスト・ボーグナインも出ていてこれもそこそこヒットした記憶が・・・。
その後僕の見る映画の路線から外れて(僕が娯楽映画路線になってしまいました)、彼の姿を見ることはなく。例のIMDBで検索したらすごい量のテレビ、映画に出ていることが分かった。アカデミー賞にもノミネートされたことがある。驚いた。中堅どころの俳優さんとして長く活躍しているということですね。
もう1つ記憶に残っているのは、ホットロッド&サーフミュージックの「ジャン&ディーン」の伝記ドラマ「夢のサーフシティ(デッドマンズカーブ)」のどちらか(ジャンかディーン)の役をやっている。僕はこの映画(テレビのみで放映した映画)を昔ビデオに録画して繰り返し見ていたけれど現在行方不明。なかなかよかった思い出があります。「サーフ・シティ」という全米No.1のヒット曲があるデュエットでしたが、どちらかが交通事故にあって音楽活動が無理になり・・という実話のドラマでした。「パサディナのおばあちゃん」も彼らのヒット曲です。
「夢のサーフシティ」は村上春樹のCDつきの本の題名にも使われている。







2020/06/20

エニグマ





例の中田敦彦のユーチューブ大学をどんどん見て、今日見たものの1つが暗号のお話。
ナチスのエニグマの話は昔から知っていたし、さらに英国版シャーロック・ホームズの主人公が出ている映画もなんかエニグマですよね…という感じで、興味があるもののまだ見ずに放っておいたら、にわかに、今日お勉強をして、アラン・チューリングの話になって、アマゾン・プレミアで一気に鑑賞。お疲れさんです。LGBTの話にまでなるとは思ってませんでした。
なんかイギリスのお札に使われる話は読んだような・・。ある意味悲劇の功労者。
気が付けば下のポスターは英語版でないですな。何語やろ??ポルトガル語かな。
蛇足ながら、エニグマの暗号理論の解説されている書籍とかブログとかさらにユーチューブまであって、まだ僕らの頭で分かりそうな暗号ロジックの限界でしょうか?今のは全く人間は分からんのかも。
そんでエニグマですが、どうも、電気回路とシリンダーの組み合わせで、例えばまず「A」と打ったら「P」と出てくる。それでも次に「A」とうっても「P」と出ない。なんでか電気回路とシリンダーが動いているから。だから設定を同じにすれば復元できる。その設定を見破るのが難儀という感じかなと僕には思えた
実話の映画というのはやはり感じるところがあります。しかも自殺で亡くなるとかになると、さらに功を遂げても世間に認められず・・・。
よく考えたら、ポーランドの数学者も功労者ですよね。戦争は色んな意味で罪づくりです。










2020/06/19

持続化給付金

最近は持続化給付金の話で盛り上がることが多い。僕の周りは該当するところは既に入金されている。ポイントを押さえて申請すればすんなりと通ると思うけれど、このようなことばかりしている人でないと勘どころは分からないだろうと思う。
絶対に数字が一致しないといけないところがあるんです。
突然、いい食材で美味しいものを作りたいと毎日考えている人ににわかに帳面を繰り出して申請させるのは酷のように感じる。国費で代行する機関を設けたほうがすんなり行けたように思う。
僕も知り合いの申請を手伝ったけれど目的が目的だけに全部ボランティアですね。
まだ補正予算が通れば(もう通った?)「家賃支援給付金」というのも出てくるらしい。
もうMMT理論で国債乱発の様相を呈してきた。
秋になれば倒産する銀行も出てくるかもしれない。昔の取り付け騒ぎが起こるかも。
日本はいや世界はどうなるんだろう。




2020/06/18

中田敦彦の YOU TUBE大学

北朝鮮のことをネットで見てたら、偶然分かりやすいユーチューブに出会って見入ってしまった。解説している人をどこかで見たことがあるなあと思って「中田敦彦」という名前を調べたら、お笑いタレントで慶応大学卒。最近は高学歴のタレントさんが増えて河原乞食の時代から様変わり。
この中田敦彦さん、優秀なバックもついているんでしょうけれど、どれくらいのペースで一つの番組を作るのかなと??ものすごく種類があって全部見るのに大分時間がかかりそう。
昨日はフェルマーの定理を見て、今日はラマヌジャンを、他にもかなり見ましたが、コロナで家にいることが多いからちょうどいいかも。
ジャンルが幅広く、世界情勢から歴史、経済、自然科学・・・数時間かけて本を読むより手っ取り早いかも。当分お世話になりそう。

2020/06/13

コロナ禍雑感

久しぶりに大阪まで行った。恐る恐る・・でも全く意に介しない人が増えているみたいでマスクはしているけれど、京都からいっぱい人が乗って来て、まあ人が少ないと思う時間を選んで乗ったから、少ないと言えば少ないけれど僕の想像を超えておりました。
これだけ人が動いて関西は感染者が出ないのはなぜか??と思ったり・・。
なんか、コロナのおかげで今まであんまり気にしなかったことが表面に出てきて楽しいというより複雑な心境であります。
ざっと挙げてみると(順不同)
・在宅でDVが増えている
・トランプさんがめちゃくちゃになってきた
・黒人VS白人発端の人種差別からあらゆる格差問題が複雑化
・感染するのが判っているのに懲りない夜の街
・「風と共に去りぬ」が上映できない
・民度って何(久しぶりに麻生さんまともなことを言ったと思ってましたが反論多い)
・オリンピック開催無理という幕引きはどうする?

最後に「民度」の話
朝日新聞に周囲を気にする国民性が民度の高い証なら、これもまた民度の脆弱さの表れではないか云々のコメントがあって、さすがに朝日さんの切り口やなあと思いつつ、でも今回はこれでかなり助かったと個人的には思っている。
周囲を気にしてマスクする国民性(僕は今までマスクをしたことがなかった)もよろしいのではないかと思ってます。
戦時中の告げ口奨励の隣組はまっぴらですが。


2020/06/12

「ふぐ」のづぼらや

あのフグの「づぼらや」が閉店するようである。
学生時代によく行った。大学が通り道だったから、JRの天王寺駅から怪しい天王寺公園(浮浪者といちゃついてるアベックでいっぱい)を抜けて新世界まで横断?していたのかな。なにせ安かった。「ほんまに河豚?」と言いながらフグをつついた。当時(1970年代)でいくらくらいだったのだろう?
社会人になってからの方がフグを食べていない。
接待で利用するところはべらぼうに高いとこが多いけど、づぼらやの方が美味しかったかもしれない。
当時の新世界は洋服の「たたき売り」をやっていて見てるだけでも面白かった「さあ~これでどうや?もってけ泥棒」(なんのことかわかります?)といいながら怪しい服を売りつける。「さくら」がいるんでしょうけど。結構人が集まって楽しかったですね。
最近は「串カツ」の方が有名になってしまいましたが、僕は新世界と言えばフグの「づぼらや」だっただけに残念です。長い間ご苦労さんでした。
しかしほんまに外食にはコロナはきついですね。
看板の河豚はひらがなだったんですね。

2020/06/11

THREE BILLBOARDS

最近はアカデミー賞をもらうような映画は見なくなって、ほとんどスターウォーズ的、ジュラシックパーク的・・・まあエンターテイメントものですね。
それとサスペンスかな。要は真面目な映画はしんどくなって途中でもういいわという見方が多い。というのはDVDかオンデマンドで見るから、昔みたいに映画館に行ったら、「ちょっと面白くないな」と思っても最後まで見ないと仕方がないですもんね。今更社会は?人生とは?愛とは?・・・というテーマは、正直年齢と共に疲れてきた。
久しぶりに、この「THREE BILLBOARDS」という映画を見た。先日から書いているヒットチャートの雑誌と同じ名前だったから興味が湧いたというのが本音。
初めは娘が殺されて、なんにもしない田舎の保安官にタテカン(ビルボード)をたてて「保安官は仕事しろ」とアピール、それで田舎中が大騒ぎというか、極めて保守的な雰囲気むんむんで(なんでこういうシーンになるとカントリーがかかるのだろう)、これは保守的な田舎の圧力に屈せず犯人を見つけるストーリー(昔見たミシシッピ・バーニングみたいな)かなと思いながら(同時にこういう展開でアカデミー賞もらう??とも思いつつ)、最後まで見ました。ふーむ、アカデミー賞をもらうということは犯人を捕まえることではないのだ!と認識を新たにした次第。久しぶりに「感じる」映画を見ました。
アメリカにおける差別、格差・・は非常に複雑でこの映画の切り口はどのようなものなのか?ちょっと気になりました。



2020/06/09

1964.04.04 1位~5位まで独占

THE BEATLESが1位から5位までを独占という伝説は有名でこの時は100位内に12曲が入っている。この話はこの間から書いている「ビルボード」誌に基づく記事が多く、では当時僕の唯一の情報源だった「キャッシュボックス」誌ではどうだったのかと言えば、やっぱり1位から5位まで独占している。ただ順位が少し違っていて、キャッシュボックスの1位は「ツイスト&シャウト」で2位に「キャント・バイ・ミー・ラブ」、3位以降は同じ。
それで100位に入っている曲も同じ12曲で曲目が同じかと言えば調べたら分かりますがここでは割愛。
アップしたのはビルボードの当時のもの。ちゃんと載せてくださるお方がいてくださってうれしいです。家宝ですよね。
これを見ていると6位のテリー・スタッフォードの「サスピション」ってその後日本でも流行るのですがアメリカでも売れていたんですね。7位はサッチモの「ハロー・ドリー」、これがそのあと1位になってビートルズを蹴落とした功績が今でも言い伝えられている。
8位はベティ・エヴェレットの「シュープ・シュープ・ソング」で意外とよく聞いた記憶があります。
9位はボビー・ビントンでアメリカでは沢山のヒット曲がありますが、当時の僕には全く興味がわかなかった歌手さん。多分女性のファンがほとんどだったのでしょうね。
10位はイギリス勢のデイブ・クラーク・ファイブ、彼らはイギリスのヒットチャートで「抱きしめたい」を蹴落とした逸話で有名。この後アメリカでは結構人気が出ます。

ビートルズをチャートで蹴落としたら、名前が残るんですよね。
本当かどうか今もって分からない逸話?キング・クリムゾンがアビーロードを蹴落としたって本当なのかな?僕の持っている資料にはないのですけど。どこのチャート??





2020/06/07

横田滋さん

BOSCHとJAZZのことを書こうと思っていたら、拉致事件の横田滋さんが亡くなったという訃報が飛び込んできた。
それ程詳しくはないけれど、僕の母親の実家が鹿児島で、実家の近所に吹上浜という砂丘(鳥取ほど大きくはないです)があって、そこで北朝鮮に連れ去られた事件があった関係で記事が出る都度気にして読んでいた。
こんなこと書けば、いい加減なことを言うなと言われそうですが、僕の経験からするとこのような会は大抵途中で空中分解するのが一般的ですが、ここまで続いたのはこの横田さん夫妻の人格のせいだと考えている。
どうしても政治を動かさないといけないから、団体になる。そこに右から左まで様々な思惑を持った支援団体が関わるようになる。意外と面倒で段々と本来の趣旨から外れてしまった事例もいっぱいあるように思う。
柔和な感じな人物でしたが清濁併せ飲めるようなしっかりされたところがあったのでしょう。
まだまだ解決には道が遠いですが、ご冥福をお祈り申し上げます。合掌。

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今日はなんでこんなことが起こったのだろう?とアホな頭なりに考えていた。
どこにも書いていないけれど、今まで人類は有史以来何回ともなく戦争をやって来て、勝ったり負けたりしながら終戦処理を行い、その後なんとか平和な状態が続き、また戦争で・・まあこういことをずっと繰り返してきた。基本、中世以降はヨーロッパの文明が進んでいたから、ドイツもあんな滅茶苦茶なことをしても、なんとか今のような繁栄を築いている。イスラエルはナチスだけは許しませんがある意味納得。日本も原子爆弾を落とされたけれど、それを恨みに思ってアメリカ人をさらうようなことはしていない。・・・・・終戦処理のなんか暗黙の了解事項みたいなものを感じる。
それが共有されないのが北朝鮮とイスラム教かなとふと思った。
一般市民の子供を誘拐して連れて行くなんて???どんな大義名分があるのだろう。



2020/06/06

WES MONTGOMERY CTI時代



あんまりJAZZのことは詳しくないので、ネットで調べたら、A&Mから発売された3部作というのは、アップした写真の2枚目から4枚目で同じコンセプトのジャケットになっている。
それまでのファンには受けなかったようですが、この3枚は売れて特に「A DAY IN THE LIFE」はビルボードのJAZZ部門では当然1位で、ロックもR&Bもその他全部入れた要はその時の流行りのトップ100位内にランキング(多分30位台だったはず)して、JAZZファンだけの存在でなくなってしまった。それが気に入らないコアなファンも多いようです。
当時のレコードは見開きで、一番下のように裏に写真の続きがあって、もうCDでは絶対無理な空間があります。
一番上の「CALIFORNIA DREAMING」は、CTIの3部作の先駆けとなったバーブ時代の作品で、このころからちょっとイージーリスニング的な路線を開拓していったということかな。
音楽だけでなく文学や政治・・いろいろな分野で改革派、日和見派、中道派・・・とまあレッテルを張られますが、僕自体はこういうのが出てないとモンゴメリーを聞いていないのでそれなりに評価してます。
「ROAD SONG」の写真を撮った人を調べました。PETE TURNERという有名な写真家さんでした。多分他の2枚もだと思いますが確認してません。




2020/06/05

BOSCH


Amazonプライムで見れるというので「BOSCH」というのを見た。4日ほどこればかり見ていたので面白くてブログの更新をパスしてしまった。
ストーリーとかキャラクターについてはまた後日に書くとして、どちらかと言えば今の若い人向きでなく、やや高年齢層に受けるかなと思った。若いお方の書き込みを読めば、僕の好きな部分が退屈に思えるみたいである。世代、時代の差??
僕の好みはハードボイルド的、ブラック・ダリアのジェイムズ・エルロイ的、舞台がロス・アンゼルスですね????・・・
主人公のボッシュ(ドイツの大企業と同じなのでややこしい)のキャラクターがなかなか複雑で一本筋が通っているようで、ミミ・ロジャース扮する弁護士さんのキャラクターとそう変わらない(こっちの弁護士の方が分かりやすい。顧客の望む方へ、すべて儲かる方へ・・)。
主人公の娘役にウォーキング・デッドに少女役(劇中でゾンビになってしまった)で出ていた(キャロルの娘役)俳優さんが大きくなって出ていていい味を出してます。
なんで、ウェス・モンゴメリーなのかと問われれば、この主人公のBOSCHさん、ジャズが好きでマランツのプレーヤー、マッキントッシュの真空管アンプ(多分)というオーディオの名器でJAZZをかけてウィスキーを味わうというのが唯一の楽しみのように僕には思えた。好みはアート・ペッパーとか他にも出てくるのですが、全然違うシーンの殺された元の奥さんを偲ぶシーンでレコードのジャケットが映るシーンがあって、一番下にアップしたウェス・モンゴメリーのカリファルニア・ドリーミン(ママ・パパの作品)が映っていた。
それで脱線ですが、一応ウェス・モンゴメリーのこの路線の三部作はアップした3枚なのですが、「A DAY IN THE LIFE」「ROAD SONG」という2枚のジャケットと雰囲気が違っていてなんでかなといつも思っています。ロゴも違うし、よく見たらレコード会社も違います。でも今となればこの3枚がセットでお薦めになっている。
個人的には「ROAD SONG」のジャケットが好きです。こうなるとやはりレコードジャケットでないとね。「A DAY IN THE LIFE」のジャケットの写真は、昔よく東京に出張していた時に、東京駅の中で大きなポスターになって貼られていて写真を撮って帰ったことがある。僕は写真家さんのことはよく知らないのですが、多分有名な写真家さんなんだろうと思っている。今から考えたらなんのポスターだったんだろう?