2021/10/30

総選挙


 このポスター神奈川のらしい。僕の住んでいるところはこれでないから。ここのは見栄えがするからアップしました。

今日の朝日新聞、各党の主張っていう欄があった。

1.税制
2.財政
3.エネルギー
4.外交・安保
上記の四つ。

まず1の税制、消費税引き下げ、野党は全部賛成
高額所得者への課税強化 全党賛成
2の財政、①財政出動を行うべきだ②財政均衡の先送り③小さな政府の方がいい
この三つ、各党ほとんど同じ①は賛成②も賛成③も賛成
要は全党がリベラルなんですよね。保守って日本にはないのです。
3のエネルギーは分かれている、原発に関しては強硬な廃止が共産党、れいわ、NHKの三つ、この三つは現実離れの党だから仕方がない。
4の防衛力強化は社民党、共産党が100%反対。

個人的は
税制は消費税はこのまま(ただし軽減税率は撤廃)
高所得者への課税強化は賛成
財政は大多数の論調と同じ(もうすこし小さな政府でもいいかな)
原発は維持すべきだと考える
外交は防衛力は強化すべき

でも、つくづく考えますが、共産党や社民党が(あり得ないけど)政権をとったらどんな国になるのだろう???
自衛隊がほとんど機能しない。原発なしで高価な再生エネルギーで国民が疲弊
与党に対する反対意見のポジションという意味だけで存在が有効で、他の意味はなさない。でも本当に真面目に国ことを考えているのだろうか??
まず企業が動かないですね。
それとNHKの党も、本来はNHK問題だけが主張で、他はあんまり興味がないというか?政党ってこういうのもありだと初めて気がついた。貴重な経験です。






2021/10/25

生活保護制度からの考察


 コロナ禍で生活に困窮したひとが生活保護の申請をする話がよく出ている。その条件とは上記の4つらしい。
一番のネックは「親族などで支援してもらえる人がいない」らしい。
生活の困窮は他人に知られても親族には知られたくない人が多い。
僕は常々、国家は「『国』対『一人の個人』」の繋がりであるべきだと思っている。そういう国家のあり方がべストだとずっと思っている。この役目を阻害する仕掛けが戸籍とか親族とかそういう目に見えない縛りの制度で、僕には訳の分からん(本当は分かってますが)嫌な仕掛けだと常々思っている。戦時中の隣組とかいわゆる「見張り国家」、本当にいやですね。夫婦別姓も戸籍制度を大事だと思う人は絶対認めないと思う。

要はどんな国家が理想的かという話になると思うけれど。理想はどう考えても「政府なんかいらないのがべスト」なんだと思う。ただあり得ないと思っているので理想は理想として置いておいて現実的な解決策を考えよう。
現実的には、もう親戚云々の時代は過ぎ去って、夫婦もどちらかと言えば独立した個人の共同生活だと考える時代になっている。男女平等で収入も同じ仕事なら同じ報酬になっていけば(なっていないとおかしいのですけど)、もっと世の中が変わっていく。
50年くらい前までの結婚しないと女性は生活していけない時代は消えているはずなんですが、実体は女性一人ではなかなか食べていけない。
シングルマザーというのは、マザーだから子供がいるということで、シングルだけならまだ食えるのかな??これも怪しいよね。
で、たいてい子供を女の人が育てるから生活が苦しい。さらに養育費ってちゃんと払っていない男が多い。僕の周りでは半分ぐらいが払っていない。再婚したらほぼ払っていないね。
ちょっと脱線しましたが、要は男女隔てなく一個人として暮らせる仕組みが出来上がっていない(日本が本気で作ろうと思っているかどうかは疑問ですけど)から、今のような状況になっている。支離滅裂になってきた。
言いたいことは、親戚が億万長者でも「本人が困窮していれば生活保護を支給すべし」ということ。







2021/10/21

給料が上がらない。給料をあげれない。


 選挙になってにわかに、「この30年給料が増えていない」が俄然話題になるようになった。
ただ、どうしたら上がるかを提案できる政党は1つもいない。
無理やり上げるという政党さんはいらっしゃるけれど、そんなことしたら、後どうなるかは責任をもってくれなさそうな政党ばかりで信頼できない。
代表的な与野党でも、どうしたら給料が増えるのか、まあ早く言えば日本経済が回復するのかは政治家さんは分かっていないようである。

ただ、長年、統計やグラフを見て来た経験から言わせていただければ、この手のデータを読み解くにはなかなか一筋縄でいかない世界があって、本当の世界を見つけるのは困難だと思っている。
日本の所得が少ないのは、勤労者の範囲が増えたのが一つの原因、つまり高齢者が働きだした。昔はほとんどが65歳(昔は60歳)以上になったら、年金生活で統計には入って来なかった。今は安い賃金で働いている人も統計に組み込まれている。
この辺りが、国際的に比較してどうなのか?
世代別とか同じ土俵の上に載せて比較する工夫を考えないと単純に行かないと思っている。
ただ、世界の動きに比べて日本は劣っているのは確かだと思っている。

荒っぽく言えば、世界をリードする製造業がなくなった。
半導体で、アメリカから無理難題を言われて大人しく引き下がってサムソンに抜かれてからあっという間の凋落ぶり、今や見る影もない。
次に車も危なくなってきた。ハイブリッド車をすっ飛ばしてということは日本の技術を無視してということで、即、丸々電気自動車の世界に、ここでは優位性はなく、今のところ一緒のスタートラインなのかな?ちょっと劣勢かも。

ということで、次の世界で優位にたてる技術の確立が大事なのは企業は分かっている。そこを国家がどうサポートできるか?そういうことを政治家は分かっているのかな???甚だ疑問。
パイが小さくなれば分配も少なくなる。当たり前のことを言う政治家が非常に少ない。どんどん小さくなるパイの分け方ばかり言っている。
昔読んだ本を思い出した。様々な角度から賃金が上がらない要因を分析されていてとても感心した思い出がある。

2021/10/18

ジェフベックの来なかった円山音楽堂


 
「ジェフ・ベックの来なかった円山音楽堂」という歌がある。
豊田勇三という京都のフォークシンガーが歌っている曲で、下の方のレコードに入っているらしい。らしいというのは聞いていないから。
京都はフォークル、岡林といっぱい有名なフォーク歌手がでて、僕は苦手だったので詳しくない。
この「ジェフ・ベックの来なかった円山音楽堂」というのは、1975年の夏に京都の八坂さんの円山音楽堂にジェフ・ベックが来るということで行ったのに、風邪だったかな、まあ来なかったという事件です。
ジェフ・ベックのコンサートなら払い戻しになると思うけれど、確かいろいろ出てきて、もう思い出せないです。確か「ニューヨークドールズ」が出てたのは覚えてる。
問題は、色々出てきてトリがジェフ・ベックだと誰もが思って待っている。
でも出てこない、しかも雨が降って来て土砂降りでずぶぬれに
ひょっとしたら「ジェフ・ベックの来なかった〖雨の〗円山音楽堂」だったかも。
結局出てこなかった、お詫びに「ニューヨークドールズ」がもう一回出て来た。それほど見たくもないのに拍手したね。
僕はその時、就職していて広島にいた。実家が大阪だったので、夏休みだったからだと思うけど円山音楽堂まで行ったわけね。ずぶぬれになって、濡れたまま河原町まで歩いて、立ち食いうどん屋に入ったらうどん屋の人が「今日は濡れた人ばかりくるなあ」と言ってたのを思い出した。
ジェフ・ベックは今でも現役でなんか特異なポジションを極めたっぽい感じがしている。
孤高のギタリスト。恰好いいです。
【追加】
いくらなんでも聞かずに書くのもと思い、ユーチューブで「ジェフ・ベックの来なかった雨の円山音楽堂」を聞いてみる。これって歌なんか?
フォーク歌手ってほとんどボブ・ディランばかりと思っていたけど、ジェフ・ベックのファンもいたのですね。
8月6日の木曜日だったらしい。クリエーションも出ていたらしい。沖縄のコンディション・グリーンも出ていたような(思い出してきた)
同時に思い出したことがある。
ロッド・スチュアートも会場に行ったら病気で中止だったことがあった。この時は前座の予定だった内田裕也さんを見て帰って来た。この時はお金が返金された。
ロッドとジェフ・ベック・・それにしても偶然過ぎるなあ。



2021/10/17

総選挙

総選挙である。
荒っぽい感想を述べれば、若い人が選挙に行かないから、年寄りが年寄り向けの政策を立案する政治家ばかり選んで、若い人を食い物にしているのが現状だと思っている。
僕らはいいけど、このままでは日本は完全に沈む。
年寄りばかり病院に行って(まあ仕方がないですよね。僕も行ってるから)、それに見合う費用を若い人に支援してもらっている。素晴らしい構造ですが、破綻が目前。

資産状況に応じて医療費を決めたらどうだろう。年寄りには高額医療費を払える人結構いますよ。

橋下知事か市長の時代に食いついて有名になった「大石あきこ」さんが令和新選組に参加して活動してますが、彼女がこの30年くらいで所得が年間100万くらい減っているので取り戻そうという演説をたまたまユーチューブで見たことがある。
面白い「題目」だと思ったから。

「取り戻す」????僕には意味が解からなかった。
国から取り戻す???国が払うべき金額を払ってくれなかった???から、「国のせい」?
「国のせい」と決めれる人は幸せ。文句を言う相手がいる人は幸せ。
いずれにしても、国がまずその差額を払う(補填する)???
方法は色んな給付金とか補助金とか駆使して「あと○○万円」という話をされてます。

それで復活するのなら既にやっていると思うのですけど。そんな単純なものではないと思う。思うというのは、誰もやったことがないからわからない。

大石さんはその資金として国債を出すという。正直どこまで国債を出していいのかは、超有名な学者も分かっていないように思う。いろいろと調べているけど、確固たる理論はなさそう。

僕もこの30年間のマイナス成長は国の政策がまずかったと思ってるけど(マイナス成長は先進国では日本だけですよ)国のせいまでとは思っていない。大石さんの考え方には結びつかない。間違っているとも言えないけどかなり突飛すぎる?
それと、どんどん給付して、社会保険料を下げて、国民の所得は増えるけど、経済が回復するか?が分からない。今なら貯蓄に回して消費しないと思う。


上記の政策が正しいかどうかはともかく、少なくとも、有権者はもし立候補するとしたら投票するよね。

大石さんて、もろ大阪弁で親しみが湧くのと、優秀な頭脳をお持ちの方が令和新選組というイロモノ扱いの政党に入って頑張っていらっしゃるというのが実に不思議に思えて見てしまう。

頑張ってと思いながら(住んでるところが違うから投票できませんけど)、いまいち正しいのかなと思ってしまいます。反って悩んでしまうわ。

でも、いつも思うのは総じて政治家って無責任でその通りならなかっても訴えられない(まあ当然)、ほら吹きが得するといつも思っているので。
大石さんはもし当選されてもほら吹きにはならないで欲しいと思ってます。




 

2021/10/15

LET IT BE


どういう訳かビートルズとしては最後のアルバムとなった(本当はアビーロードが最後なのに、発売の順番が入れ替わった)レット・イット・ビーのスペシャルエディションが本日発売された。
もともと「GET BACK」という題名のアルバムになるはずで、有名な屋上のライブは1969年の1月30日の収録で、本来なら1969年の春くらいには出たはず。
その頃のビートルズはもう解散騒ぎでぎくしゃくしている頂点だったようで(レット・イット・ビーの映画も暗い感じですもんね)、すんなりと発売まで行かなかった。そして不思議なことに「アビーロード」の制作に突入。
ぎくしゃくした状態であのレコードが作れるというのも化け物の証拠ですけど。
結局、ゲットバック(後で改題してレット・イット・ビー)が発売されないまま、アビーロードから世に出ることになる。
アビーロードが出てから、ゲットバックの音源を先日コロナでしかも獄中で亡くなったあのフィル・スペクターが編集して「レット・イット・ビー」として世の中に出てくることに。要は最後の仕上げにビートルズは参加していない。
ただ、マークルイソンの「全記録」によれば1970年の1月に4人が一堂に会することはなかったけれど手を加えていったみたい。やっぱり契約の関係なんでしょうね。この辺りが「もや~」とした気持ちが残っていて本当にビートルズが出したかったものなのという気持ちがある人もいる。
さらに、どうでもいいけど、最後のビートルズのアルバムは「アビーロード」か「レット・イット・ビー」かという論争にもつながる。
とはいえ一応、発売の順番としてはビートルズのラストのレコード。
その時、ブックレット付の特別版がでて確か5000円くらいだったと思う。欲しかったけれど当時は買えなかった。
レット・イット・ビーは、まずフィル・スペクターが編集したものが出て、それが気に入らなかったポール・マッカートニーのネイキッド・バージョンがでて、今回はもともと依頼されていたグリン・ジョンズのバージョン(全曲ではない)もついている。個人的には一番聞きたい代物。
音については詳しい方は色々と書かれてますが、僕にはそれほど差が分からないので、フィル・スペクターのもいいなあと思っている。
グリン・ジョンズってビートルズとはあまり縁がないお方ですがあのツエッペリンの一枚目のエンジニア(詳しくは分からない)さんで大物を手掛けている有名人です。どちらかと言えばフィル・スペクターの対局にいる方のようで、要はあんまり手を加えない「素のまま(元の音源)」を大事にする考え方みたい。裏方さんで音が変わるというのも、こんな騒ぎが起こらないと全く知らない世界でした。
まあ、秋の夜長を堪能しながら聞き比べてみます。
例のディズニー・チャンネルに入っていたら映画「GET BACK」が見れます。追加料金がいるのだと思うけれど。僕は後日ゆっくりDVDになってから見ます。


2021/10/11

教えてください。JOHN&YOKO&?(WHO)


 200頁の写真に掲載されている写真の中にもう一つ写真があって、ジョンレノンとオノヨーコともう1人写っている。このもう1人が誰なのか今もって分からない。
どなたか詳しい方教えてください。
といっても誰もみてないか?
200頁の写真を載せたらいいと思うけど、多分違反なんだろうね。

最近の読書 その2


 




2021/10/08

最近の読書

読書の秋でもないけど、まあ時間がいっぱいあるので、真面目な本を読んでみよう。
一番上は、早よ言うたら、「お金はなんぼ刷っても大丈夫」というホンマでっか?と思いつつ、ほんまやったら助かるということで政治家が利用したがっている理論。提唱者がなかなかの別嬪さんで、これも盛り上がりを助長しているらしい。
真ん中はイギリスの重鎮さんで、どちらかと言えば、今の資本主義の「あかん」点をどうして治していくかという真面目な本。
もう何回も書いているけれど、アメリカを頂点として繁栄してきたようにみえる「資本主義経済」はどの時点からか分からないけれど「これから先も反映し続ける???」という疑問符がつきだした。それまでは富めるものは富むのは当然としても、富まざる者もそこそこの暮らしが出来る時代が続いてきたから、それほど不満が爆発しなかった。
今は富まざる者の生活水準が低下しだしたのだと思う。日本もそう。サラリーマンの平均所得は10年前に比べて大きく下がっている。それに比べて、物価はそれほど下がっていない。だから生活は苦しいと思う人が増えている。
まあこれは日本というまだまだましな国の話。
ポール・コリアーの本はアフリカの諸国からの問題提起・・・・こうなるともう複雑で、正直、今のアフリカ経済の問題の首謀者はヨーロッパの列強諸国・・。アジアも同じ。
コロナのワクチンの接種の問題でもアフリカの接種率なんて話題にも上らなくなっている。
というわけで、単純な僕の頭ではかなり混乱気味。もう解決なんて無理!!という気になる。
それで、下は「村上春樹」の「遠い太鼓」を再読。
僕は処女作(これも差別用語かな)「風の歌を聴け」を偶然本屋で見つけて買ってからもう30年以上の読者で、最近はどうも純文学は苦手になって来てます。
どうも、ノーベル賞の頃になると、マスコミが盛り上げるので、発表の瞬間を集まって見ている連中を正直馬鹿らしく思ってきている(もうどうでもよろしいですやん)。
ノーベル賞の文学賞って、共作ってまずないから基本的に「1人」がもらう。科学者は3人受賞とかいますけどね。
それと、最近は10月になるとノーベル賞が話題になるから、考えてみると、ノーベル賞を選ぶ組織(財団?)の傾向が見えてきて、平和賞は民主主義を守る活動、文学賞は今まで知られていなかった国(多分日本では翻訳されていない作家)から選ぶのが続きそう、地球温暖化に対する開発とか、なんか時流の影響を受ける傾向を最近特に感じる。
もっと、さすがに「ノーベル賞」という気がする人選を期待したい。
昔は、ノーベル賞もオリンピックも同列に並んでいたと思う。
ノーベル賞をもらったらすべての国が喜ぶ賞だとね。今はどうもそうでなくなった。
最悪、オリンピックもそうなるかも。そんなことを考えるとまだ中国がオリンピックを開催しようとしているのは救いだということか。